瞳のさがしもの (メディアワークス文庫)

著者 : 入間人間
  • アスキー・メディアワークス (2013年9月25日発売)
3.40
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  • 本棚登録 :254
  • レビュー :22
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048919999

作品紹介

「あ?」僕の乗っているバスが、交通事故に巻き込まれた。隕石が落ちてきたような、とても大きい音がした。それと同時に、僕の隣に偶然座っていた、とてもかわいい女の子と、激しくぶつかりあう。事故に遭ったことを瞬時に理解できず、僕の頭の中は真っ白になっていた。唯一記憶しているのは、その衝撃によって、自分の『右目』を失ってしまったこと。そして、隣に座っていたかわいい女の子と、ファーストキスを交わしたこと-。

瞳のさがしもの (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 前半、痛い…
    目、関係の傷とかの描写が痛くて
    読み進めるのが困難でした。
    初っぱな、読むの諦めようかと思ったほど。
    痛いとか怖いとか好きじゃないく、
    目の周囲になるとなおさら恐ろしく。
    内容うんぬんより最初はそこが気になって
    ひとまず、頑張って読みました(笑)

    痛さを置けば清廉な雰囲気のある
    恋物語という感じです。
    相手への想いが目を通して、なのか
    目から、なのか溢れて出てる。
    無いはずの目から。
    なんだか神秘的な気もしました。

  • 「ひかりの消える朝」
    二人で集めたパチンコ玉で交換した物は。
    どんな事でも残りの時間を言葉に表した途端に、よりリアルに時間の流れを感じるようになるよな…。
    一生消えぬうえ生活に支障が出るような怪我を負わせたというのに、あの両親の態度は良くないのでは。

    「静電気の季節」
    乗車していたバスが巻き込まれた事故で。
    吊り橋効果なのだろうなと思うが、自分と鏡合わせの様な容姿をしていたら少し気にはなるかもしれないな。
    見た目だけを好きになったわけで無くとも、付き合っていた人が突然変わってしまったら受け入れ難いかもな…。

    「みんなおかしい(ぼく含む)」
    鏡の中にしか現れない彼女。
    彼女の正体はイマジナリーフレンドの類かと予想していたが、答えは予想の遥か上過ぎた…。
    何をどうして彼は彼女を愛し始めてしまったのだろう。

    「瞳のさがしもの」
    長年探し続けていた旅の途中で。
    思い入れがある記憶は、思っている以上に簡単に美化されるのかもしれないな。
    スーツ姿の男性が四つん這いになって椅子になっている様子は、側から見たら相当危ない様な…。

    「にゃんと素敵にゃ」
    彼が想いを寄せる相手は。
    好意を寄せる相手では無く、相手の身近な人から逆に想われるというのは意外と多そうだな。
    言葉も通じず意思疎通が上手くいかない相手を想う事は、簡単にはいかないうえに凄くストレスが溜まりそうだな。

  • 短編集でしたが、それぞれの雰囲気が素晴らしかったです。特に「ひかりの消える朝」の触れたら壊れてしまうような儚い文章は素敵でした。
    (2013/11/09)

  • 何とも不思議なテイストの本である(^ ^;
    短編集で、基本的には「片目を失う」ことがテーマ。

    テーマがテーマだけに、中々に血腥い描写も多く(^ ^;
    登場人物の多くがケガをしてたり命を落としたり...

    ストーリーや世界観につながりがあったり無かったり。
    どこかで見たような殺し屋が登場したり(^ ^;
    入間ファンには楽しめる仕掛けも隠れてる。

    ストーリーやキャラクターは統一性が無いが、
    それを一冊の本たらしめているのは、
    登場人物達の「倒壊している様」かも知れない。
    それを、思いっきりウエットな描写ですら
    淡々と読ませてしまう独特の文体がつないでいく。

    何とも不思議な、でも魅力ある一冊である。

  •  なぜか自分が左目に大病を患っている最中に読んでしまい、自分まで失明しそうな気がしてとてつもなく怖かったです。でも次の話は救いがあるかも、次こそは救いがあるかも、とつい最後まで読みました。
     特に「ひかりの消える朝」「みんなおかしい(ぼく含む)」はグロ過ぎ、怖かったです。
     が、最後に救いがありました。「にゃんと素敵にゃ」可愛かったです。ほのぼのしました。もっとハッピーエンドであって欲しかったかな。
     私は自分の飼い猫に猫語?(「な」を「にゃ」と言う)で話しかけることがよくあるので、皆様とは逆に、この話の猫語はまだまだ甘いと思いました。「にゃ」にし忘れた「な」を見つけては、気になって仕方なかったです。猫語に疎い皆様は読みづらかったのですね。私には皆様のレビューが新鮮でした。

  •  ほのぼのから狂気色まで揃った短編集。『瞳』に関する様々なお話が読める。
     ただし、グロいという意味で痛々しい描写もあるので、注意されたし。

  • 失くしたと思ってたけど出てきて良かった。
    「静電気の季節」と「みんなおかしい(ぼく含む)」が好きかなー。痛い描写が多いのはちょっとあれだけども。まあ入間さんだしそこはしかたないか…。
    「ひかりの消える朝」はその後でハッピーになれたので良かった。

  • 眼球をテーマにしたものを集めた短編集。
    中二くさいのがまた好きです。
    最後の猫の話だけほのぼのしていて、あとはずれていたり狂っていたりしている話。

  • 短編集。全てに共通するのは、目と愛と別れ。

  • 追いついたと思ったら次々新作が…
    入間さん作品出し過ぎ。

    『にゃんと素敵にゃ』可愛かったにゃ。

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