むしろ、考える家事

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 312
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048969611

作品紹介・あらすじ

「家事はもくもくと手を動かし続け、「時短」や「効率良く」を考えながらやるもの、さっさと済ませて次の時間へ行きたい。」そういうふうに家事時間をマイナスなものとしてとらえると、その時間がもったいないではないか! そう気づいた山崎ナオコーラさんは、家事時間をむしろプラスなものと捉えて、楽しい考えごとに使うことに。料理、掃除、洗濯、子育て……日常の家事の時間に考えたことを綴る、新しい視点のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • うーん。やっぱりだんだん、この方の文章があまり好みではなくなってきている自分がいます。なんか、「負けたくない!」みたいな感情が前面に表れてて、え?何に?みたいなねぇ。うーん。まあ反対に共感する方もいるとは思いますが。

  • なんかいい。ちなみに、娘によるとうちのカレーも定型がないそうです。いや、カレー粉かカレールーを入れる、くらいはあるんだけどな。
    家事は社会作りかどうかは、思うところがないわけでもないけれど。

  • 相変わらずだった。相変わらずなナオコーラさんのエッセイ。なんで毎回そう思うのに手にとっちゃうんだろ。。

  • 視点はユニークだと思う。
    「わたしだけが成長できない」とか「夫や他の人に追い付けない、負けたくない」とか、家事をやるのにいちいち「人間的成長」が絡んでくるあたりがわたしには少ししんどい。

  • 家事。
    いくらコツコツ取り組み続けても、昇進するでもなし。
    勤続表彰されるでもなし。
    現状そんなに苦ではないけれど、社会性を繋ぎ止めるためにやってるだけ、って感覚だった。
    なので、家事をして大きなものに向かって進んでいくというナオコーラさんの意識にびっくり。
    全ての行動は、「しない」という行動も含めて社会活動である、との考えは、極端とも思うけど面白い。
    諦めてない、社会を未来を信じてる人の考え方だ。

  • 家事育児でも社会を回している。オン状態である。外に出て人に会うだけが社会参加ではない。というような、著者らしいパンキッシュな社会への提案。
    時短には限界があってゼロにはならないから、むしろクリエイティブとして家事育児を行おうというのは、たしかに!とも思った。心を無にしてやるよりか楽しい方がいいし意義がありそうだけど、でも、実際は勝手に手が動くくらいのルーティンになってる方が楽なんだよな…。
    なんていうか、もう少し面白くなりそうなところで終わっちゃうような…。と思いつつスラスラ読めるからやっぱり面白いのかな…。そんなに躍起になってに家事の地位を上げなくても…みたいな気持ちになってしまうんだけど。
    2人目も産まれてなにより!今回は自分の容姿を卑下するターンがなくて良かった。(「気にしていない」みたいな感じで毎回出てきて凹むので…)

  • 金を稼ぐから偉い、偉くないとかじゃない。家族の大黒柱を始めたばかりで色んな感情があるけど、こういう考え方もあるんだなとなんとなくほっとした感じ。

  • これこそ私が読みたかった本!
    育児×家事って相性悪いなぁと思っていた。
    山崎さんも同じこと考えてて、読んでいて興味深かった。
    作家さんの言葉で語ってもらえてありがたかった。
    何年かして子どもが大きくなったらまた読みたい。

  • ナオコーラさんの以前の著作で家族や家事について書いたものが面白かったので手に取った。
    ジェンダーやフェミニズムについてここまで重きを置いていないけど、ゴリゴリのではなくちょっと茶目っ気が感じられて共感できるところもあって楽しい。ずっとオンなんだよ!っていう心の叫びとか。
    家事をやらされてかわいそう、時短だ!ばかりじゃなくて家事してる間にも頭は動かそう、人がこの家事をしている間に成長しているなら自分も家事をしながら成長しよう、という考え方。
    自分は壊滅的に片付けが苦手で、どちらかというと時短推進派だけど、家事育児の担い手で感じるなんとなくの引け目が少し和らいだ。
    サラッと読めて面白かった。
    水に触れてる時に思考がすすむの、わかる。

  • 同じくらいの年齢の子どもがいるので、わかるわかるとサッと読み。「時短」「シンプル」が良しとされている家事だけど、楽しみを見出すこともできるよね。

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著者プロフィール

山崎ナオコーラ

一九七八年生まれ。『人のセックスを笑うな』で文藝賞を、『美しい距離』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『浮世でランチ』『この世は二人組ではできあがらない』『ニキの屈辱』『昼田とハッコウ』『反人生』『ネンレイズム/開かれた食器棚』『偽姉妹』『リボンの男』、エッセイ集『かわいい夫』『母ではなくて、親になる』、絵本『かわいいおとうさん』などがある。

「2022年 『ニセ姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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