学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- KADOKAWA (2013年12月27日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048919838
作品紹介・あらすじ
一人の教師との出会いが、金髪ギャルとその家族の運命を変えた-投稿サイトSTORYS.JPで60万人が感動した、笑いと涙の実話を全面書き下ろしで、完全版として書籍化。子どもや部下を伸ばしたい親御さんや管理職に役立つノウハウも満載。
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた?ビリギャルの原作本。
とっくに紹介したつもりでいたら、一言も書いてなかったのに気づいたので、今さらながら~簡単に。
塾の先生である著者の前に、大学受験を考える頃になって連れてこられたのは~
「中高一貫の学校に入れば、勉強しなくても楽しく過ごせるよ」という母の言葉で、中学は受験したが、その後はろくに授業も聞かずに友達と遊んで暮らしてきた女の子だったのです。
何しろ勉強していない、覚える気もなかったから、簡単な問題に突拍子もない答えを連発するのは、おばかタレント並みに面白く読めたりします。
この子の素直さに感銘を受けた著者は、これなら指導できると確信して、この子に合う教え方をしていくのです。
みんながこういう先生に出会えたらいいよね!と思う。
家庭の事情、父が娘の教育には興味を示さなかったことなど、背景にはそういう哀しさもあったのですね。
おおらかに娘を肯定する母の愛情は心温まります。
ただ、母親が「勉強しなくてもいい」って、そもそも言ったから、こうなったという気がしないでもない?
学ぶことが面白いと気づいたのは、よかったですよね。
この著者の他の本で、色々なタイプに合わせて教え方を工夫するというのがとても面白く、この子だけがたまたま成功したんじゃないんだな、と。
ともあれ、これは、元気が出る本でした☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とっても面白かった。絶対受験生が読んだら参考になる。
本当に突拍子もない答えをするさやかちゃん。
でもさやかちゃんの良さをすぐ見出して指導する坪田さん。
もちろん本人のやる気が大きかったから実現したんだろけど、先生や見守る家族も素晴らしかった。
子どもが成長するのと一緒に家族も成長するっていうのが、うなずけたな~ -
先週、FBで知った「ビリギャル」書店で手に取り、内容に惹かれて即購入。
“親”を自覚する方は、読むべきです!
偏差値30。(全国では底辺の2%に位置)成績は学年でビリ。そんな“ギャル”さやかちゃんが1年で、慶応義塾大学に現役合格。
何とも信じがたい話ですが、実話らしい。そしてやっぱりと言うか、相応の努力のたまものです。
これを読んで正直、若干の僻み根性が芽生える。
・これだけの経済力があるんだったら、、、結局、金だろ?
・これだけ応援、周囲の人に恵まれていたら
・親がこれだけ子供を守ってくれたなら
もし同条件だとして、お前に出来るのか?と言われれば即答で“No!”ですね。
同年代の時、これだけの情熱を持って何かに打ち込んだことは無かった・・・
私自信、中学校に入ってすぐ英語教師と一件あって以来、英語(の教師)が大嫌いで中学校の英語を放棄しました。英語教師にも見放されてましたげど・・・
高校に入り、全く着いて行けなく、さらに分からなくなった。未だに中学校での英語には強く後悔しています。恥ずかしながら当時、私の英語は入塾時のさやかちゃんとあまり変わらないでしょう。
この本は、
・彼女の物語を「もしドラ」的に読ませる部分。
・教育書として、子供への接し方の一例を示す部分。
・カリスマ教師の、心理学テクニックと教育メソッド。
の三つの要素を持っています。
私自信、親になって10年経ちましたが、子供の教育やスポーツ、どれも結局【親がどれだけ本気になれるか】で決まります。
