さらば、佳き日3 (it COMICS)

著者 : 茜田千
  • KADOKAWA (2016年12月15日発売)
3.70
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  • 本棚登録 :133
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048925518

作品紹介

いつもそこにいた君が、今はもういない。
大学進学を機に晃が家を出てしまったことで、日々の中に埋めきれない虚ろさを感じていた桂一。
そんな中、仕事で家を空けていた母が帰国し、母の言葉に桂一は晃が家を出ていった意味を考える。
堪えようのない想いに、桂一が出した答えは――。


<編集部からのコメント>
この巻では描き下ろし番外編の他にも、「COMIC it」掲載時とは数ページ内容を変更しているお話もあります。
「COMIC it」とあわせて、桂一と晃の物語をお楽しみ下さい。

<収録内容>
・第7話~第10話
・描き下ろし漫画(8P)
・あとがき


●本格派オトナ女子のための少女コミック誌「COMIC it」で現在好評連載中●
<公式サイト>http://comic-it.jp/
<公式Twitter>https://twitter.com/COMICit_amw

さらば、佳き日3 (it COMICS)の感想・レビュー・書評

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  • 1.2巻を少し前に読んで、ずっと気になっていた作品。
    3巻で終わりなのかと思ったらまだ続いてるんですね。

    タイトルと構成がとても良いと思う。
    満ち足りた幸せな時間が、人生の最初の方にやってきてしまった人生というのは、その先に続く長い長い時間を思うだけで胸が苦しくなる。
    さらば、佳き日。
    そばにいることが当たり前で、そのことに何も想いを巡らせなくても良かった日々はもう戻っては来ない。

    桂一と晃の距離の近さが会話から感じられるのが良い。
    決定的なことを言わなくても、通じてしまうあの感じ。
    兄妹で、家族なんだなって思う。

    ネグレクト気味な環境でふたり身を寄せて育ったのも、より絆が強い理由の一つなのかもしれない。
    そうでなければ、ふたりの関係はまた違っていたのかもしれない。
    兄を、妹を好きになることは悪なのか?
    わからない。
    ただ桂ちゃんとアキのことは、そっと見守りたいだけ。
    できれば、幸せになって欲しいと思う。

    たまちゃんがアキに人に隠さなきゃいけない関係なんて幸せになれるわけがない、的なことを言った場面、他人ながらふぁぁぁぁ〜〜!!て思ったよね。
    他ならぬたまちゃんがそういうのはごもっとも、分かる。
    そのつもりなくても、人の心にナイフ突き刺しちゃう現場。
    たまちゃん…付き合い長いんだからアキの気持ち分かりそうなもんだけどね…むしろそういう鈍さにアキは救われているのかもしれないけど。

    「世の中に好きになっちゃいけない人なんていないよ!」
    最近まで耳にタコができるぐらい聞いた某映画の台詞。

    そうなんだよ。
    でも、現実はそうもいかないんだ。
    この先、ふたりにはきっと面白くないことがたくさん起こる。
    大切な遠い日の思い出に火を灯してこの先を生きていかなきゃならない。

    どこまで描くのか、続きが楽しみです。

  • 相変わらず絵が綺麗で、内容が重くてもスラスラと読み進められる。剛くんがいいなぁ。桂一を眺めているであろう扉絵の表情が本当に穏やかで、桂一が羨ましい。本気で怒ってくれる人がいるありがたさや、辛い時に逃げる場所があることが剛くんと桂一の関係が教えてくれて、とても好きな巻だった。

  • 淡々と進む生活に根差したタブー。

  • 1巻と2巻は面白かったんだけど、この巻は読んでいて辛い展開に。桂ちゃんと晃のほのぼのした日常をもっと読みたい。

  • 桂ちゃんのへタレっぷりと鈍さも、あそこまでいくと罪深い。
    兄妹での恋愛、同性愛などマイノリティーな部分を描いているのに陰鬱にもやらしい感じにもならないのは、作者の絵柄と話の進め方の旨さですね。最後に物語が動き出したので、続きが楽しみ。

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