86―エイティシックス― (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.27
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本棚登録 : 1267
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048926669

感想・レビュー・書評

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  • ああ、うん、続くのか。
    これで終わったほうがきれいでいいのに。

    最後のほうなんか久しぶりにくるものあったし。

    進撃だ、という声もあったみたいだけど、自分的にはガンパレかファフナー。
    進撃見てないし。

  • 人の命を命としてカウントしない差別的な世界は本当にうんざりするけれど、この世界と似たことが現実世界にも起きていることに改めて気づかせてくれる、とても奥の深い作品です。
    アニメ→原作→アニメと3回作品に触れましたが、最初に見た時には気づかなかったことがこの原作を読んだことでその布石の多さにも驚かされます。

  • 背ラベル:913.6ーアー1

  • ”86(エイティーシックス)”85区外に住む戦争の道具にされた人々。
    戦争・メカニック系は得意ではないため読了できるか不安があった。読み終えれば絶対2巻3巻を読みたくなってしまう物語。そして3巻まで読めば彼らのその後も気になり、結局最後までよんでしまう、、、。そんなカラクリにハマってしまいました。戦争、機械、差別、矜持、恋愛、自由、幸せ、、、。「えっ!」と何回もその前後を読み返したり、心の中で「お願い(こんな展開になって)」と思いながら読み進めたり。一人ひとりに感情移入ができるほど、行間を読むのが楽しいとすら感じてしまう、アニメも見れば涙がボロボロの”読書を楽しむ”ことができるおすすめの一冊。

  • 読み始めてからも大分時間かけて読んだから忘れているところもあった。

    こういうジャンルのノベルはあまり読んだことがなくて(戦争もの?)イメージはしづらかったのと、個人的に名前をファーストネームで呼んだり愛称で呼んだりとごちゃごちゃになってしまった。(これは日頃から本を読んでいないから原因は自分にあると思う。)

    が、読み進めていって、こういう展開になるだろうとか想像してたけどやっぱり清々しい終わり方で個人的にすごく好み。演出もよくて、1冊でも完結しつつ続きも楽しめる話の作り方は素晴らしい。(´・ω・`)

  • 孤独を抱えた青年の乾きがとても綺麗に描かれていた

  • 「ラノベで一番のお気に入りって何?」って聞かれたら出てくる候補本『エイティシックス』本一冊を通して会うことの出来ない2人のそれぞれの戦場を細かく書いてある面白い一冊。
    第二期のアニメは最高のamazarashiが担当してるぅぅぅうう!

  • これは傑作。人種差別されて人権を持たないー86ーと呼ばれる少年少女兵と、差別を憎み高い理想を掲げる「差別する側」の上官少女兵との交流が描かれる作品。86の少年少女たちが自由を求め誇りにかけて前進するのを、理想と現実の間で打ちのめされながら懸命に追いかける上官レーナの姿が、痛々しくも眩しく映りました。戦場でのボーイミーツガール。自律兵器。ディストピア。様々な要素が詰まっていて、戦争という救いのない重いテーマを抱えながらエンターテインメント性が抜群なとても面白い作品でした。シリーズを追いかけるのが楽しみです。

  • 極限状態に於けるボーイミーツガールがラノベの基本だと思うのですが、これは極限過ぎますね。
    これだけ悲惨な状況で絶望を重ねて、どこに着地させるのだろうかとページを繰り進めると、逃げずに真っ向から挑んだ展開が待っていました。
    巧いなあと、胸を熱くしました。。

  • うーん

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著者プロフィール

第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞し、受賞作『86‐エイティシックス‐』でデビュー。陸戦専用・高機動型・できれば多脚のメカを偏愛。スペックが化物なワンオフ機よりも量産機や旧世代機、ステータス一点張りの欠陥機を愛する。

「2023年 『86―エイティシックス―Ep.12 ねんどろいどヴラディレーナ・ミリーゼ ブラッディレジーナVer.付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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