ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2 (2) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2018年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784049120189

作品紹介・あらすじ

 旧図書室を護るため、生徒会長の旭山扉から課されたビブリアファイトを戦い抜いた響平とこぐち。なんとか部室の廃止は免れ、二人も新学年へと進級した。
 新部員の戸成早紀も加わり、ますますビブリアファイトへの熱も高まるかと思いきや、ちょっとだけ増えた旧図書室の利用者の相手をしたり、響平はこぐちに想いを伝えられずモヤモヤしたりと相変わらずの日々。しかし、思いがけず市立図書館で小学生に本の紹介をすることになった一行は、そこで出会った聖桜女学園のお嬢様、天塚のどかとビブリアファイト三番勝負をすることになり──。
 実在の名作も多数登場する、本好き少女と恋する少年を描く、青春の1ページ。

みんなの感想まとめ

本の魅力や青春の葛藤を描いた物語が展開され、登場人物たちの成長が印象的です。特に、実在の名作が登場することで、読者自身も本の良さを再認識できる点が魅力的です。児童文学や古書について熱く語るシーンでは、...

感想・レビュー・書評

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  • スピンオフ2冊目。なんか、こういう系統の本も面白いかも!10代の頃、児童文学の大所を読んでこなかったから、わかるーっていう共感はあまりなかったけれど、本の良さがじわーっと伝わってくる。本作品では、児童文学や古書によって、登場人物が影響を受けた本を熱く語るシーンがとても印象的である。読んでいると、なんだかこんなに本の良さを自由に表現できるなんてすごく羨ましいなー、って思ってしまった。学生時代に戻って、もう一度図書室で本を読みたくなった。そして学生のちょっぴり甘酸っぱい恋心も可愛らしかった。

  • 実在の本が出てくる物語は楽しい。しかも児童書とライトノベルという何とも僕好みで尚更嬉しい。
    変わりたい自分と変わることへの恐れ。隠れオタクや引っ込み思案な登場人物が、「好き」を表現することに共感し心熱くする。

  • めったに読まないタイプの本だが,「ビブリア古書堂の事件手帖」のスピンオフということで読んでみた.

  • 響平とこぐちのもどかしい恋に他校生の年下の千倉が絡む。他校の美女軍団も絡んで、本の見方の広がりを楽しむ。内気な口下手な響平こぐちが、二人の恋の進展と同じで従来の殻を破って積極的になる成長物語である。

  • 新キャラの天塚さんがとっても良い子で、好きになりました!美人で頭も良く、お嬢様育ちなのに、実は隠れオタクで、乗せられやすく好戦的…
    完璧と思われる人が、実はちょっと抜けてると、好感度が増しますね。しかも友だち想い。なんて良い子!

    ビブリアバトルで紹介される本も、どれも読んでみたくなる。意外なところでは『とらドラ!』。イラストがアニメっぽいので、コメディ要素が多いのかと思ったけど、けっこう真面目な内容っぽいので、気になった。

  • ビブリアのスピンオフ第2弾。新キャラの天塚嬢と戸成嬢がいいキャラしている。いちおう本巻で完結かな。児童文学やラノベのビブリオファイトはなかなかに面白かった。

  • 前作のように、ビブリアファイトの勝敗を案ずる緊迫感は薄れ、取り上げられる本も趣味から離れてしまった。それでも、響平くんとこぐちさんを見守る仲間たちは、どなたもなんと心優しいのでしょう。

  • 高校生のお話のため本家よりも恋愛話寄り。自活していない高校生だからこその「弱さ」の部分が本編とは違ったいい味になっている。大人だと、いろいろあったとしても、稼いで生活していかなくちゃいけないし、付き合ったらその後のステージは結婚や子育てっていうところに行かざるを得ないからね。こぐちさんの「回答」はこのあと続いていくためにはそれしかないだろうというものだけれど、それでも響平君としては嬉しいよね。こぐちさんのイラストがかわいすぎるけど、リボンはちょっとあざといかな。でもそこも嫌いじゃない。

  • スピンオフの続編。後輩も入って来てさらに物語は進む…。

  •  「おー久しぶり」と言いたくなるような、懐かしい本がいくつも出てきました。
    メインのファイトには登場しなくても、そう言えば、と思い出したものもあります。 読んだ本について語るのは楽しみの一つですが、語られるのを聞くのも、それを読んだ人が見える気がして、楽しいものだと思います。
     その部分だけではなく、響平くんのおろおろ部分も十分に楽しめますが。
     一粒で三度美味しい、作品ですね。
     客演の方々も懐かしく、(新作が出ましたが)その姿を見るのも楽しみの一つでもありますね。
     普通にストーリーを作っていくより、なんだか手間がかかって、制作が大変なような気がしますが、それでも頑張ってもらって、次作が発行されるのを楽しみに待ちたいと思います。

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著者プロフィール

小説家。1981年生まれ、滋賀県在住。第14回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作『ほうかご百物語』で2008年にデビューし、妖怪や伝承を扱った作品を多く手がける。主な著作に『絶対城先輩の妖怪学講座』『少年泉鏡花の明治奇談録』『小泉八雲先生の「怪談」蒐集記』『ゲゲゲの鬼太郎(TVアニメ第6期ノベライズ)』『最後の陰陽師とその妻』など。滋賀県や石川県の妖怪伝承の収集活動も行っている。

「2025年 『滋賀県妖怪事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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