- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048971423
作品紹介・あらすじ
マルコスの生い立ちから会社員時代、はじめての釣り、世界を釣る女の冒険がここに集約。
現在、怪魚ハンターとして多種多様な魚を追い求めている私は、元々は会社員でした。
【本文より】
マレーシアでトーマンを釣ったことによって、どうやら私は怪魚釣りに目覚めてしまったようです。トーマンの何がそんなに魅力的だったかというと、その美しさでした。
トーマンは雷魚の仲間で、鱗の虹色が特徴的な魚です。かかったときの引きも強く、釣り人を十分に楽しませてくれます。
トーマン釣りは、それまでのバス釣りとはまったく異なっていて、それも私には新鮮でした。この釣りを経験したことで、「見たこともないような珍しい魚を釣るのは文句なしに楽しい」と私は確信できたのです。
来る日も来る日も、世界中に生息する「怪魚」に思いを馳せ、それらを片っ端から釣り上げたいと夢想するようになるのです。(続)
【収録予定項目】
元々は会社員でした
「ニート生活の始まり」と「生配信の始まり」
琵琶湖デビュー
日本全国ブラックバス釣りの旅
マレーシアにいる自分が不思議
船上で感じた恍惚感と冒険心
アメリカの外来危険生物
旅にトラブルはつきもの
釣りの世界で「女」が背負う余計な心配
アマゾン川への釣り旅
「命の危険」と隣り合わせのガチな釣り大会
テレビ密着取材でネパールへ
インドア派だった私を変えた釣り
アメリカは天国のようなところ
人との出会いは釣り旅の醍醐味の1つ
珍騒動も起こり得る海外旅
やっと見つけた予想外の寝場所
女の子の心の葛藤
フライト中に起きた謎肉事件
シャイなマレーシア人男性
台湾人の気遣い
マルコス流の釣り
バス釣りの奥深さ
爆釣をもたらした特別なエサ
ルアー釣りとエサ釣り...etc
感想・レビュー・書評
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旅したくなる。
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YouTubeを拝見したことがなかったが、本のタイトルに惹かれて読んでみた。
彼女の行動力と誰にでも分け隔てなくコミュニケーションを取っていく様が垣間見れて面白かった。 -
引きこもりの女性が突然一念発起して異郷に旅立ち偶然と幸運も重なって天職を得る、似たような境遇のヨシダ・ナギを彷彿とさせる。「怪魚を求めて」と銘打てば、開高健の『オーパ』を意識してしまうが、残念ながら失望するだけ。サービスショットも中途半端なものばかり(SNSではたっぷり見れる)で、お行儀良く本にしてみました感が強い。