ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン ワン・サマー・デイ (VI) (電撃文庫)
- KADOKAWA (2017年3月10日発売)


- 本 ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048927451
作品紹介・あらすじ
第三回スクワッド・ジャムの死闘から約一ヶ月。
全国各地に散るSJプレイヤーのもとに、ある一通のメールが届く。それは、過去三度開された大会の上位入賞チームのみが参加できるという新ゲーム、“20260816テストプレイ”への招待状だった。
GGOの運営会社《ザスカー》からの依頼によって開催されるスクワッド・ジャムとは全く趣旨の異なるゲーム。そのミッションとは、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するというもので――。
SHINCと交わした再戦の約束を果たすため、消極的ながらも参加を決意したレン。彼女が目の当たりにするNPCの脅威とは。
時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“もう一つのソードアート・オンライン”第6弾が登場!!
感想・レビュー・書評
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やっと読めた。
いつもどおりドンパチ痛快アクション+イイハナシダナーありで大変面白かったのですが、一番面白かったのがあとがきって言うね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回もゲームならではの設定とそれを利用した戦いぶりがとても面白いです。
銃やバトルゲームの知識がある程度あればかなり楽しめるのでは。
オンラインバトルゲームにはまっていた時、
リスポーンの場所の選択を誤って生き返ってすぐ殺されたり
リスポーンの位置が一箇所しか選べなくてもう前線に復帰できない!ってなったりしたことを
懐かしく思い出しました。
ややネタバレになりますが
読んでいる最中、NPCが実はNPCではないのではと思い始め
キノの旅にたまに出てくるような切ないものとか後味の悪いものとか
そんなストーリー展開になったらどうしようと
そわそわしてしまいました。
ハッピー・エンドでほっとしました。
GGOが外国のゲームで、口形のCGモーションは英語で動くが
瞬時に日本語に訳されて聞こえるという設定も
ストーリー上そこまで重要で無さそうなのに細かく説明が為され
リアルさも増しますし、それだけでなくちょっとしたトリックにもなっていて面白かったです。 -
今回もチーム戦ながら敵はハイレベルなAI。ということでまたも過去の敵が今日は味方です。今度はBetrayもないよ、やったね!ゲーム内でのレンちゃんはVRということもあってか、だいぶはっちゃけてる印象が。今回は残機制だったから余計にそう思えたのかな。ゲームだと分かってするのと気付かずに現実だと思って行動するのだとやっぱり前者の方が思い切った行動取れるよね。オチはAIの方は多少なりとも予想はできてたけど思いのほかヘヴィなのはこの作者さんならではですかね。
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虚構と現実の境に対する問を提示する.虚構が虚構であることの保証は簡単ではないし,逆に現実が現実であることの保証もまた然り.
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こういう見せ方があるのか、と感心。
リアルとゲームの差というかね。
あとがきのゲームのラインナップに笑った。
そういえば、このあとがきもアレじみてきたな。 -
全体を通しての伏線が分かりやすかった上にややあっさりとしていたなあという印象。全体としてのゲームの流れも思惑がぶつかりあうというよりはアクション重点だったので好みが分かれるところかもしれない
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ちょっと目先を変えてきましたね。視点を変えれば人に戦意を失わせ、逆に戦意を復活させる。現実としての死を意識するかしないのかは大きいのかもしれませんね。
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面白かった。いつものバトルロワイアルでなくて、協力プレイもいい。なんでこんなことしてるんだろうというネタばらしも納得できた。
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【Bookwalker】死闘を繰り広げたSJ3から約一ヶ月後、過去のSJの上位入賞チームに、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するという「テストプレイ」への参加の打診があった。SHINCのボスと再戦の約束したレンをはじめLPFMも勿論参加するが…という今回。敵であるAIがやけに人間くさいなと思っていたら、なるほどという展開に。VRが医療目的でも使用されるというのは本編でも既に語られたことですが、こういう使いかたもあるのかと思う次第。「ある夏の日」という副題にグッときた今回でした。
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テストプレイに呼ばれた。
NPCと油断していた訳ではないが、あんなに強いと各チームごとに撃破するのは難しいだろ。
互いに同じ事を伝えられていたのならば、これは何を目的としていたのだろうか。
著者プロフィール
時雨沢恵一の作品





