龍の執戀 お嬢様はヤクザに堕とされる、恋に。 (ジュエル文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049121063

作品紹介・あらすじ

箱入りお嬢様だったひづるの日常は一変した。
冷酷かつ凶暴なヤクザの組長・朱鷺に囚われ、
身体の隅々まで嬲られる日々に──。
鍛えぬいた肉体、熱い肉楔はまるで凶器。
奥まで深く貫かれ、烈しくぶつけられる欲望。
ひどい人──なのに優しさを見せる瞬間も。
素直になれないだけ? 本当は純粋な人……?
心揺れるなか、敵のヤクザに襲われ絶体絶命!?
命がけで守ってくれたのは朱鷺で──!

ヤクザの一途な恋! 凶暴な男の不器用な純愛!

感想・レビュー・書評

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  • 甘くない、、面白かった!

  • もう映画じゃん…。面白かった…読む映画じゃん…。ヤクザ文化の描写が綿密ですごい。綿密なのでヒーローの暴力もガチの暴力として描かれていて、初っ端でそれを受けるヒロインがリアルで痛々しい。ここらへんは恐々としながら読んでました。男が男を殴るように男は女を強姦する。それは愛なんて一切なく、嫌悪と侮蔑と相手を痛めつけ踏み躙るためだけの行為で、こんなガチな強姦からまじでロマンス始まんの!?って気になって読んだらもう夢中になったよね。

    だって主役二人のもさることながら主役以外の人間関係の厚みがすごい。ティーンズラブって、わりとヒーローとヒロイン二人の世界で完結してる感強いじゃないですか、それも好きなんだけれどここまで肉厚にヒーローやヒロイン以外の関係を書くの珍しくない?それに子供ありっていうのもティーンズラブでは珍しいな〜って思ったわ。そこら辺は海外ロマンスものみたいだったし、プラスVシネ要素で結構ヘビーだった。ヒーローと敵対する悪役な彼のクソデカ感情、ブロマンスじゃん。ティーンズラブで見ると思わなかったよ愛憎ブロマンス。色んな意味でこのジャンルでは珍しい感じがしました。好き。読み終わった瞬間続編も買ったよ…

    そういえばヒロインの過去を知った時のヒーローの反応ってどうだったんだろう…さらっと流されていたけど、謝ったのかな。それとも謝らなかったのかな。だって謝ったってしてしまったことは変わらないし、ヒロインも罰として受け入れていたようなところあるから謝罪は受け取らなさそう? 続編でそこらへん触れられてたらいいな〜って思ったけど、あれ?ヒーローってヒロイン自身の手で子供を捨てたわけじゃないってちゃんと知ってるよね…?

  • 表紙の色ついてない側の腰辺り、いいですね←マニアック(笑)ヒロインはお嬢様というより、まぁいいとこのお嬢さんぐらいかと。これが政治家の娘、それもひとり娘設定なら、あちゃー!泥沼化必須、もしかしたら血みどろも有りかも!?とかなりそうじゃないです?え、GOTの見すぎって?(笑)最初の頃のヒーローは鬼畜です。はぁ、この変態ちっくな行動はどうよ?的な。ないないないない、ありえない!と思うんですよ。ヒロインちゃんも抵抗はしたものの、相手はこんなんだし←表紙察し。不穏な雰囲気を残しつつ、でもここで終わりでいいかと。

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