サンキュー、ボーイズ (BOOK PLUS)

著者 : ビバリー・ドノフリオ 鹿田昌美

• KADOKAWA (2002年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

トラブルの始まりは、1963年。何もわたしは、大統領暗殺とか、60年代初めだからなどと言うつもりはないし、ベトナム戦争やビートルズのせいにする気もない。この"トラブル"というのは、わたしにとって初めての深刻な事件、世間にありがちなトラブルのことだ。妊娠である。節操なく男女関係を結んだ罰-つまりわたしの子供-は、結局のところ、呪いではなく恵みとなった。しかし、当時のわたしはそんなことを知る由もない…。夢に向かってひたすらに生きるビバリーと、彼女を取り巻くボーイズが織りなす感動的自伝小説。

感想・レビュー・書評

[ごぶさんの感想 · 2010年6月21日]

自叙伝。
「幸せ感じ上手」という言葉が好きだが
「どう思うかは私の選択次第」という言葉も
私の好きな言葉になりました。
ビートルズの音楽がところどころ出てきて
その曲を聴きながら読むのもいいかもしれない。

[schazzieさんの感想 · 2005年6月3日]

厳格な父と口うるさい母、田舎町、学校、デート、おしゃれ、たばこ、酒、クスリ…ヒッピー。60年代アメリカ、急激な時代の流れは一人の少女に強く生きることを教えた。