折原臨也と、喝采を (電撃文庫)

著者 : 成田良悟
制作 : ヤスダ スズヒト 
  • KADOKAWA (2016年10月8日発売)
3.93
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  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048924078

作品紹介

「俺は、人間を観察する為に最低限の技術と知識さえあればいいさ」
 折原臨也という男は、名探偵というわけじゃない。寧ろ、その全く逆の存在だ。
 あいつは自分の目の前で起こった事を、大抵の事は躊躇い無く受け入れる。
目と鼻の先で実の家族が撃ち殺されようが、臨也はその殺人犯に対して笑顔で語りかける。
 ──『今、どんな気分だい?』ってな。
 だから、折原臨也は倫理的に褒められるような行動はしないし、論理的な推理もしない。
目の前で起こった事を淡々と受け入れて、さも『全部自分の予想通りだ』って面をする。
 あいつは犯人や被害者を追い詰める道化師だ。
恨みも怒りも無いのに、ただ、自分の楽しみの為に追い詰めて追い詰めて……そのまま相手が
崖から落ちたのを観て笑う嫌なピエロだ。
 折原臨也は名探偵じゃない。どこまでも強気なピエロで、
関わった奴をみんな沼に引きずり込む疫病神だ──。

折原臨也と、喝采を (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 夕焼けを、に引き続きまたまた臨也が周りを引っ掻き回す。野球場という狭い舞台でよくあそこまで話を広げられるなと素直に感動。さすが成田先生。
    個人的に新キャラ黛ちゃんの今後が気になるので是非続きを書いて頂きたい。

  • 折原くんが、というより、
    護衛の坐さんがバケモノすぎた。
    もう全部彼一人でいいんじゃないかな。

  • イザヤの周りが勝手に空回りしていくのが面白い。

  •  珍しく、臨也が巻き込まれる話。
     っても、切っ掛けは巻き込まれなんだけど、最終的には彼がかき混ぜまくるというやっぱりな展開。

     舞台は、スタジアムで野球の観戦にきている臨也一行。
     似合わねぇ、って。と思ったけど、人間観察的観点だと、十分面白いらしい。確かに。
     
     で、臨也の存在が推測を生み、それが回って回ってぶっとぶ展開になるのである。
     さすが。
     こちらの想像の斜め上をいきます。

     とはいえ、相変わらず臨也は車椅子なので、行動範囲が狭い。
     なので、周りが行動を起こす。どうしても地味になるよね。
     まぁ、それでもきちんとラスボスの体を保ち続けるのだから、彼の存在感はすごい。
     
     で、なんとなく最終的に<いい話>な感じになったのが、不思議ww
     このまま、黄門さま御一行のようになっていくのか?って思うぐらいだよ。

     最後のおまけにくすっと笑ってしまった。
     渋谷の臨也は、ちゃんと彼の中に残っているんですね。

     いやあ、楽しかった。

  • 偶然でも何でも、面白げな事に首を突っ込んで掻き回して自分の思い通りにしてしまう折原臨也氏はやっぱり面白い。
    ここまで露骨に嫌っている天敵の金髪のバーテンの氏との絡みが見たいので、本編も読もうと思います。

  • そうかあー、『ほのぼの日常コメディ』だったかー…。まあ臨也さんが楽しめたようで何より。
    しかし実は野球に詳しくない臨也は、可愛げがあるように見えて困るなちくしょう!

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