キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 776
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048927048

作品紹介・あらすじ

留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎はひょんなことから、秀才でひきこもりの映画オタク・嗄井戸と出会う。彼は部屋から一歩も出ることなく、 その圧倒的な映画知識で次々と不可解な事件を解決してみせ――。

感想・レビュー・書評

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  • 大学生二人の掛け合いが面白かった。
    喧嘩したり認めあったり、いつの間にか仲直りしてたり。
    乱暴ながら仲良くなっていく二人が、色々な謎や事件を解決していくライトなミステリー。
    日常の謎を解き明かすだけかと思いきや、意外と重い事件とあったりで最後はハラハラした!

    キネマ探偵と言うだけあって、映画の知識で事件を解いていく。
    残念ながら映画は全然知らないけれど、作中で紹介されると気になってくるなぁ。
    きっと映画に詳しかったらもっと楽しめたんじゃないかと思う。

  • 映画に詳しかったらもっと楽しめそうな作品。
    登場人物がみんな魅力的です♪

    ミステリー的には驚くほどの展開ではないけれど、クスッとしたり、スカッとしたり、ハラハラしたり、ウルッとしたりで面白かった♪
    嗄井戸は辛い過去から抜け出すことができるのか、奈緒崎との友情はどうなるのか、先が気になる(*´艸`)

  • ビブリア古書堂は古書に纏わる話だが、
    こちらは映画に纏わる物語。
    ビブリアの三上さんがオススメしているし、
    イラストをスカイエマさんが描かれていて
    更に内容が面白そうだったので購入してみた。

    こういう話によく出てくる、一つの事柄に
    卓越したクセのあるキャラクターが
    この本では嗄井戸(すごい名前(笑))だが、
    クセはあるが結構可愛い少しヘタレな人物で
    嫌味がないし、好感が持てる。
    映画に関しても、世間的によく知られているような
    映画を取り上げているし、内容も分かりやすい。
    事件の流れは若干予想しやすい流れだが、
    まだまだ色々な話が読んでみたいと思えた。
    是非、続いてシリーズ化して欲しいなと思う。

    それにしても、ビブリアに出てくる本もだが、
    今回の映画も有名だけれど改めてじっくり
    見た事がないかもしれない…というラインナップで
    これを機にゆっくり見てみたいと感じさせられた。

  • 映画に関係した事件の謎を解く、ひきこもりシネフィル探偵。

    「逢魔奇縁のパラダイス座」(ニュー・シネマ・パラダイス)2 … すべてがちょっとわかりやすすぎた。
    「断崖絶壁の劇場演説」(独裁者)2 … ひねりがなかった。
    「不可能密室の幽霊少女」(ブレア・ウィッチ・プロジェクト)3 … ラストあたりで言う●●トリックが成立してない。JK束で加点。
    「一期一会のカーテンコール」(セブン)3 … 見立ての題材が曖昧すぎる。

    総じてトリックはかなり軽め。探偵と助手ふたりの絡み(友情)がメイン。題材となった映画はネタバレへの考慮かサラッとしか触れられていないところに好感が持てた。

  • 面白かったです。

    映画を題材にしたミステリー。
    休学中の秀才、嗄井戸が名探偵。
    留年の奈緒崎、美少女 束が絡み合いながら事件に巻き込まれる解き明かしていく。

    嗄井戸がなぜ引きこもることになったのかの語りあたりからグイグイと物語に引き込まれた。
    映画と現実のどちらが起点となり人を巻き込んでいっているのか。
    YouTubeやSNSで誰もが演出家になれてしまう恐怖を感じながら読み終えた。

  • 映画をあまり観たことのないわたしでも、タイトルは知ってるよっていえる有名どころの映画の蘊蓄から始まるので、読みやすく置いてけぼり感もなく楽しめました。主役の男子二人組もそれぞれ完璧人間でないので親近感を持てます。(ちょっとめんどくさい2人だけど)ストーリーもそれぞれの話は途中でラストが読めちゃうけれど、それでも彼らの活躍にぐいぐい引っ張られて楽しく読めました。第三話までサクサクと話が進んだ分、第四話でガツンとおっきい衝撃を落とされました。このシリーズ続くだろうな。そうしたらきっと追っかけますね。

  • #3273ー96

  • 英知大学という優秀な大学の留年危機に瀕するダメ学生の奈緒崎と、休学中の秀才・嗄井戸高久の映画を題材として問題を解決に導いていく三部作。

    下北沢の下宿に引きこもっている嗄井戸が圧倒的な映画のエピソードで問題を解決している様がなんとも小気味良い。

    相手方も映画好きであるが故のやりとりがとても小気味良い。

  • 映画を題材にしたミステリ。なので、映画は全く見ないからと敬遠していたけれど、作中で映画オタクが懇切丁寧に解説してくれるので、何の心配も要らなかった。むしろ、映画は娯楽であり芸術であると言い切って、現実世界の事件や人々の心情にしっかり寄り添って表現されるから、掌の上で転がされるように興味を持ってしまう。映画オタクってすごい。恐い。第四話の締め方がめちゃくちゃ良いので、ぜひ読んで欲しい。

  • 初読み作家さんでした。
    連作短編という形でしたが、どの物語もテンポ良く小気味良く展開されていきました。
    所謂、安楽椅子探偵の部類に入るのかと思いますが、面白く読みました。

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著者プロフィール

2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。楽園とは探偵の不在なり』『恋に至る病』『コールミー・バイ・ノーネーム』ほか著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション wiz』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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