勇者のセガレ4 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 26
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049126792

作品紹介・あらすじ

異世界アンテ・ランデでディアナと再会し、魔導機士フィーグライドも仲間に加えた康雄。翔子に取り憑いたシィを分離する方法を探るため、一行は大国バスケルガルデの博物館で、最初の武機・破軍のオリオンを調べることに。だがその瞬間、翔子の左目の炎が激しく燃え、4人は黒い炎に呑まれてしまう――。
 気がついた康雄の前に現れたのは、翔子に取り憑いたシィ・ライアであった。彼女は、死者がシィとして現世に復活した理由を康雄に語り掛け――。
 勇者のセガレの普通の男子高生は、世界の危機を救えるのか!? ディアナと翔子との微妙な三角関係(?)の行方は!? クライマックスの第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。
    いわゆる俺たたエンドになってしまったのはちょっと残念だったかな。
    物語としては色んな設定や伏線を張りながら恋の三角関係も絡めて進んでいたのだけど、作者の得意分野とは微妙に離れていたのと、その分、展開が遅くなってしまったので仕方ないのかなあとも思う。
    魔王さまが完結し、次シリーズは得意分野っぽい感じなので、そちらも楽しみ。

  • 先が描ける状況だったのに一気に完結となったのは悲しい。キャラ魅力もあり話も面白かったのに。
    でも、きちんと物語がまとまったので十分楽しめた。
    最後ションボリした感じになりそうだったけど最後の翔子で救われたw
    続き実現してくれ!(>_<)

  • 異世界とか魔法とかファンタジー要素もあるけど、一般家庭に育って周りと同じようにとりあえず行ける大学を受験しようとしていた高校生が、いろんなことを経験して自分のやりたいことを見つけるところは、読んでいて何だか自分も頑張ろうと思えるお話。

    和ヶ原さんの作品は、はたらく魔王さまを読んでても思ったけど、魔法などの設定に踊らされないでそういった登場人物の心情であったり、成長の部分を繊細に書いているので、続きを追いたくなる。

    続編が楽しみ。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞《銀賞》を受賞。『はたらく魔王さま!』で2011年に電撃文庫よりデビュー。他の著作に『勇者のセガレ』『ディエゴの巨神』(ともに電撃文庫)がある。

「2022年 『はたらく魔王さま! おかわり!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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