- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048930505
作品紹介・あらすじ
情報化社会の成立とともに進化を続けてきたUnix。その歴史は数々の伝説に彩られている。Unixを支えた多くの天才的技術者は何を目指し、今日の技術基盤はどのように確立したのか。その真実が明かされる。
感想・レビュー・書評
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Unixの歴史について、集めた資料を元に著者自の推測も交えて、語られている本です。
UNIXが大好きな人とか、コンピュータの歴史が大好きな人にはお勧めです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
UNIX誕生の歴史をベル研での誕生時から、バークリーでのBSD開発、SUN Workstationの単勝とそれに影響を与えたPARCのAltoの話、そしてUnix WarによるUNIXの自滅までを追った技術史の解説。要所要所で論文からの引用があったり、途中のコラムや脚注も素晴らしいので、資料的価値もあるのでUNIXやコンピューティングの歴史に興味がある方はぜひ手に取られたい。
基本的にはソフトバンクから出ていたUNIX USERの連載をまとめ再編集して加筆したもの。
大変楽しく読めた。
また、生まれたときからLinuxがあると言った若い人も、どうして今のLinux/Unixがこうした仕組みなのか、シンプルであることが尊ばれるのか理解する上でも、「UNIXという考え方」などと一緒に読んで見ると良いと思う。
(OPC Diaryから転載) -
めちゃくちゃ古い話ばかりなので、まさに考古学が好きな人向けって感じ。
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請求記号 007.63/F 67
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おそらく、UNIX(not Linux)の歴史について、ここまでまとまっている本は無いと思います。面白かったです。