魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編 (中) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916097

作品紹介・あらすじ

西暦二〇九五年十二月。雫との『交換留学生』として、USNA(北アメリカ大陸合衆国)からリーナが魔法科高校にやってきた。達也は、彼女が大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人であることを瞬時に見抜く。そして、同じ時期に東京で発生した『吸血鬼』事件-魔法師の血液を抜き取る連続傷害事件との関わりを探るのだった。『吸血鬼』事件の全容は次第に明らかになりつつあった。達也のヒントと幹比古の古式魔法によって、『吸血鬼』の正体が『パラサイト』と呼ばれる『魔性』であることを突き止める。しかし、別次元から意図せずに招かれたその『来訪者』は、ついに魔法科高校に襲来する。その『吸血鬼』の正体(宿主)は、意外な人物で-!

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】
    今後長い間、達也を悩ませる「パラサイト」発生の元になったUSNAによるマイクロブラックホール生成実験のきっかけが、達也が起こした灼熱のハロウィンだったというのは皮肉なことですね。シリアスな吸血鬼編が続きますが、その緊張感をバレンタインイベントが和らげており、特に真由美の子供っぽいイタズラが可愛らしい。そしてほのかの想いを体現したロボット・ピクシーの登場エピソードが実に微笑ましい。来訪者編クライマックスが見えてきたエピローグでした。
    深雪vsリーナ一騎打ちの後からピクシー覚醒を経てスターズ強襲まで。

  • 激しいバトルシーンの印象は比較的薄く、何気に良い雰囲気な幹比古&美月、不本意に暴走するほのか、日本の文化に触れるリーナというちょっとほんわかな印象の方が強い。
    ただ毎度ながら登場人物や専門用語の欄が完璧コピペなので、ある程度(例えばこの来訪者編では無関係なものは)省いてほしかった。
    増える一方だし、分からない言葉や人が出てきたから一覧を見たのに載っていなくて意味がなかった(苦笑)

  • 来訪者編の2巻目。
    やっとバンパイヤの正体がパラサイトだということと、攻撃手段がなんとかめどが立ってきたというところ。
    最後は3度目のアンジーとの決戦直前で切るという、アニメ的な感じで終わりでした。
    読み返してみたら、この巻は結構重要キャラがでてきてますね。ピクシーと七賢者。
    七賢者のレイが雫にちょっかいかけてるのはこの後のフラグなんだろうか。

  • ライトノベル

  • とうとうこのシリーズも二桁台。今回は、訪問者編の<中>にあたる内容。パラサイトとの直接対決が行われます。あと、バレンタインデーイベントもおまけのように存在しております。この辺でギリギリ学園ものの体裁を保っていますね。

    SFとファンタジーのシーソーでうまくバランスを取っている本作品。無事着地できるのか若干心配でありますが、続きを期待しております。

    ちなみに、新キャラというか新キャラじゃないというか、も登場しております。

  • 中だるみ編。
    バレンタインイベントも盛り上がらへんかったな。

  • 見どころは、パラサイトがロボに憑依したところかな。

  • 知識の量は、学習時間に依存する。
    物覚えが良くても、それは知るということに時間をかけることが前提になる。

  • ほのかロボ、呆気にとられた。アンジーこんなもんかと思ってたけど次巻でどうなることやら。

  • 来訪者編の中巻。今までの中だと上中下巻があるのは初めて。上巻では単純に見えていた内容も多くの組織や思惑が絡んできてなかなか複雑な事態に。
    今回は達也とUSNA(リーナ)に焦点が当てられた内容。今までの名前は出てきたけど直接達也とは関わらなかった脩次が出てくるなど面白い進み方。戦術魔法師同士の戦いと言いつつも達也らしく戦略的な戦闘運びで面白い内容だった。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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