レッドスワンの絶命 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 78
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048939270

作品紹介・あらすじ

廃部寸前に追い込まれた古豪サッカー部に現れた救世主は、異例の女性監督だった。どんなチームよりも<知性>を使って勝利を目指す。舞原世怜 奈の哲学に導かれ、赤白鳥は蘇る! 新時代の青春サッカー小説、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったサッカー小説。     
    サッカーは知性だって。    
    サッカーに限らずあらゆる球技は知性の競技ともいえる。    
    いわゆる心技体に加えて、知。    
    スポコン物も好きだけど、こういうのも好き。   
    しかも書き手が稀代のストーリーテラーときたもんだ。    
    面白くないわけがない。     
    というわけで続きも楽しみです。

  • うーん、読んでて気持ちの良い話ではなかった。それは、無理に盛り上げようとしてなのか主審の判定が偏るところとか、不自然なほど突然怪我が発生するところとかかと思う。たとえフィクションだとしても積極的に読みたいものではない。

    あと、サッカー系のフィクションは、専門性の部分について、読み手のターゲットをどこに置くかがポイントな気がする。全方位にすると結局全員つまらない。

  • サッカーをテーマにした青春小説。
    サッカーをしている人はもちろん、詳しくない人もおそらく読みやすいと思う。
    試合の情景が想像しやすい描写になっている。

  • 超面白い!舞原…あ、やっぱ他作品とリンクしてるんだ、と懐かしさと共に読み始めるも、もう夢中。美少年の優雅、親友の伊織、そして美しい舞原世怜奈とその一族。勿論、サッカーの展開も面白いけどこの魅力的なキャラ陣あってのワクワク感はたまらん。ナルな葉月先輩も特記しよう。

  • 「赤白鳥の絶命」
    絶望的なチームの状態。
    伝統やら過去の栄光に囚われ現実を見れなかった者にとって、今回の事件は何かしら革命的な出来事になってゆくのだろうか。

    「亡者の啓蒙」
    連敗を重ね悪くなる空気。
    いきなり今までの練習から変わってしまったうえ、皆の意思もここまでバラバラだったらいくら個別に努力しようが勝てる物すら逃してしまいそうだな。

    「愚者の忠誠」
    隠されていた最後の罰。
    負け試合だろうが色々と試しデータを取ってきたからこそ、彼女の采配により勝利を得られたのだろうし信頼も得られたのだろうな。

    「憐憫の仔」
    互いに知らなかった過去。
    目に見えて成績が現れない限り自分で自分の成長が分からないというのは当たり前の事であり、自信を持つことは中々に難しいだろうな。

    「俎上の初恋」
    過去の過ちの真実。
    互いに互いを信じているように見えたが、ただただ依存し合っていただけで互いに利用しようと何処かで考えていたのかもしれないな。

    「破滅の黙契」
    絶望的な状況を覆す為。
    いざこざがあっただけでなくチームの心を折ってきた相手との対戦というのは、ただでさえ気負うだろうに普段と違うメンバーでの試合は凄くやりずらかったろうな。

    「情熱の赤翼」
    試合終了の合図は。
    少しでもボールに触れていたらというのは触れる意志があった場合のみ許される行動でないかとつくづく思うが、あまりにも多用してこない間は作戦の一つにもなり得るのかもしれないな。

    「彼女は誰も忘れない」
    戦う相手は。
    誰もが彼女の連れてきた相手チームに選んだメンバーを見て驚いただろうし、ここまで研究しつくされるとどれだけ強くなろうと関係ないのかもしれないな。

  • サッカーがわからなくてもすんなり読めたし、サッカーにも興味が湧きました。やっぱり綾崎さんの書く文章はとても綺麗で、試合のシーンでレッドスワンが勝った時は思わずガッツポーズをしてしまいました(〃ω〃)。

  • 初読みの作家さん。高校サッカーの小説と言うことで文庫化もしたことなので読んでみた。
    良い意味で漫画的な登場人物たちだけれどサッカーの描写は丁寧。
    心理描写も繊細で恋愛小説系の方? なようでこちらの方も繊細差を感じました。
    顧問の先生ができすぎる人だけれど、これも良い意味でいまどき風なのかなと思いながら読了。

    ここから予定調和的にチームの快進撃が始まるのだろうけど、どのように書く登場人物たちが心身共に成長していくのかの楽しみ。

  • 20年前に活躍し、今は日の目を見ないサッカー部。廃部の危機を前に、新任の26歳の女性顧問の指揮の元、知能的サッカーで全国を目指す…

    サッカーは体育の授業くらい。W杯は観れたら観る。ルールはなんとなく。
    そんな感じでも、丁寧なルール説明と、躍動感溢れる文書表現、そして何よりも主人公の一人称によって語られる心理描写で、物語に惹き込まれてしまいました。
    3部作ですが、残り2作も必ず読もうと思いました。

  • 2018.7.9読了。

  • 【恋愛小説の名手が送る新時代の青春サッカー小説、開幕!】

     私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。新潟屈指の名門は崩壊の危機に瀕し、選手生命を絶たれた少年、高槻優雅は為す術なくその惨状を見守っていた。
     しかし、チームが廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。新指揮官に就任した舞原世怜奈は、優雅をパートナーに選ぶと、凝り固まってしまった名門の意識を根底から変えていく。
     誰よりも〈知性〉を使って勝利を目指す。新監督が掲げた方針を胸に。『絶命』の運命を覆すため、少年たちの最後の闘いが今、幕を開ける。

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著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ(全4巻)を刊行。恋愛青春小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を集めている。

「2020年 『レッドスワンの混沌 赤羽高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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