「ビリギャル」でも、さやかちゃんの気持ち(本人も最初は冗談だったらしい)に、塾の先生と母親が本気で取り組んだ結果。
子供との接し方を変えなければと、改めて思いました。
そして即、奥さんに読ませなければと・・・
いやー素晴らしい話しだ。多くの人が影響され、勇気を持つと思います。
「もしドラ」的なヒットの予感です。 -
ビリギャルご本人の著書、ビリギャル母の著書と読んできて、最後にビリギャルの塾の先生だった坪田信貴の書かれた本書を読みました。
3冊とも話の流れは同じですが、それぞれの立場から書かれているので、強調されているところが違い、3冊ともおもしろかったです。
ですが、いちばん読みやすいのは?と聞かれたら、私は本書を選ぶでしょう。
坪田先生の書かれた本書には、ビリギャルの物語だけでなく、教育メソッドや付録として人材育成のためのテクニックも収録されています。
でも何よりいちばん大事なのは、その子の良いところをみつけて肯定していくこと、子どものワクワクを否定せずに、支えていくことが大事なんだなと感じました。
学校が「上の人が言うことをなんの疑問も抱かずに聞き続ける人間」に育てる場所になっていることを、悲しく思います。
もちろん、変わろうとしている学校もあると思いますが、わが子が通っている学校がそうとは限りません。
だからこそ、子どものワクワクを親が見守り支えることが、とても大事なんですね。
本書には子どもを真に支える方法が、たくさん書かれています。
毎日退屈だなと思っている10代の方、親御さん、そして学校の先生に、特にオススメしたい本です。
余談ですが、「読書はインプット」「それをアウトプットしなければ、社会では何の意味もありません」(298ページ)という言葉は、グサッときました。
本を読むことが好きで、うつになってから特にそのキモチを思い出して色々読んできました。
私の中には、本からのインプットがたくさんあります。
「今度はそれをどんどんアウトプットしていこう、大丈夫、できるよ」と、本書に背中を押された気がしました。 -
慶應大学に合格するということは、学力的に上位1%にはいるということなのだそうです。
慶應大学って本当にすごいんだね!
主人公さやかちゃんが塾長坪田氏のところに訪れたとき、彼女の偏差値は全国の下位2%にいました。
つまり全国70万人受験生中68万6千番以下のさやかちゃんが1年半で67万人以上をごぼう抜きしたのです。
この本は坪田氏のサクセスストーリーで、さやかちゃんは広告塔。
そして子を持つ親、部下を扱う上司にも参考になる内容。
もちろんこれから受験しようという皆さんにも勉強のしかたなど役に立つのでしょう。
私にとっては…
私には夢があるんです。
さやかちゃんが慶應に合格するより、難しいかもしれない。
でも少しずつ歩きだして今振り返ったら、ちょっとだけ進歩が見えてきたと感じていた今日この頃。
とりあえず期限ないし、誰かに迷惑かけるものでもないし。
だから「絶対無理!」なんて思わないで、頑張ろうと思いました、この本を読んで。
さやかちゃんみたいに公言はできないけど。
「慶應じゃなくて明治でいいや」と思ってしまったら、明治にもはいれない。
(明治をバカにしているのではありません。私にとっては明治も雲の上の難しい大学)
思いこまないといけない。好きだ。できると。 -
タイトル通り、勉強と無縁だったギャルが塾の坪田先生の指導によって、慶応大学に合格するまでの実話。
初めは、どうせもともと学力の素質があったから実現できた話だという先入観を持って読み進めていたのですが、それだけではとても実現できず、合格するためにはそれだけのテクニックやメソッドが必要であることがよくわかりました。
また、彼女の「知らないことを知ることって楽しいんだ」という言葉がとても印象に残りました。
このように感じられたり感じさせられたりすることが一人でも多くできたら、世界は少しずついい方へ変わるのかもしれません。
最後の「幅30センチの鉄板の話」もとてもわかりやすく、そして勉強の本質をとらえた素晴らしい例え話だと思いました。 -
