迷い猫 (BOOK PLUS)

著者 : ヴィッキー・アラン 樋口真理

• KADOKAWA (2001年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

ペットのトラブルを解決し、飼い主にアドバイスをするキャット・セラピストのミラは、猫への思い込みが人一倍強いことをのぞけば、単調でありきたりな毎日を過ごしていた。友達と食事をしたり、コンプレックスに悩んだり…。そんなある日、ふとしたきっかけで歯科医のジョシュと出会い、恋に落ちる。甘くて穏やかで、でも情熱的な日々。ただ、それは長くは続かなかった。不思議な猫「パール」が現れたから…。何もかも見透かすような瞳、真っ白なほっそりした体、浮いているような歩き方、しなやかな動き…そのすべてにすっかり魅了されるミラ。パールさえいれば、ほかになにもいらない-狂気が覆い尽くしたとき、彼女は新しい世界を見つけるため、跳躍のときを迎える。何もかもを捨て自由になる方法はただ一つ、それは、猫になることだった…。

感想・レビュー・書評

[imuraeiさんの感想 · 2012年4月14日]

本から悪臭がだたよってくるような、おぞましい話。

[ranakayさんの感想 · 2006年10月9日]

憑かれたように一気読みしました。

[ＹＡＭさんの感想 · 2006年6月20日]

どんどん崩れていく主人公が、もがきながらＳＯＳを出しているのが痛々しい。抗いながらも複雑に絡み合って傾いていく様は見事。

[ケイティさんの感想 · 2004年10月1日]

猫に溺れすぎないようにしよう。