推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.40
  • (5)
  • (16)
  • (27)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 196
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049122794

作品紹介・あらすじ

彼ほど個性的な人間にお目にかかったことはない。同居人の凜堂である。人目を惹く美貌ながら、生活破綻者。極めつけはその仕事で、難事件解決専門の探偵だと嘯くのだ。
 僕は駆け出しの推理作家だが、まさか本物の探偵に出会うとは。行動は自由奔放。奇妙な言動には唖然とさせられる。だがその驚愕の推理ときたら、とびきり最高なのだ。
 これは「事実は小説より奇なり」を地でいく話だ。なにせ小説家の僕が言うのだから間違いない。では僕の書く探偵物語、ご一読いただこう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • おもしろいけどムズいかも

  • キャラクターと設定は面白い。肝心のミステリー部分はちょっと物足りない。単発ものとしては面白く読めるが、もし続きが出るとしたらもう少し厚みが欲しいところ。

  • ミステリーとしてはあっさりしているけど、キャラクターが魅力的で楽しく見られる作品。
    意味深に終わったので続きはあるのかな? と思いながら続編待っています。

  • 火事で自宅を失い、知り合いに紹介されて
    ルームシェア(1万5千円)をする事に。

    ちょっとの間だけ、と言っていますが
    そのまま住み続けそうな気がw
    面白そうな依頼しか受けない、と豪語する探偵は
    それ以外まったく何もできないという生活破綻者。
    どれくらい? と思っていたら、中々に…。

    それに振り回されている主人公ですが
    これだけしているのであれば、そのまま書いても
    全然問題なさそうです。
    むしろ請求されないのでラッキー?
    と思えない性格の主人公ではありますが。

    2話分載っていますが、最初の犯人は驚きですし
    次の内容については、故人の性格がよく分かります。
    人間正直に告げるのが一番かと。

  • 変人美形天才の探偵と、真面目な小説家が同居して、ドタバタ生活しながら事件の謎を解いていく
    既視感

  • 月瀬くん、なんやかんやで振り回されてて面白い。

  • 浮気調査が探偵の主な収入の昨今に置いて、正当な謎解きが出来る、怠惰天才イケメンと善良不憫小説家の主人公が同居しながら謎を解く!

    そんな奴居るか!と言いたい怠惰なイケメン設定が怠惰あるあるで輝き出す。このイケメン探偵生きてます!
    さあ、一緒にリアリティある謎解きに出かけましょう!

  • 2020.6.10読了。
    軽く読めますが、手垢のつきまくった定番のミステリという印象でした。

  • 面白かったー。続編出たら買う!

  • 2巻出てほしい。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

島根県生まれ。電撃文庫より『トリックスターズ』でデビュー。『星読島に星は流れた』は『2016本格ミステリ・ベスト10』にランクインするなど高い評価を得る。現在注目される若手ミステリ作家のひとり。他の作品に『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』など。

「2021年 『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久住四季の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×