- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048926751
感想・レビュー・書評
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想像出来てしまうのに、泣いてしまう程心を動かされました
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笑いあり涙ありで飽きずに読める。
序盤は比較的軽く、面白さが勝つが終盤にかけて重たくなってくる。
生きる意味とは、生きがいとは、生きているってどういうことなのか。
それらを感じ得ない男女が出会い、必死に答えを模索していくストーリー。
4回ほど再読した本で、また読みたいと何度も思わせられる作品。
名セリフも多く心に突き刺さる、感動の物語です。 -
ビブリオバトルチャンプ本('20.1/'23,5 読書週間)
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「君の膵臓をたべたい」と似ていた。
話の内容は面白いのだが、少し物足りなさを感じた。 -
ありきたりっぽい内容で進んでくから
なんとなくわかるんだけど、
それでも途中途中の佐野さんの
言葉に胸打たれる感じが堪らない。
これはあとがきの言葉
この世界は、理不尽で、辛くて、酷いことに満ち溢れています。
死にたくなるなんて、それは当たり前のことだ、と僕は思います。
それでも、生きていこう、そう思ってもらえるような小説を、僕は書きたかった。
なりました。ありがとうございます。 -
想像力を最大限に活用してイメージする発光病。
きっとものすごく綺麗だろう。
小説の中だけで許される理不尽な病気。
だけどこの世にはきっともっと理不尽なことがあるような。 -
夕方から明け方までの空を見ている様だった
RADWIMPSのSparkleがとても似合いそうな話 -
前半はなかなか読み進める気になれなかったけど、後半どんどん読めた。とてもよかった。綺麗なお話だった。
大切な人が亡くなっても、それでも世界は続いていくという絶望が切実に伝わってきた。 -
現代のサナトリウム文学といったらこんな感じに思います。
どんどん2人の主人公が愛おしくなっていきます。
映画にもなっていましたが、確かに映画映えしそうな作品のように感じました。