倫敦幽霊バラッド (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 66
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925440

作品紹介・あらすじ

僕は朝倉柊二郎。実は僕、昔から幽霊に悩まされていてね。だから家族から「ロンドンには幽霊がいない」と言われて、二十世紀になったばかりのロンドンに、たった一人でやってきたんだ。
だけど街は幽霊だらけじゃないか! 騙された!!
気落ちして街を歩いていると、鮮やかな青の着物に身を包んだ少女を見つける。ああ、幽霊だ……。でも、いつもなら目を逸らすのに、なぜか彼女から目が離せなかった。
これが、僕を変えることになる少女との出会い――。

感想・レビュー・書評

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  • 同作者さんの別シリーズが好きで、読んでみました。
    幽霊が見える主人公は、とにかく幽霊から逃げたい一心で倫敦へ留学。でもその倫敦にも幽霊はたくさんいて、大学も行かずにほぼ引きこもり状態。
    たまたま日本人の幽霊、瑠璃と会って、そこから色々な幽霊と関わることになる。出てくるワンコとニャンコが可愛い♡
    最初はめんどくさい主人公だなーと思ったけど、段々と幽霊や倫敦に慣れていくストーリーが良い☆
    最後はやっぱりね…なんだけど、なんか続編あるの⁇的な終わり方。
    機会があれば読もうかな。

  • yk

  • ちょっと読み辛かったけど、まあ楽しめた。

  • 幽霊から逃げて引きこもっていた青年が留学先のロンドン出会った幽霊たちと記憶探しをする。20世紀初頭の時代背景がちょうどいい感じ。

  • 久しぶりの行田尚希。
    『路地裏のあやかしたち』シリーズがとても好印象でした。
    本書も負けず劣らず良かったです。
    登場人物(?)が個性豊かで、展開も面白い。
    ほろりと泣かせるシーンもある。
    読んで気持ちの良い物語でした。

  • 幽霊が見える事に悩まされ続けていた毎日だったが…。
    彼女の為にと始めた行動が彼自身を変えるきっかけにも繋がったんだろう。
    最後のアンからの言伝を見る限り、今後も彼は忙しく幽霊たちと関わりを深めていくんだろうな。

  • 【美しい幽霊との恋――。僕は彼女のことを決して忘れない】

     僕は朝倉柊二郎。実は僕、昔から幽霊に悩まされていてね。だから家族から「ロンドンには幽霊がいない」と言われて、二十世紀になったばかりのロンドンに、たった一人でやってきたんだ。
     だけど街は幽霊だらけじゃないか! 騙された!!
     気落ちして街を歩いていると、鮮やかな青の着物に身を包んだ少女を見つける。ああ、幽霊だ……。でも、いつもなら目を逸らすのに、なぜか彼女から目が離せなかった。
     これが、僕を変えることになる女性との出会い――。

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著者プロフィール

第19回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞し、『路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店』でデビュー。

「2021年 『午後十一時のごちそう ~三ツ星ゲストハウスの夜食~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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