博多豚骨ラーメンズ Extra Games (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2018年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048936941
作品紹介・あらすじ
人口の3%が殺し屋の街・博多に結婚詐欺事件が発生。一人の女を巡る欲望と騙し合いに、依頼を受けた馬場と林も巻き込まれていく――。博多に蔓延る悪に裏稼業の男たちが鉄槌を下す、オールキャスト集結の短編集!
感想・レビュー・書評
-
ラーメンズメンバーそれぞれにスポットを当てた短編集。
時にシリアス。時にコミカル。
夢中でサクサク読めるのがこのシリーズのいい所ですね。
後半はジロー推しにはたまらない内容(笑)
自分的には第1話の「真冬のダブルスチール」が面白かった。
笑わせてもらいました(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミサキちゃんはぽんぽんと1万円冊を依頼料として渡してるけど、その金はどこから出てくるんだろうか。
-
今回は短編集。面白かったです。
豚骨ラーメンズのチームワーク!と思いました。
ジローちゃん関係のお話が多かったのも嬉しいです。田中さん…!!
榎田くんって「エノキダケ」の「エノキダ」だったのか…。
福岡市がより身近になったので、これからもますます楽しみです。 -
アニメ見たいです!
-
短編集。
各タイトルに野球用語がつけられてた。 -
短編だからこその魅力がギュッと詰まっていて良かった
キャラ紹介がされている話もあって、復習や、シリーズの導入にも役立ちそう
ライトな気持ちで読めたのもまたよい -
「真冬のダブルスチール」
多数の人物から恨みをかった末路。
自業自得という言葉がお似合いな犯人だが、これだけタイミングよく全員の元に依頼が来ることなど中々ないだろうな。
「助っ人」
拷問師とハッカーの出会いは。
榎田は一体何歳から裏の世界で活動をし始めたのだろうか。
こんな状況下で出会った二人が、未だに友人としているなどお互いに想像しなかっただろうな。
「フィルダース・グッド・チョイス」
自分を信じ下した決断。
私欲を満たす為に他人を犠牲にし、尚且つ反省の意思もなくいるなどあり得ないな。
信じる事が出来る仲間がいるからこそ、時には思い切った決断も出来るのだろうな。
「フェア・マネー」
大好きな人の誕生日プレゼントを買う為に。
楽して稼げるのはいいかもしれないが、やはり後ろめたさや汚いお金と感じたりするのだろうな。
大切な人だからこそ、そんなお金を使わず自由に生きて欲しいんだろうな。
「アウトローにナックルを」
騙し騙され復讐される。
本人が借りていた訳でもないのに、多額の借金を返済する羽目になるなど苦痛でしかないだろうな。
ただ彼女自身に、自分がされた事と同じような事をやっているという自覚はあったのだろうか。 -
【TVアニメも話題沸騰! 博多最強の殺し屋たちの熱いドラマが、待望の短編集に!】
人口の3%が殺し屋の街・博多で、結婚詐欺事件が発生。馬場探偵事務所に舞い込んだ依頼から浮かび上がる、一人の女と、その愛を巡る欲望と騙し合い。偽りの愛を語る無法者たちの策略に、馬場と林も巻き込まれていき――。法では裁けない悪党に、裏稼業の男たちが鉄槌を下す!
ほか、ストーカー事件から繋がる殺しの環、伝説の拷問師と天才ハッカーの情報屋の出会い、消えた大金と真犯人を追ってカジノ殺人に単独であたる林、復讐屋見習いミサキの初めての奪還作戦など、オールキャスト集結で贈る痛快短編集! -
「真冬のダブルスチール」
メインキャラクターが偶然重なったターゲットの部屋に時間差で全員集合。コミカルで終始笑える。
「助っ人」
マルティネスの過去と、榎田との出会い。本編で「マルさんは知ってるけど」のひと言の伏線があったが、こんな出会い方だったとは。
「フィルダース・グッド・チョイス」
リンが垣間見せる殺し屋としての正義感。
「フェア・マネー」
ミサキメインの話は少年探偵団の危なっかしいバージョンみたいで面白い。ジローちゃんは本当にかっこよくて素敵なお父さんだ。まさか復讐屋父娘から、真っ当に働いて対価を得る尊さを教わるとは。
「アウトローにナックルを」
『アルジャーノンに花束を』みたいなタイトルだ。