やがて君になる(7) (電撃コミックスNEXT)

著者 :
  • KADOKAWA
4.46
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本棚登録 : 561
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049124934

作品紹介・あらすじ

自らの足で前へと進み始めた燈子。
だが、その隣は侑の居場所ではなかった。
すれ違ったまま時が過ぎ、
燈子と沙弥香は修学旅行へ。
「思いを伝える。その時は、もう来ている」

感想・レビュー・書評

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  • 従うものではなく対等であるもの。「好き」とは何か?を追い求めてた本作ではあるが、これはそれでも「好き」と言える紗弥香が居るから、この紗弥香の姿を作者が描いてくれたから私はこの作品を信頼出来ると言えます。濁さず曇らせず決して逸らさずに向き合ってきた彼女たちのクライマックスに向かっての物語、答えに向かっての物語としてこの本巻は完璧に近い。
    「好き」っていう曖昧で不確かなものと「好き」という変わらない確かな意思、覚悟。
    人を見つめ、人を探り、見出した結末を。どんな結末が待っていようとも最終巻を正座待機。

  • 振ってしまった。振られてしまった。
    各々が後悔しながら時は進み
    沙弥香が燈子についに告白。その結果やはり侑が好きだった事を強く認識した燈子
    侑は槙くんに告白失敗を告げて好きであることから逃げていると諭される。
    やはり燈子のことが好きでたまらないと再認識
    その再認識した二人が会うことに。

    話の流れや描き方がとてもうまい感じがしましたね。

  •  例によって再読。
     あー、めっちゃ良い。前半は沙弥香、先生、児玉さんとどっちかというと美人な人たちが可愛く描かれてて魅力的だし、後半は完結に向けて駆け出してるし。
     沙弥香先輩はね、単体だとマジでイチオシだし、燈子との取り合わせも凄く良い。考え方も好きだし。最初から敵わない、叶わない恋に臨んでいたのは分かってるけど、ほんと良いよな。小説読まなきゃ。
     私の好きなあなたでい続けてくれる信頼、という「好き」の解釈は素敵だと思う。相手の好きだった要素が変わっていっても好きだと言えるか、という話に関して考えたのは、それでも肯定できるとしたら、それは「好きな要素」じゃなくて「好きになった要素」に過ぎないから、という答えも提示できるかもね。現実でどうかは知らないけど。

  • 以下、電子本で読んだときの感想。

    そうそう、燈子にとって沙耶香の存在が大きいのだ、恋しあうふたりの世界ではなくて、恋していない相手からの影響を受けて恋に立ち戻る、という、いい筋書きだ。

  • 前後を除くほぼ全編が沙弥香回。沙弥香の視点から、修学旅行の前の気持ちの整理、旅行中の葛藤からの告白、そしてその回答の受け入れ(諦め)までを余すところなく描く。
    思わずページを捲るのが止まってしまうような、ハッとするカットが随所に見られ、彼女の思いあふれる様子が魅力的。
    ああ、辛い。

  • 修学旅行。

  • 案外さらっと、おわる。
    最終まで読んで、納得するのだろうか。
    続きのシリーズが出たりは、しないだろうなあ。

  • もっと引き伸ばしたり勿体つけてもいいのに、さらっと展開してくる贅沢。

  • (2019年9月)
    購入して読み。
    佐伯沙弥香巻であった。あと先生と喫茶店マスターの巻。
    沙弥香の気持ちがうまいこと昇華されたようであってよかったよかった。

    (2021年5月)
    なんとなく手に取って読み。
    ライトノベル「佐伯沙弥香について」を読み終わったこともあって、沙弥香に感情移入しつつ読んだ。
    面食いで包容力があって臆病、そんな沙弥香の恋に一区切りついた巻だったなあ。
    あとマスターと先生の大学時代の話はいいなあ。ずっとお試しで、っていうのがよし

  • 関係性〜〜〜

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