魔法科高校の劣等生(22) 動乱の序章編〈下〉 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048929493

作品紹介・あらすじ

二〇九七年四月。
 横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。
 “全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす──特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。
 時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!? 彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。
 その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった──。 
 “人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読んでだんだん面白くなってきた。笑いの要素が少ないことが特徴だが、主人公の異常な強さを笑うのもたまにはいいかも。なんかよくわからないが、主人公が孤立感を深めていって、でもなんというか強すぎて悲壮感がないんだよね。

  • お家柄or学校……を迫られる達也。
    達也にも優先順位はあるので、達也の選択は当然といえば当然。
    でもそれを知った面々のショックさは共感出来るかも。
    亀裂走りまくりの火種生まれまくり……という本当“きな臭い”内容です。
    ここから和解はあるのか、そればかり気になります!

  • 【再読】前回は割と諸外国における動乱が多く語られましたが、今回は国内の、特に達也の人間関係に関する動乱の序章という感じでしたね。若手魔法師が集まった会議で軋轢を生み、いつも一緒にいた友人たちとも何となく距離が置かれ、どんどん達也が孤立状態に追い込まれているように思いますね。国防陸軍情報局の暗躍がそれに拍車をかけておりますが、この先どう展開されるのか。再読にも関わらずそれを全然憶えてないので、続きを読むのが楽しみです。

  • 魔法力のインフレーションが起きかけているような、いないような。伏線も多々仕込まれているようだし、今後が楽しみ。にしても、十山家、情報部の割には…情報把握が浅い?

  • ライトノベル

  • 演習という名で、達也のことをテストしようとする遠山家。
    弱者は強者を信用しない。それはいつでも蹂躙できるから。そしてその恐怖から脱するために、強者を悪として否定しようとする。

  • ヒロイン可愛ければ全て良し。お兄様は強すぎて特に言うことなし

  • 変貌する達也を取り巻く状況。
    二十八家内の溝が動乱を呼ぶ!?

  • さすおに。
    あとがきにもあったけど、軍靴の響きが高くなる、きな臭い話の巻。
    正直、気分が悪かった。
    今までも布石はあったんだけど、外敵ではなく内患になる内部での分裂やら陰謀やらで
    まとまっていない組織をだされるとな。

  • 魔法師の若手会議において対立を深める達也。
    その陰で、四葉を危険とみなす遠山つかさは、達也排除へ動き出す。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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