魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 659
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048926690

作品紹介・あらすじ

二〇九七年三月。南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。
翌月。国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の元に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合う為の会議に二人を招待する正式な書状。それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズに関わってくる国が更に増え、達也たちが3年生になったことにより、新一年生という新たなる登場人物も増え、ただでさえ登場人物が多いのに、またも多くなったこの巻。
    専門用語も飛び交うし、色んな目線での話も入ってくるので少しずつ整理しながら読まないとややこしくなってくる。
    それでもラストの展開は次への巻への楽しみが膨らむような場面でした。
    達也がどうこの先を乗り切るか楽しみです!

  • 【再読】ついに三年生編に突入。南米で戦略級魔法『シンクロナイナー・フュージョン』が使用され大規模破壊が行われたことに端を発し、各国内で一般市民による魔法師排斥運動が活発化したり、戦略級魔法を巡って各国それぞれの思惑が交錯し始めたり、若手魔法師たちの中にも不穏な空気が漂いだしたりと、まさに動乱の始まりが予想される今回でした。一高の新入生コンビ詩奈や侍郎を始め新キャラもどんどん登場してきて、人的なフォローがなかなか大変になってきたなあ(随分忘れてるな…)。

  • 久々に読んだ人気シリーズ。いろいろ小難しい設定とか、魔法の原理的なものは理解できなくても、主役兄弟をめぐる妙な人間関係とか、主人公の最強っぷりで読ませてしまう不思議なシリーズ。今回は最終章の始まりのようで、ジリジリした展開。しばらくはこんな感じが続くのかな。

  • 達也に対する周囲の敵意が高まっていくのは、最初のころの雰囲気に似ていて、よい。最近仲良くしすぎだったからね。

  • ライトノベル

  • 社会というのは、人ひとりは簡単に潰せるという言葉は結構重いな。
    それは、出る杭は打たれるではないけれど、自分の安全を保障するためということであれば、他を蹴落とすということは十分にあり得る。
    政治力というよりは、自分の価値観をブレずにもつことと、相手の言動を読み、覚え、自身に降りかからないように御すること能力が求められるよなーって。

  • 新入生は十師族直系とその幼馴染み!!
    三年生の部、堂々スタート!!

  • 面白かったです。

  • 劣等生たちも最終学年に突入。まあ序章編と銘打ってるだけに表立って大きな動きはないものの、国内外できな臭い動きの下地が着々とといったところか。最後は孤立の流れができてるけど基本はいつものお兄様だし悲壮感があまりないのよね。パニくって罰を求める美波が面白くかわいらしかった。表紙の司馬兄妹がぱっと見で新キャラかと思った。特にお兄様。髪形一つで結構印象変わるものなんだな。

  • 高校3年生編のスタート。登場人物がまた増えました。そろそろ誰が誰やら状態になってきた。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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