淫らで緋色なノロイの女王 (1) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2019年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784049125122

作品紹介・あらすじ

「久しぶりね禊、わたしの可愛い飼い犬」
 五年ぶりの故郷の街。禊が級友から告げられたのは、奇妙な噂だった。
“夕焼けの女王が還ってきた――”
 かつてこの街を支配し、禊たちの青春を黒く塗りつぶし、忘れられない傷を植え付けた女王・緋崎ミコ。
 そして囁かれる女王帰還とともに、次々と不可解な事件が起こりはじめているというのだ。
 ミコが帰ってくることなどありえない……。だが、禊の手で“殺した”はずの美しき女王は、再び目の前に現れ、妖しく微笑む。もう一度私を殺して、と。
 ノロわれた街を舞台に、女王との淫らな黒い青春ホラーが幕を明ける――。

感想・レビュー・書評

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  • これは!
    ダークファンタジーと言うか、むしろヤンデレの物語だなあ。

    自分の中でこの作者は”想いの作家”と思っている。
    これまでも青春や恋の嬉恥ずかし憧れの詰まった楽しいお話を書いてきているのだけど、たま~に、とてもシリアスなお話を執筆してくる。
    その中でも本作は最もダークな、それでいてどうしようもなく切ない恋の物語だった。

    大体、自分を殺させることで相手に自分の存在を刻み込ませるとは、なんと病んでいることか!
    そしてファンタジー要素と相まって、その責め苦にも似た体験が何度も何度も繰り返されることになるなんて、普通ならおかしくなりそうだ。

    けれどそれでもこれは、ある意味究極の愛の物語なのだろう。
    そういう意味ではやはり作者は”想いの”作家なのだ。

    でも、出来れば次回はもっと楽しいお話を期待したい。

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著者プロフィール

1983年12月13日生まれ。広島県出身。『灰色のアイリス』で小説家デビューし『護くんに女神の祝福を!』がアニメ化。

「2022年 『ゲーム・オブ・ヴァンパイア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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