皇帝花嫁 (B-PRINCE文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925181

作品紹介・あらすじ

皇帝から我が子同然に育てられた隣国の少年・朱佑は、成人の日に初めて愛を教えられ!? 純愛中華ラブ!

儀申国の皇帝・文聖は、凱旋の道中で朱佑と名乗る行き倒れの少年を救う。
王城で実の子同様に育てられ、その恩に報いたいと立派な医官を目指す朱佑。
美しく健気な朱佑への愛しさが、息子へのもの以上と気づいてしまった文聖は、
成人の儀の夜、彼の純真な身体に蕩ける快感を与えてゆく。
初めての悦びを教えられ、朱佑もまた、
父のように慕ってきた文聖を深く愛していることに気づいて……。

感想・レビュー・書評

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  • ☆三つにするか四つにするか、迷いました。
    ヒーロー(攻め)が強引すぎるわけでもなく、作者も「あとがき」に書かれていたように、ヒーローがヒロイン(男・受け)をひたすら愛し甘やかす劇甘ラブの物語りで、読後感も良い。
    しかし、何故か全体を通して物足りない感がある。
    とても僭越で失礼な感想ですが、せっかくのストーリーなので、もう少し細部まで突っ込んで描き込めば、読み応えのある物語りになったのではと感じました。物語りの線をを広く浅くなぞっている感じなので、その辺りについて感じたのかもしれません。
    特に人物―皇帝の一人息子の祥真の心理描写など具体的に描かれている部分はほとんどないのも気になります。

    私的には最後のシーン、皇帝と朱佑が二人で寺に詣でるシーンが印象深く、好きです。
    良いお話なので、かえって残念に感じられたところでもありました。

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著者プロフィール

ホワイトハートほかにて多くのBL作品を執筆。ティアラ文庫にてTL作品を刊行。

「2013年 『後宮の星詠み姫 ~天命は皇帝の手に~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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