86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉 (電撃文庫)

著者 :
制作 : しらび  I-IV 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 70
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048933971

作品紹介・あらすじ

ギアーデ連邦軍に大打撃を与えた、敵の電磁加速砲搭載型〈レギオン〉。これを無力化する生還率コンマ以下の作戦に、シンたち『エイティシックス』の面々が選ばれ――!? 決死行の末に、シンが辿りつく場所は――。

感想・レビュー・書評

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  • シンたちとレーナが再び出逢うまでの戦いを描いた後編。
    うん、期待を裏切らない良い出来だった。

    超長距離砲攻略戦の一部始終が描かれて、息つく暇もない戦闘描写と次々繰り出される戦術に思わずのめり込んでしまった。
    すごいなあ。
    シンを行かすためにエイティシックスの仲間たちの『俺にかまわず先に行け』的展開にはニヤッとしてしまった。
    そして、絶体絶命の瞬間に響くその声。
    いや、わかっていても胸が熱くなる。
    いいよね。こういう展開。

    そしてその再会は、この巻通してずっとシンが悩んでいたなぜ戦うのかという疑問への答えを与えることにもなるのだ。

    一巻以来となるラストの再会場面が実にいい。
    彼らの約束は果たされたのだ。
    そして新たな約束が結ばれて、ここからは共に未来へ進んで行く。
    その新たな展開に期待しよう。

  • 続編だけど、1巻のラストとの繋がりを描いた物語なので、結末がわかってしまっている分面白さ(ドキドキ感)は半減するが、それでも面白さは失われていない。四巻が待ち遠しい。

  • 戦うことしか知らない少年が、その先に果てることしか想像していなかった子供たちが、「未来」を与えられた時にどのように考え、振る舞うのか。本作はそんなところを突いているのかもしれない。それは取りも直さず、現代の社会問題の一つにも通じる、のかも。

    そんな深読みをしてしまった。戦闘、情景描写にやや難はあったが(著者に見えているものが読者に伝えきれないもどかしさ、的な)、その分骨太さを感じるのも確か。綺麗にまとまったのも良かった。

  • ストーリーに全く新しさがないし、状況描写が足りていないので流れもよく入ってこない。言い回しがやたらと大仰で無駄に見えるのは自分の言語能力が足りてないからかもしれないが。結局戦闘シーンがあれば他はどうでもいいのではと言いたくなる。

  • 今回はおもしろい兵器満載で満足やわ。

  • 珍しく一巻からじっくり読んで、発売を楽しみにしているライトノベルです。(大体は既刊がある程度出揃っているものを、ザザザーっとマシンガン的に読むのが好き)

    三巻から初見レビューを読む方はいないと思うので、思いっきりネタバレ含む。
    一巻のレビューちゃんとしたっけなー。

    結局は、シンとレーナがどうなるかが気になって気になって仕方なかったわけです!
    なので、申し訳ないけどフレデリカ姫様とキリヤの云々はスルーで(笑)
    あぁ、でもグレーテさんのナハツェーラー捌きは胸が熱くなるものがありました。

    終盤、シンが生き延びる理由に迷走し、一巻同様の捨て身戦法を復活させます。
    ここまでの時間は一体何だったんだ、と私にも他の86メンバーにも思わせといてのレーナ登場に、鳥肌。。。
    やるな、作者。
    ただ、正直、二人が顔を合わせるのはきっと次巻以降なんだろうな、と思っていたので。
    まさかのラスト。えっ、何でそうなったよ、と。

    もう一つ言うなら、ユージン妹が、兄を殺したことの恨み辛みを手紙に託して、シンに対する心理攻撃(笑)に出る場面があるのだけど。
    戦闘シーンがひと段落して、ユージンの墓参りをするシンに、諸々思慮してからの妹感謝の弁。
    えっ、聞き分け良すぎやろ、と。

    いや、いいんだけど!
    期待を次にまで持ち越されなくて、いいんだけど。
    異邦人である86を戦闘に出しときゃ、自国民から恨まれなくて済むだろ、的悪に染まっていないキャラクターがいて、いいんだけど。
    どちらもあまり脈絡なかったから、まさか夢オチとかにならないよね、と心配になったのでした(笑)

    メカニック関係は得意ではないので、描写がどうとかは分からないけど。
    種を軸にした世界観の進行と、戦闘と心情のバランスはとても良い作品だと思います。

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プロフィール

第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞し、受賞作『86‐エイティシックス‐』でデビュー。陸戦専用・高機動型・できれば多脚のメカを偏愛。スペックが化物なワンオフ機よりも量産機や旧世代機、ステータス一点張りの欠陥機を愛する。

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