なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)

著者 :
  • アスキーメディアワークス
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本棚登録 : 617
レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048916202

感想・レビュー・書評

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  • 大学の生徒会的なところでデキる先輩・西院さんにコキ使われている主人公ゆかりくんは、ある日唐突に人と人とを結ぶ「縁」が見えるようになり、その縁を結んだり切ったりする神様のような「うさぎさん」と出会う。
    …うっかり自分と繋がっている誰かの縁を切られてしまったことから、それを結び直して貰うためにうさぎさんの手伝いをすることに。
    学園内の様々な、縁にまつわるエピソード。

    乙一でいう「白乙一」に相当するような、「白野崎まど」的なほっこり系作品。裏読みとか必要なく、適宜出てくる会話のセンスが野崎作品だなあと思いながらまったりする感じの。
    コンセプトはラノベの「神様の御用人」シリーズにちょっと似てるかなあと思った。

  • 最近実際には見えないことや、聞こえないこと、ありえないことなどを題材にした物語を読むことが増えてる気がします。
    これも なにかのご縁でしょうか?

  • きれいな野崎まど。大学生活のあの怠惰で無限の可能性に満ちたワクワク感が縁というテーマで繋がってて清々しい気持ちになれた。

  • 縁結びのうさぎさんの手伝いをすることになった大学生ゆかりくんの話。
    うさぎさんが可愛らしくて和む。

  • 再読。野崎まど、まさかのハートウォーミングな物語。こんなひねくれていない話も書くのかとびっくり。しかも良い。ひょんなことから人と人との「縁」が見えるようになった主人公が、縁結びの師匠うさぎさん(しゃべる、グルメにはうるさい、ゲーム好き)と縁結びしたりしなかったりする話。連作短編で、可笑しい掛け合いが多く楽しく読めるのだけど、どれも根底に愛があってぐっとくる。

  • 縁を見る人語を話すうさぎと出会った、大学生の男の子の話。色々な縁にほっこりする。
    2015/3/3

  • ウサギさんがかわいい。まずそれ第一。
    喋るうさぎさんに出会ったゆかりという主人公はうさぎさんとともにいろんな人の縁を結んだり切ったりしていくというお話。
    独特なのが異物であるうさぎさんに頼りきっていないところ、行動が自分の考え中心でうさぎさんはサポート兼愛玩動物として活躍。
    正直この設定は盛り上がらないなと読みながら思っていたのだが、西院さんのエピソードに入ってからはむしろそれが活きたシーンが増えて見ごたえがありとても気に入った。慌しくない世界観の中での二人は名コンビだと思う、見ていて暖かくなる。
    2巻も所持しているので早速読み進めたい。

  • 読後感スッキリの、とても癒される作品でした。縁というテーマを上手く際立たせていた印象です。他の方のレビューにもあるように、この作者の著作としてはややインパクトに欠け優等生的に感じましたが、読んで損はないと思います。

  • 主人公の男の子にしか見えないうさぎ( )の持つ縁結びが人を繋がりどんどん話が発展してゆき、最後には……‼︎‼︎

    そのうさぎください(。ノ・ω・)ノ

  • 何が良いってうさぎさんが可愛い!

    大学生あるあるみたいなのも所々にあって最後までページが止まりませんでした!

    ゆかりくんの人を思う気持ちが優しくて好きですねー


    続編出ないかなー、あるのかな

  • 前にパーフェクトフレンドを読みました。
    そのまえにアムリタを読もうとして挫折しています。

    野崎まどの作品は、読み始めたら読めるんですが、読むまでが中々…。

    今回も挫折しそうになったんですが、一話読んでしまうとスラスラーと読み終わりました。

    うさぎさんの態度のでかさと、ゆかりくんの誠実さがかけ合わさって面白作品です。

  • 野崎まどとは思えないハートウォーミングっぷりに微妙に拍子抜けしつつもタマにはこういうのもアリだよねと、いやだって野崎まどもこの路線かよとか野暮な批判いかにもありそうだしなー。

    とまれキャラもいい感じなんで素直に続編に期待したいところ。

  • まどさんのこれまでの作品から考えると、驚くほどに優しい世界でした。
    フードにうさ耳がついている物などは見かけた事がありますが、フードの中にうさぎが入っているなんて。
    うさぎさんの食事風景やゲーム中の姿なども可愛い。時にバイオレンスなのも個人的には好き。
    西院さんとうさぎさんの触れ合いをもっと見てみたかった。
    これから春……。ゆかり君の眼球が心配です。

  • 野崎まどが「普通」のハートウォーミングな作品を出すということ自体が普通ではない。前作の「2」を終えて、新たな領域に踏み出すのか、ただのクッションとして用意したのか…。

    内容としては普通の出来。クスリと笑う場面がいつもどうりな感じ。
    というか今までの作品に共通していた「ひっくり返し」が無いまま最初から最後まで通した印象。

  • 野崎まどの書く話がこのまま終わる筈がないと、油断せずに読み進めたが何の驚きもなく読み終えた。何の仕掛けも無いということに驚いたけど。
    うさぎさんとの掛け合いや魅力的な登場人物となど「普通」の小説としてもかなり楽しめた。

  • 野崎まどということで(いい意味で)不安だったけれど、そんな期待は裏切られた感。
    しかしこれがまた面白いから、「野崎まど劇場」と同じく作者の幅の広さが素直にスゴイと思える。

  • ほっこり。な言葉が良く似合う本だと思う。可愛いうさぎさんの親父声と身近に居そうな大学生達。ハラハラやドキドキでは無いけれど、心地良く手に取れる本。自身でも色んな縁を感じる日々、うさぎさんと一緒に見てみたいものです。

  • 話の内容は嫌いじゃない。
    縁についての考えた方?が印象的だった。

  • ■お人好しの青年と不思議なうさぎが織りなす一風変わった『縁結び』の物語。

    大学の自治会で忙しく働く毎日を送っていた青年・波多野ゆかりくんは、あるとき謎の白うさぎと出会いました。いきなり喋った彼もとい「うさぎさん」は、なんとその自慢の長い耳で人の『縁』の紐を結んだり、ハサミのようにちょきんとやったり出来るのだそうです。そしてうさぎさんは、ゆかりくんにもその『縁』を見る力があると言います。そうして二人は、恋人や親友、家族など様々な『縁』のトラブルに巻き込まれ……?誰かの『ご縁』をめぐってゆかりくんとうさぎさんが大活躍!? とても愉快でちょっと切ないハートウォーミング・ストーリー登場。

  • これも何かの縁であったお話。    
    良縁で結ばれる男女。   
    友誼の縁で繋がる友。   
    血で繋がる家族の縁。   
    切って告別死人の縁。   

    良いお話だった。     心に染み入る物語。

  • 読んでいる途中、これが野崎作品であることを忘れていた。なんとほのぼのほっこりな作品なのか。

    特に二話が良かったな、阿呆な大学生らしくて
    眼鏡を上げるだけとかどんだけだし♪
    台詞回しは相変わらずの切れ味!
    爆笑ではないけどニヤニヤできる

    「2」で総まとめやっちゃったから新しいスタイルを模索し始めたってことなのかな

    まだまだ注目だな

著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『2 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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