テレビで映画流しているのをちょっとだけ観たら、主演の有村架純が、日本史の学習漫画で勉強していた。私は学校司書をしているが、この学習漫画をどう評価するのか分からない。私の周りの多くの司書は評価が低い。閉架にしている学校もある。でも、今度の勤務校の社会の先生はーオススメしている。で、漫画を読まないで、ビリギャルを読んでみた。結果、先生のオススメという現状のままで。
作中に出てくる『ぼくは勉強ができない』学校にないので買います。好きだし中学生にも良いと思っているので。『14歳からの哲学』と、ぼくはと学習漫画とビリギャルを展示しよう。
英語の学習方法は具体的で分かりやすい。私は全く実践していなくてーとうか知らなくてーだから勉強できなかったのだなと。ウチの中学生にハウツー本として読んで欲しい。成績UPって自信がつく。ウチの中学生にも自信をつけて欲しい。 -
面白かった~。
めちゃくちゃ勉強がしたくなったぞ。(ワタクシ既にオバちゃんなのに。)
塾講師の手腕自慢のようでもあり、おバカギャルの奮闘記のようでもあるんだけど、でもどちらでもないような。
爽やかな読後感。゜~(´∀`)
小中高生を持つ親に読んで欲しいな~これは。
ノートの取り方や読解の意味、巻末の勉強テクニックもとても役に立ちそう。
どなたかが書いてらしたけど、私ももう一回読もうと思います。 -
正直、なめていた。ただ単に話題になっていただけだろと思って図書館で手に取ったが、こんなにもおもしろいとは思わなかった。坪田先生の「学校という場じゃない」からこその生徒と関わるメソッド、ああちゃんの娘を最後まで信じぬく姿勢、そのすべてに圧倒されまくる。学校外で教育に携わる人間として、坪田先生のような信頼関係を生徒と築いていきたいと強く思った。
-
この本はメインは受験生が読むのための本なのでしょうが、私のような母親、そしてお父さんや教員、子供に触れるすべての人が手にとって損は無い本だと思います。
著者の坪田先生は、ビリギャルさやかちゃんのお母さん、ああちゃんのことについても、そこここでエピソードを紹介しています。
読む人によって捕らえ方は色々でしょうが、私はこんな風に思いました。
「子育ては孤独で構わない」
と。
自分の子に惜しみない愛情を注いできた、ああちゃん。
娘が不良と呼ばれたときも、慶応に合格してやっかみ半分の声が聞こえたときも、自分の子をまっすぐに見つめ、
「私はあなたのためにいつもここにいるよ。私はあなたの味方なのよ。」とメッセージを送り続けます。
こんなお母さんだったから、さやかちゃんはふんばりどころの受験戦争で、力を出し、がんばり続けられたのでしょう。
ああちゃん自身はといえば、私の想像ですが、周りに自分の子育てを理解する人も少なく、ママ友と呼べるような人もいなくて、孤独な子育てだったのではないでしょうか。しかし、ああちゃんは決して負けなかった。子供達のために、自分の子育てを貫きました。
昨今ソーシャルメディアで輝いて見えるような、そんなお母さんでは決して無かったことでしょう。でもそれでいいのです。特に子供には。それがいいのです。
私はああちゃんのエピソードから勇気をもらいました。
ああちゃん、ありがとう。
また、もちろん、坪田先生のことも興味を持ったので、動画を探したりしました。
これは「情熱大陸」のひとコマ。
東大を目指して勉強する一人の少女が坪田先生に悩みを相談にやってきます。
坪田先生は言います。
「基本的にね、人って皆批判してきます。何やったって。」
これから大学に行こうとする若者にいきなりシビアな一言。
「君がもし受かっても、それは今度は自分達が否定されることになるから、また批判してきます。だから人の批判する人の話なんて聞いてても何の価値も無いです。」と。
「それを相手にしている時間があったら、何をするべきだと思います?」
「・・・・勉強?」
「そうですね~。」
私自身がアドバイスしてもらっているみたいでした。
坪田先生すごい。私がんばるね。
さやかちゃんの気持ちが私にもわかりました。
著者プロフィール
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