- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048925624
作品紹介・あらすじ
代々の紋章王が統治するゼルティバッソ紋章国の東端、ニルイースト。そこは脛に傷持つ犯罪者たちや、一攫千金を夢見る荒くれ者たちが集い、暴力と欲望が支配する街。
そんな蛮都の風紀を守るべき王国直下の常駐治安騎士団だったが、しかし彼らこそが一番危険で邪悪な存在であった。
――人呼んで、悪逆騎士団。
誰もが目を奪われる美貌と、誰もが畏れる暴威を振りまく女エルフの団長アリシア。彼女に捕らわれて、新たな団員として暮らすことになった元暗殺者の少年コルナルド。そして拷問騎士、淫蕩騎士、醜悪騎士という出鱈目な団員たちによって繰り広げられる狂乱の事件とは――。
「まったく私達はとんでもない悪党だな」
悪によって悪を裁く、退廃のダークファンタジー登場!
感想・レビュー・書評
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財務から管理官が調査に来たのは、悪行高い場所にある
これまた悪行高い騎士団。
調査官がやってきて、街中を歩いて…。
で、過去の回想が始まります。
最初連れたままで仕事しているのかと思ったのですが
少年が入ってきて、という状態で、過去だな、と。
それぞれがものすごく個性にあふれた騎士団ですが
これが一体何に繋がるのか。
財政の内訳なのか、誤魔化してる、という
くだりでもあるのか、と疑って読んでました。
結論、ものすごく騙された!!
そこに繋がってるのか! という驚きもありましたが
すっかり忘れていた現実と繋がった感じです。
そういう意味では面白かったです。
悪行高い場所、というのも証明されるような内容でしたし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オチも山も非常に薄くてプロローグの意味も殆ど無い。凡作。
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まあ、予想はついたけど、どうなんだろうかこういう体制
ある種の独裁?
まあ、ちょっと変わり種ではあるかな、と。
最初に出てきたのがヒロインかと思っていたよ。