この世界がゲームだと判明して100年が過ぎた Project【venturum saeculum】 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
2.00
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本棚登録 : 21
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048939225

作品紹介・あらすじ

自分たちがゲームの住人であると分かって、100年の年月が過ぎた世界。
 冒険の意味さえも形骸化して、ただの「しきたり」と化していた。
 成人の儀式『最初のクエスト』へと向かったミギアは、この世界では起こりえなかった未曾有の事態に直面する。
 その窮地を救ったのは、凄まじい剣技を誇る、弱冠レベル1の剣士・ゼクー。
 自らをプレイヤーだと名乗るこの少年はいったい何者なのか――?
 そして彼が解き明かそうとしている、この世界に隠された謎とは――?
 100年ぶりのプレイヤーを迎え、閉塞したゲーム世界が変貌を遂げる!?

感想・レビュー・書評

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  • つまらん。
    主人公が80過ぎた爺やし
    現実世界の話もおもんない

  • 新しいかも。あまり見たことないタイプの話だった。

  • この本の語り手はプレイヤーではなくゲーム内キャラクターである。これだけで、既存のゲームSFとも転生もの(ほとんど読んだことないが)とも違う印象を与える。
    読者にとって主人公は自明であり、語り手であるキャラクターの方が未知であることが、面白さを生んでいる。まあ、自明とは言え剣豪である主人公に語らせては、剣術の実況と解説が難しくなるので、当然の配置でもある。

    現代にだって、剣術・武道を生業に生活している方々がいる。平均余命が伸び続けるならば彼らの老後は思っているよりも長いかもしれない。それがさらに続けられるとしたら、極めた技を持って、さらに進み続けるのだろうか。現実に諦観した転生ではなく、現実の延長としての転生の夢を見たい。

    ところで、2056年ともなれば、夫という言葉に性別の意味は含まないのではないか。況やゲーム内ならばY染色体など不用ではないか。お爺ちゃんは孫の成長も見守りたいのである。感想ではなく願望である。

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著者プロフィール

電撃文庫『非公認魔法少女戦線』でデビュー。同シリーズの他に、メディアワークス文庫『猫とわたしと三丁目の怪屋敷』がある。

「2018年 『この世界がゲームだと判明して100年が過ぎた Project【venturum saeculum】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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