失恋探偵ももせ2 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.94
  • (5)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048918695

作品紹介・あらすじ

ミステリ研究会の部室を根城に行われる、学校非公認の探偵活動-失恋探偵。千代田百瀬と野々村九十九は、解散の危機を乗り越え、再び「失恋探偵」として恋に破れた人のために失恋の真実を調べる日々を送ることになった。しかし依頼人たちの失恋に触れるうち、一度は通じ合ったはずの気持ちに思わぬかたちで影が差しはじめて…。「恋は常に、痛みを伴います」「だとしても、俺たちは上手くやれるよ」両思いになった日に交わしたその言葉は、果たされるのか-。第19回電撃小説大賞"電撃文庫MAGAZINE賞"受賞の、叶わぬ恋の謎を紐解く学園青春"失恋"ミステリ、待望の第2弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんか、主人公の野々村にイライラしっぱないだった。その振る舞いに、ヒロインが傷つくばかりだろうって。途中で何度、読むのを止めようって思ったか分からない。
    しかし、その事を先輩に指摘され、結果、ヒロインとちゃんと恋人同士になると、これはこれで読んでいる方はきついなって思わせられる。
    他人の失恋について聞かされるのはキツいが、ラブラブ話を聞かされるのはもっとダメージを受けるんだなって、気づかなくていいことに気づいてしまった。

  • 両思いになった野々村と百瀬。そんな2人が失恋探偵として活躍する学園ミステリの続編。両思いになったけれど、しだいにすれ違い、「なかったことにしましょう」と別れの危機に。不器用な2人の恋物語。良い小説でした。次巻が最終刊ということですが、今後の展開がどうなるか楽しみです。それにしても、北海道民の百瀬がどういう経緯で東京の高校の先生になっているのか。「三角」を先に読んでいるので、その辺の事情も知りたいですね。

  • 一巻よりは、ドキドキ感が、半減した感じだけど、二巻の方が、登場人物の人間ぽさ(造ってない)みたいなのが、出ていてよかったと思いました。

  • 百瀬と先輩の恋愛に共感できて楽しかったけどミステリー度は減っていたかな。恋愛ストーリーとしてはとっても良かった。

  • おもしろかったんだけど九十九が徹底的にダメな主人公でイライラした

  • お互いの気持ちを知っているからこそすれ違ってしまう、という話。いくらなんでも主人公バカだろ、と思わなくもないけど、前巻もそんな感じだったし、ある意味既定路線。失恋探偵の“人の気持ちを考える担当”って設定なのにね。
    別にパクりだとは思わないけど、同じイラストレータの某東雲さん2巻と流れが一緒。。。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

第19回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞。同受賞作『失恋探偵ももせ』でデビュー。以降、電撃文庫・メディアワークス文庫で青春小説を中心に執筆。

「2023年 『あした、裸足でこい。3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岬鷺宮の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×