ストライク・ザ・ブラッド8 愚者と暴君 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.92
  • (23)
  • (30)
  • (24)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 363
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048917506

作品紹介・あらすじ

中学生の暁古城が、入院中の妹を見舞うために訪れた病院で出会ったのは、アヴローラと呼ばれる吸血鬼の少女だった。彼女こそが衰弱する凪沙の命を救う鍵だと知らされて、囚われていたアヴローラの逃亡に手を貸す古城。そんな古城の前に現れた兵器商人ザハリアスは、完全な第四真祖を復活させるために、アヴローラを引き渡すように要求する。ザハリアスが仕掛けた"宴"によって絃神島が危機に陥る中、ついに覚醒する第四真祖。その思いがけない正体とは?古城は真祖の復活を阻止して、絃神島壊滅の危機を救えるのか-?世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第八弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第4真祖とは何か、が解き明かされる。アヴローラの天然さに癒されるが、最後に古城が自分の手でアヴローラを永遠の眠りにつかせる場面では涙が止まらなかった。

  • 【電子書籍・再読】これまで語られることのなかった1年前の”焰光の宴”の正体が遂に明かされ、古城が如何にして第四真粗に成るに至ったかが描かれます。眷獣どうしのバトルは手に汗握る展開で、また悲劇的にみえて救いのある結末で良かった。このお話しから分かるのは、真の正妻はアヴローラであるということだな。不器用で面白ろ可愛らしいヴェルディアナがいつか再登場してくれると嬉しい。残った謎は”聖殲”とは何かということ。次はこれに向けて物語が動くのでしょう。次から新展開ということで今後が楽しみである。

  • 過去編は
    これで一段落
    何か全てがわかったようだけど
    やっぱりまだ
    明かされてないことが
    多くあるんだろうな
    今全て明かしてないだろう
    何が起こる
    どう起こる
    この先は
    誰がどうするのか
    時の流れは
    元に戻る
    少しだけ世界に
    馴染みやすくなるかね

  • 昔話。
    時間の切り替えがいまいちなんで、微妙に読みにくかった。

  • 過去編。アブローラとの出会いの話。
    読む限りだと、人間から血の従者になっているだけで、真租を喰っていないのではないか?
    確かに眷獣を引き継いだけど、それが真租になるための条件なのか??あと、アブローラが持っていた眷獣は7体だったけど、残りはどうなったの??とか、疑問に残ることばかり。

  • 前巻に続き過去編
    いかにして古城が第四真祖になったのか…という話

    凪沙が前々から謎だったけど、
    どういうことかがわかった。

    悲劇にならないようにってあとがきに書かれてたけど、
    古城がアヴローラを本意でないにしろ殺した時点で悲劇なのではないかなと思った。

    浅葱も古城のこと知っちゃったしこれからどうなるのか楽しみ。

  • やっとすべてのここまでのストーリーが繋がりましたね。

  • 古城くんが第4始祖になった経緯が語られた。
    アヴローラから…というのは前々からわかっていたんだけど、どうも渚沙の中にいるのがどうして…と思っていたら、渚沙→アヴローラ→古城だったのね。
    浅葱にもばれちゃったし、これからどうなるのかな。

  • 過去話。そもそもの発端となった話。記憶を掘り起こす、という想定で書かれているのがうまい逃げ道を残してるというか。

    やはり、そっちが本命か、という結果であった。
    あと、そろそろ風呂敷たたもうな。作者の前科からするとそろそろ、だとおもう。


    きちんと完結してほしい、とおもうくらいには面白い話だよ?

  • 8巻に来て、ようやくというべきか、始まりの物語。始まりからして、結構きつい道を選んでいたんだなぁ、と言うのが辛かったです。ただ、過酷な運命を共に歩んで、古城を生かすために消えたと思っていたアヴローラが凪沙の中で生きているのは、嬉しいです。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)銀賞、第1回日本SF新人賞、第5回スニーカー大賞特別賞を受賞。代表作は『ランブルフィッシュ』シリーズ、『アスラクライン』シリーズ。

「2023年 『ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三雲岳斗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×