星の眠る湖へ ―愛を探しに― (メディアワークス文庫)
- アスキー・メディアワークス (2013年7月25日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048918657
作品紹介・あらすじ
侯爵家に幼少の頃から居候している静かな少年、廉。侯爵家の跡継ぎで、廉を本当の弟のように可愛がる、闊達な壮。そして壮の美しい婚約者、羽衣子。キラキラと輝く青春時代を過ごした三人は、それぞれの運命に導かれ、やがて離ればなれになっていく。数年後、デザイン事務所で働くようになった廉のもとへ、壮と羽衣子が結婚したとの知らせが届く。二人と会えないまま、また数年が過ぎた頃、壮から連絡があり-。三人の男女が紡ぐ、美しくも切ない愛と友情の物語。
感想・レビュー・書評
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帯に「僕は君が好きだったよ」とあったので恋愛小説かなと思ったら予想外。巻頭の白鳥が結局誰なのかは分からず。(この人かなという気もするけど確信はない)お金持ちの家の子壮が嫌なやつになるのではと思っていたけど、いい人になってよかった!めっちゃいいやつ!でもカゴの中の鳥。羽ばたきたくても羽ばたけない。早くから先のことを諦めて。お金持ちだから幸せってわけじゃないんだなと痛感。羽衣子ちゃんの気持ちも分からなくもないけど同性として複雑です。どうして?子供はどうなったんだろう。野口さんはどうなったんだろう。
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洋書のような感覚、そしてそれを訳したかのような文体。洋書好きな方は好きかもしれない。キャラクターの魅力は存分に伝わります。悲しいお話でもあり、最後は泣きました。
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