なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 614
レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916202

感想・レビュー・書評

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  • 『know』とか『2』の方がずっと良い。ややインパクトに欠ける。野崎まど作品は読破せねばという強い意志を持った人以外は、特に読まなくて良い。

  • 期待はずれ。うさぎがおっさんで思ったほど魅力的じゃないし、縁の紐っていうのも微妙。

  • 野崎まどは人の精神にメスを入れることを生業にする作家だと思っていたけれど、この物語はそんな印象を覆すかのような謳い文句どおりのハートウォーミングストーリーだ。
    軽妙な掛け合いや文章のテンポは少しも損なわれていないが、これまで野崎まどを追いかけてきた人には物足りない、ある種のヌルさを感じるかもしれない。

    ほんの数十ページも読めばわかることだが、この作品においては"縁"が物語を進めるための非常に重要なファクターとして扱われている。
    しかしその一方で、彼ら彼女らの関係性において結ばれた"縁"がどの程度影響を与えるのか明確に指し示すものは無い、どころか縁を操作する「うさぎさん」自身が"縁"は"縁"でそれ以上でもそれ以下でもない、というようなことを言ったりする。
    主人公ことゆかり君はことあるごとに"縁"に意味を見出そうとするのだがその都度うさぎさんに注意を受け、頼まれもしない面倒事を引き込んでしまう。

    人と人との出会いにおける偶然、それに名前を付けるなら"縁"ということになるのだろう。それを尊いものと感じ、維持しようと努力するなら"良縁"にもなりうる。
    要は心の持ちようだ、と言っているだけなのだが、その突き放した感じはむしろ野崎まどらしいなと思ったのだった。

    あと眼鏡を持ち上げるネタがいい加減しつこいなと思った頃に笑わされたのでこの辺りの絶妙なセンスはさすがだった。

  • これがまた「2」のようにつながるであろうことはわかってる。しかしそれにしても面白くなかった。シュールな笑いは健在。

    思ったけど一度手の内がばれている以上、また「2」のような展開はこないのでは。ちなみにそのときのタイトルは「Re:2」だと思う。

著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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