ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 116
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048932196

感想・レビュー・書評

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  • 世界の謎到達編?

    だんだん戦争ものではなくなってきて、
    イクタとジャンだったり、いろんな人の関係が進んでました。ルカーンシティとミアラはいい話でした。

    と思ったら急にSFに。そんな展開になるのかー、と予想外な感じだけど、いいのかこれで、、、
    次からまた戦いやるのかな?とりあえずマシュートルウェイはよ!

  • 前回の引きから、今回は三国会議で丁々発止の政治的駆け引きが行われるのかなと思っていたら、全く予想と違った展開になった。
    いわば、世界の成り立ちの説明会。
    あと、ようやく謎なタイトルが解明される回でもある。
    それもこれもアナライ博士の登場のせいだな。
    一人で世界をかき回す、さすが科学者!(笑)

    その世界の成り立ちについては、いや、前からロストコロニー的な設定なのかなと思ってたんだけど、仮想未来世界だったか。
    やっぱり物語の舞台はインドで合ってたんだ。
    なるほど〜。

    ただ、このハイファンタジー世界にいきなり現れた過去場面は、やっぱりちょっと違和感があった。
    まあ、説明の最後の方には、それも気にならなくなったんだけど。
    それに、この過去話は、いわばオマケのようなもので、それによって本編の構造が大きく変化するものでもないな。

    唯一、心震えたのは、遠い未来に自由に生きるヤトリがいるかもしれないという可能性。
    その時はきっとイクタも傍にいるに違いない。
    そう願わずにいられない。

    次巻から終焉に向けて加速していく予感。
    次はいつもの仲間たちとの話を期待したい。

著者プロフィール

2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。

「2023年 『七つの魔剣が支配するXII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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