彼は彼の唇に抗えない (B‐PRINCE文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.33
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048918268

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モヤッとするぅ!!

  • ・意地悪な先輩ですが、仕事上では後押しをしてくれ、受けの才能を開花する手助けをしてくれるのが
    良かった。
    (受けへの想いを隠して、応援する感じも好みでした。)

  • 仕事に熱い話は好きです。

  • リーマンもので再会愛。好物です。
    両親の離婚で思わぬ試練を余儀なくされてしまった瑞季は、頑張りを見せて今は中堅広告代理店の社員として地道に働く毎日。ある日、クライアント先で高校時代の初恋の相手須藤と10年ぶりに再会します。バスケ部の先輩だった須藤からとても可愛がられていたのに、家の事情を素直に言い出せずひどい別れ方をしてしまったことがまだ尾を引いているのか、彼の態度は冷たくて。

    すっごくイジワルな先輩に酷い仕打ちをされて復讐されてしまうのかと思ったら、けっこう可愛がられてるじゃん!と突っ込みたくなりました。
    瑞季は先輩のことを引きずりすぎて、後ろめたさも手伝って余裕がないので、須藤の気持ちを推し量ることができていません。そのくせ、カッコイイ…とかってぼーっとなってたりする隙がありまくりで、可愛げもあります。
    須藤は、一見鼻持ちならないタイプなんですが、さりげなくしっかり瑞季の力になっているところが好感でした。

    広告代理店で働く瑞季の様子が生き生きと描かれていて引き込まれました。仕事での人間関係やトラブル、そして達成感が恋愛とうまーく絡んでいて絶妙でした。
    好きな仕事をやり遂げるために瑞季は須藤を無視することができず、それどころか過剰に意識するはめになってしまいます。先輩が誤解したままでイジワルで酷いことを言ってくるのに、瑞季は今でも好きで好きで仕方ないくせに意地を張っちゃいます。
    切なくて胸が痛くなる展開で、でも可愛がられて甘やかされてほっとできます。
    エロ的にも言葉攻めのイジワルHに萌えました。

  • もっと酷い攻めを想像してたんですけれど、まぁまだマシなほうではないかしら? 只、言っている事はかなり酷い事を言ってますよね。恋愛面で酷いというパターンではなくて、 人としてどう?っていうタイプの酷さかな。 別に瑞季が思っているような酷い振り方でもないと思うんだけどなぁ。 どんなけ根に持ってるんだ!と言いたくなりますね。 売り言葉に買い言葉的に酷い事も言ってますけれど、 ちょっぴり切なくて好きなお話でした♪

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

小説家。
小説家:洸らと共に、M企画祭り囃子編集部を主催。

義月粧子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×