満月珈琲店 (KITORA)

  • KADOKAWA
3.66
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本棚登録 : 763
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048968225

作品紹介・あらすじ

疲れた人だけが訪れることのできる「満月珈琲店」。
毎日、日没にスタートする。

憧れのお兄ちゃんに失恋した小学生。
挫折から自分の道を模索する元アイドル。
仕事に自信が持てない中堅サラリーマン。
最愛の人を亡くした年老いた女性。

マスターの元には今日も疲れた人がやってきた。
提供されるメニューが、それぞれの悩みを優しく包み込む。

顔を上げたその先にある未来は―――。


イラストレーター桜田千尋の天体をモチーフにした美しいイラストと、感動の物語が溶け合い、ずっと手元に置いておきたくなる特別なイラストストーリー集。

感想・レビュー・書評

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  • 疲れた人だけがたどり着ける不思議な珈琲店。
    その店にメニューはなく、マスターがその人が必要としているものを出してくれる…そしてマスターはなんと猫。
    ファンタジーのここに極まるといった設定だけれど、読んでいてとても優しい気持ちになる。
    何よりもイラストがキレイで、内容にものすごくあっているのだ。
    短編から成り立っているけれど、少しづつ重なっていて、最後に戻ってくる着地も良い。心温まる物語でした。

  • 天体や星をモチーフにしたスイーツが魅力! 美しく幻想的な「満月珈琲店」の世界 | ダ・ヴィンチニュース
    https://ddnavi.com/news/661976/a/

    満月珈琲店 | キトラ
    https://ki-tora.jp/%E6%BA%80%E6%9C%88%E7%8F%88%E7%90%B2%E5%BA%97/

    満月珈琲店 桜田 千尋:コミック | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000111/

  • 満月珈琲店の星詠みの表紙のイラストに一目惚れして予約して購入しました。
    だから期待しすぎたのかも…。
    色彩や世界観は本当に素敵で期待以上だったんですけどね


    イラストレーターさんの絵の得意な部分と不得意な部分がはっきり出てしまっている気がします。
    得意な部分が120%ぐらい素晴らしいので、不得意な部分をもっと頑張って欲しいなと感じました。

  • yさんの本棚をみて。

    • りまのさん
      書店で、聞いたら、もう手に入らないようです。(T_T)
      書店で、聞いたら、もう手に入らないようです。(T_T)
      2020/08/30
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      りまのさん
      そうなんだ、綺麗なイラストなので残念、、、
      りまのさん
      そうなんだ、綺麗なイラストなので残念、、、
      2020/12/07
  • 満月珈琲店、こちらはイラストメインで、文章は20分もあればサッと読める感じ。

    各場面や飲み物、スイーツのイラストが魅力的でお腹が空いてくる...。構成もいい感じに凝っていて簡単に読めるものの、味わい深い。

    パソコンソフトのダウンロード中に読み始めたのだけど、いい時間になりました。コロナがおさまったらこんなカフェを発掘してみたいなぁと思う。

  • 2020年8月KADOKAWA刊。書き下ろし。文春文庫の満月珈琲店の星詠みと姉妹本になる本書は、桜田さんのイラストがメインですが、ストーリーにも工夫があって楽しめました。スイーツが美味しそうなのは、言うまでもないんですが、店主の猫が大きくて、わりとインパクトあるんですよね。猫の店主が、お話するところを実際に見てみたいなぁと思います。

  • 前に読んですごく好きだった「満月珈琲店の星詠み」の、あの「満月珈琲店」にまたお目にかかれるなんて!
    前作の「満月珈琲店の星詠み」の世界観は引き継ぎながらも独立したストーリになっているため、前作を読んでいなくても十分に楽しめます。

    前作はストーリーがメインでしたが、今作はまるで大人のための絵本のようなイラスト集×ショートストーリー。星や月をモチーフにした美しいスイーツのイラストがふんだんに使われており、「満月珈琲店」の世界観にどっぷり浸かることができます。
    4篇のストーリーも、それぞれほろ苦いのに温かく、イラストが持つ雰囲気ともマッチしています。

    何かに躓いたり、将来に希望を持てなかったり、自信を失いかけたとき。物語に出てくる人物たちと一緒に「満月珈琲店」を訪れて、人生を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

  • 「満月珈琲店の星詠み」と同じタッグで、絵が主体の一冊。三毛猫のマスターがトレーラーでひらくカフェに、悩める女の子がやってくる。満月、半月、天の川に星空。天体をモチーフにしたスイーツとドリンクが、凝り固まった心をほぐしてくれるお話。キラキラ光る絵がとてもきれい。
    いつもツイッターで見ているけど、手元で、紙で見られてうれしいなー。

  • Amazonの評価が辛口すぎてかわいそう、と思いましたが、私も同じことを思ってしまいました。「文字が多すぎる」「イラスト集かと思ったのに期待外れ」。総じて残念。

    小説の方の表紙を見て、挿絵を見て、その絵のあまりの美しさにドキドキして、もっと見たい!自分の本棚に置きたい!と思ってネットで購入しました。実際に本屋さんで中身を確認してからだったら購入しなかったかもしれません。

    ページ数を抑えてもいいから、可愛くて美味しそうなお料理の絵だけを1ページ1皿くらいで載せてくれたら良かったのに…。アニメの猫の絵はいらないかな…。でももし今後、この方の画集が出たらまた見てみたいです。次は期待しています。

    追記。
    小3の娘が帰宅後にこの本を見つけて、わー!美味しそう!!と目をキラキラさせて読んでいました。振り仮名はついていませんでしたが全部読めたそうです。「このお話すごい!最初と最後が繋がってるんだね!何回も何回も繰り返し読める!」と喜んでいました。ベッドに持ち込んで読んでいました。娘はとても気に入ったようです。

  • 風景と料理の重なりを描いた絵画表現が素晴らしかったと思います。しかし、その素晴らしい部分を意味深くするためにもっとお話や文書を練って欲しかったと残念な気持ちです。プロの小説家が書くようなお話とは思えません。「そういう世界観なんだから」という前提を置くのであれば、中途半端にアイドルという職業の葛藤やリストラという現実にある問題を取り上げるのはノイズになると思います。

    最もふわっとしているのが1番大事と思われる満月珈琲店の存在で、メタファーとして考えるにしても理解しづらい。マスターは結局どんな存在で、珈琲店とは何で、なぜ人生の分岐点に現れるのか?直接的な説明はなくとも、そうした点が私たち読者の人生とも当てはまる仕方で示されていて欲しかった。

    「そういう現実的な見方はいいから」と突っ込まれるかもしれませんが、だとしたらやはりこの話全体は「何となく」良い感じな雰囲気で成り立つふわっとしたものになってしまいます。仮にも2人の人間の一生を描く作品で、何となくなイメージで進んでいくものを個人的には「良かったなぁ~」とは思えません。合う人には合うかもしれません、私には合いませんでした。

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著者プロフィール

1987年生まれ。兵庫県三田市出身、東京都在中のイラストレーター。webで発表した作品「満月珈琲店」のイラストが話題となる。
著書に小説家・望月麻衣とのコラボ小説『満月珈琲店の星詠み』(文藝春秋刊)、コラボ絵本『満月珈琲店』(KADOKAWA刊)がある。
Tiwtter:@ChihiroSAKURADA
Instsgram:chihirosakuradaa

「2021年 『桜田千尋イラスト集 満月珈琲店メニューブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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