タイムカプセル浪漫紀行 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 47
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048926140

作品紹介・あらすじ

考古学者を志す大学生・英一の心は、考古学者であった父の捏造事件によって粉々に砕かれた。しかし、失意のまま過ごす彼の許に、10年前に死んだはずの幼馴染の少女・明日香が現れる。彼女が彼に求めたことは――?

感想・レビュー・書評

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  • 夏にぴったりの爽やかな青春小説が読みたいと手に取った1冊。ラノベならではの馴染みやすい文体に、話もシンプルで最後まで気持ち良く読めた。
    ヒロインの明日香が消えたところからは主人公と一緒に涙を流した。明日香という名前はこの物語の要所要所でとても綺麗に響いていたと思う。

  • 温かくも読んでて切なくなってくる話だった。
    確かに死んだ幼馴染が突然現れたら誰でも驚くと思う。
    明日香があの花のめんまみたいだと思った。

    それにしても優しい先生や幼馴染に恵まれて羨ましい。だからこそ英一は復活できたのかな、と。

    話自体は幽霊ものの王道まんまだが、王道的な意味で面白かった。
    ただ、作品の設定自体に個性はないように思えた。
    父親の話も思ったよりもあっさりとしているし、多少物足りないような気はする。

    やっぱり私はいつものロボット感動モノの松山さんの作品の方が好き。

  • ある種の王道タイムカプセルストーリー。    
    かつて『ゆめ』を見た全ての人へ。     
    人間の暖かい温もりに触れられる優しい物語だった。  
    悩んで迷って苦しんで落ち込んで立ち止まってしまったら、原点へ帰ろう。    
    また上を向いて歩けるように。

  • 暖かい気持ちになれる、感動ものファンタジー小説です。主人公が負った過去の傷と、本当にやりたいことへの想いとの葛藤が、自分と重なりました。誰しもが似たような葛藤に悩まされたことがあると思います。少しベタな内容でしたが、共感できてほっこりできる作品です。

  • 10歳で死んだ少女との約束だったタイムカプセルを掘り出しに行く物語。

    とても綺麗な文体で、情景描写もこなれている。だが、ストレートな展開で、少女のキャラにも違和感を感じて、ワシはちょっと入り込めなかった。ファンタジーならば振り切って欲しいなと思ってしまうし、人間ドラマで押し切るには素直すぎると感じてしまったが、喪失からの復帰というこのストレートさが魅力でもあるのかも。安心して読める一冊。

  • 【失いかけた夢をつなぎとめてくれたのは、過去からやってきた君だった】

    「探しに行こうよ、タイムカプセル!」
     考古学者である父の「遺跡ねつ造」事件で、同じ考古学者となる夢を砕かれた青年・英一。失意の日々を過ごす彼の前に現れたのは、10年前に亡くなった幼馴染の少女・明日香だった。
     驚く英一をよそに、明日香は10年前と同じ屈託のない笑顔で話しかけてくる。
     彼女は幽霊なのか。それともよく似た他人なのか。
     困惑しつつも英一は、明日香と共に「タイムカプセル探し」の旅に出るが――。

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著者プロフィール

東京都出身。代表作に『雨の日のアイリス』『白銀のソードブレイカー』シリーズがある。(いずれも電撃文庫)

「2017年 『魔術監獄のマリアンヌ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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