- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048927161
作品紹介・あらすじ
女子高生ふたりが、
ちょっと贅沢な料理にわがままに挑戦するグルメコミック!
テスト勉強や誕生日。
様々なイベントを経て、
少しずつ「家族」になっていく
サチとあやりの新米姉妹。
そんなとき、サチの幼なじみ・絵梨に
まさかのラブレターが……。
想いは料理が伝えてくれる!
女子高生たちのわがままクッキングに新展開!
感想・レビュー・書評
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百合か、百合じゃないか、そこが問題だ・・・とシリアスぶってみたが、正直、この作品は食漫画として楽しませてもらっているから、その論戦には加われないな、残念
百合っぽさがあろうと、百合っぽさがなかろうと、この『新米姉妹のふたりごはん』は食漫画として質が高いし、姉妹の絆が料理によって深まっていくストーリーにも癒される
血の繋がりがないから、サチとあやりの間に百合感は滲んでるように見える。ただ、「好き」を表す矢印の大きさは違うかも。どっちが大きくて太い矢印か、それを言うのは野暮ってもんだ
百合っぽさがあるって言うなら、むしろ、絵梨ちゃんのサチに対する友情に、だろう。友情と恋愛、まだ、どっちつかずではあるようだけど、あやりに対する嫉妬が芽生えかけているのなら、恋愛寄りになってそうだ
ただ、その気持ちを私は気持ち悪いとは思わない。思う理由が分からない
好き、には色んな形がある。御法度なのは、相手の都合を考えずに、自身の勝手な「好き」を押しつけ、なおかつ、暴力や策略に訴える事だけなのだから、同性を好きになる事に何ら問題はない
好きになった相手の性別が、偶々、自分と同じだった。その程度の理由で、「好き」を封じ込めちゃもったいない。自身の中に秘める、勇気を出して曝け出す、それは個々の決断だけど、一時の迷いだって、周囲の喧しい声で自分に言い聞かせる必要はない。「好き」は心の栄養になるんだから、大切にすべきだ
あれ、食漫画の感想を書こうとしてたのに、何か、流れで百合漫画の感想っぽくなったな
この(3)でも、新米ほやほやの姉妹は、手探りで相手との距離を測りながらも、時には大胆になって、相手の知らなかった一面を知り、逆に知ってもらう事で仲の良さを増している
そのゆったり感は読んでいて、癒され、ついつい、口の端が緩んでしまう
しかも、その緩んだところから、涎が出そうになるほど、あやりの作る料理が旨そうなんだ
どれも垂涎必至だけど、やっぱ、狩猟免許持ちとしちゃ、あやりのおばさん、みのりが登場する、13品目「鹿肉のロティ」は強烈だった、みのりの個性も含めて。味の好みはあるにしろ、やっぱ、人生、一度はジビエに挑戦してほしいもんだ。まぁ、桐谷さんみたいな雑食に走れ、とは言えんけど
この台詞を引用に選んだのは、サチへの好感が上がったので。「いただきます」は命を頂くってこと。ただ、口に出すだけではなく、自分の血肉になってくれる他の獣、魚、野菜に感謝する事で、その料理はより味わえるようになる。こうやって、感謝を示せるからこそ、サチは可愛いのだ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プリン以降、サチも料理の感覚を覚えたから、料理の勉強もいいかも。
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今回はあまり学校や外部の人間関係は登場せず、ほぼ「ふたり」のお話。
それだけに、ふたりの関係が徐々に熟成していくのも感じますし、
その一方でちょっと距離ができはじめるのを感じる関係も…。
身近な人や友達、みんな大事でも、どこかしら濃淡はできてしまうんですね。
仕方ないけれど、ちょっと寂しいことだなーとも思います(´・ω・`)。 -
書店で購入。読了しました。
サチ姉さんの才能が開花し始める3巻。
相変わらず女子高生が作る料理にしては難度高い料理をプロ顔負けのガチの料理知識&スキルを駆使して易々と作ってのけるあやりちゃん。そこにシビれる憧れるぅ!
ジビエ料理は流石に手が出にくいですが、「鶏肉とアボカドの生春巻き」くらいだったら出来そうかも。 -
やっぱり、この姉妹が大好きー!料理の絵もすごく美味しそうで、夜に読まないよう頑張っています(笑)お腹すいてる時に読んだら、はらへり音の合唱でしたから(´>ω∂`)
読んでて、ほっこりしました! -
可愛いのぅ可愛いのぅ…
今回は新鮮野菜の見分け方が分かりやすくて良かった
サチは素直でなんでも吸収する上に地頭がいいから応用も効いていいな
発想が自由だからセオリー通りのあやりとのコンビは互いを補いあって相性ばっちりなのかも -
美味しい野菜の見分け方とか、わりと生活で使える知識が多いので嬉しいです。
クリスマスでますます距離が縮まったふたりが今後どうなていくのかが楽しみです。