ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)

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レビュー : 473
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048926409

感想・レビュー・書評

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  • 続きものって、前作がどうだったかよく覚えていなかったりする。専門的な話だったり、登場人物も多く事件が起こったりでビブリアは意外と難しい。

    けど今回は、シェイクスピアのファースト・フォリオの謎にせまる話が面白すぎて一気に読んでしまった。
    それに栞子と大輔の仲もドキドキしながら読めたし。

    また新たなビブリアの話も今から楽しみ。

  • シリーズ最終巻ようやく読了。
    一気に読み通したくて
    今日まで読まなかった。

    そして今日。2時間で読み終えた。

    おおよそ私が物語に埋没してしまう時
    気づいたら一冊をあっという間に
    読み終えていることが多い。

    三上さんの綴る物語には
    解明できない得体の知れない力がある。

    恋の先行きにも謎解きにも本の魅力にも
    私は無我夢中で他のことが見えなくなる。

    今作も本当に素晴らしかった。
    謎とともに人の心が解れ 霧が晴れてゆく。
    からからの喉に流し込むコークのような…

    完結したシリーズ全作は 私の宝物。

  • シリーズ完結、ヒロイン栞子さんを巡る複雑な家族関係も、母親智恵子との和解を予想させる展開も、かつてないほどの高額古書をめぐってのミステリも、すべてのピースがはまって物語が完結した。

    古書をめぐってのミステリは三上氏に限らず、他の作家作品にも見られるが、このジャンルをここまでに押し上げ、過去作品の復刻という出版業界においても喜ばしい
    現象を発生させるにいたった三上氏の業績は、単にシリーズの売れ行き以上の功績として讃えられるものであろう。

    ここ数年新刊を待ち望んで購入した、自分にとって稀有な症例の本シリーズであり、栞子&大輔のハッピーエンドで完結してしまうのは寂しくもあるが、あまりに続いて冗長になるよりはスッキリ終わって長さ的にもちょうど良いと思った。

    スピンオフ的に続編らしきものがあるようで、そちらにも少し期待している。なにはともあれ「ビブリア古書堂」をありがとうございました!三上延氏にお礼申し上げます。

  • 面白かった。
    まとめの巻のためか、始まりと呼応して主人公の容姿に意識がいってしまうような記述があったのは、「いらんがな」とも思いました。
    でも良作、力作です。

    あ、そういえば、ちょっと大輔さん幸せすぎ。エグザ系じゃない。あれは黒歴史、と、1ページ目カラーイラストの小さな五浦くんを目に焼き付けました。

  • "今回は、洋書の古書。シェークスピアの古書にまつわる長編でした。
    栞子さんと五浦大輔さんの恋の行方や、篠川家親子の関係もある答えが導き出されたゆえ、この7巻で完結なのだろう。
    あとがきを読むと、アニメや実写での映画化も企画されているらしいし、スピンオフ作品を企画しているとのこと。
    実写版はキャスト次第で見に行くかを決めるつもり。

    シェークスピアの各作品からの引用も多々登場。
    必読本なのだが、まだ読んだことがない。これからの楽しみの一つ。"

  • ずっと、6巻までを積読していたのに、6巻を読んでる途中で続きを立て続けに読みたくなったので、仕事の休憩中に買いに走りました。
    期待通り?、や、それ以上?に面白かった。

    大輔くんも何かわかるようになったのか?と期待させつつ、なんだ違ったのかと残念に思っていたらの、もっと大事なヒント。
    う~ん、なるほど~とうなってしまった。
    志田さんも出てきてくれてちょっとスッキリ。

    7巻はシェイクスピア。親が買ってくれた世界の名作文学とかにいくつか入っていたけど、ちゃんと読んだか?
    とにかくこのシリーズはもっと本が読みたくなる本だなぁと改めて思いました。

  • ラスボスにあたるキャラが悪意満点で腹立つ
    入札のシーンはハラハラした
    大団円でよかった

  • シェイクスピアの幻の稀覯書ファースト・フォリオの真贋を巡る篠川智恵子と栞子の母娘対決と五浦大輔の恋の決着を描く「ビブリア古書堂の事件手帖」7冊目大団円の完結編です。シリーズのラストを飾るのは世界的規模の億単位の価値がある書物という事で、まあ鳥肌が立つ人生を賭けた一世一代の大勝負ですが、勿論フィクションならではの夢物語みたいな出来過ぎ感はある物の私には荷が重いとても無理なスケールの恐るべき大博打でしたね。8百万円の損失が1億円の利益で吹っ飛ぶなんてアンビリバボー!大輔と栞子さん夫婦よどうか末永くお幸せにね。

    まさに金の亡者の老人・吉原喜市の最後の運命には一抹の憐れみも感じますが、でも守銭奴の性格を貫いた事で因果応報の報いを受けたと言えるでしょうね。最後のオークションの場面では大輔も必死でよくがんばって栞子さんを助けましたね。驚愕のどんでん返しも鮮やかで鳥肌物でした。でも篠川智恵子は全てを折り込み済みだったのだと思えてなりません。娘に残酷な仕打ちをしない人間らしさを持ち合わせていた事を見直しましたが、でも彼女はもっと巨額の夢を狙っているのでしょうね。副題「果てない舞台」から「ハナミズキ」の歌詞を連想しましたね。

  • どの本も期待を裏切らずとても面白かった。

  • 全巻読了しました。面白かったです!また時間をおいて再読したいです。(^。^)

著者プロフィール

1971年、神奈川県横浜市生まれ。 武蔵大学人文学部社会学科卒業。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で2002年デビュー。2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年に本屋大賞にノミネート。2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネート。2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。

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