魔法科高校の劣等生(30) 奪還編 (電撃文庫)

著者 : 佐島勤

• KADOKAWA (2019年9月10日発売)

作品紹介・あらすじ

水波を連れ、日本を脱した九島光宜。パラサイト化したレイモンドと共に、USNA軍基地のある北西ハワイ諸島を目指す。
　一方、九重八雲という意外な伏兵によって追跡を阻止された達也だが、彼は水波のことを諦めてはいなかった。必ず連れ戻す、と深雪と約束したからだ。
　光宜とレイモンドが逃れた先。そこは奇しくも、リーナが救出を願うカノープス少佐が幽閉されたミッドウェー監獄に近い、パールアンドハーミーズ米軍基地。
　パラサイトを滅す新魔法『アストラル・ディスパージョン』を習得した達也が、水波と、そしてカノープス奪還のため、USNA軍基地を隠密裏に強襲する……!!

感想・レビュー・書評

[kumasankさんの感想 · 2023年11月11日]

今回はすっきりお兄様が無双してよかった。

[芳樹さんの感想 · 2022年11月12日]

パラサイトを消滅させるアストラル・ディスパージョンを手にするとともに、アメリカに心強い味方を得た達也。第101旅団を退役し、筋を通しに動き出す。ここのところ苦戦を強いられていた達也ですが、今回は無双してて、やっぱりこうでなくてはと思いました。水波の奪還は叶ったものの、光宣との対決は持ち越しに。ほのかが庇護下に入ったり、響子がスカウトをうけたり、金沢では将輝とレイラが良い感じになってたり等達也を取り巻く状況も少しずつ変化していきます。それにしても表紙の深雪とリーナかわい過ぎ。白い背景に黒ドレスが映えるなあ。

[よりさんの感想 · 2022年8月19日]

ようやくミナミちゃん誘拐…いや、なんだろう家出？事件解決。なんか長かった。それほどお話の根幹にかかわることのなかったモブっぽいミナミちゃんがいきなりヒロイン枠だったことに戸惑いしかなかったというか。超絶美人のヒロインが居て、能力的に最強のオニイタマが居て、魔術師という家柄的にスゴイ登場人物がゴロゴロいる中で、ヒロインの護衛というあまりキャラ立ちしなかった子がここまでヒロイン枠をかっさらうなんて。なんか少女漫画のヒロインみたいだったな。

まぁでもミノル君の暴走は続くよどこまでも。こうなってくると彼らパラサイトが宇宙に進出した方が宇宙開発は進むのでは。まぁそうすると人類が宇宙進出できなくなっちゃうかもですが。

個人的にはシズクちゃんのホノカを守れ発言は違和感しかないかな。オニイタマのそばに居たらいつまでも彼女はセカンドベスト(いやもしかしたら2位にもなれないかも…)にしかなれないのに。まぁ魔法師ということで世間が狭いのかもしれないけど、最初から婚約者のいる男に侍って二号を狙わなくても他に目を向けてみたら？と思うし、本人が言うならともかく友人が言うのはどうかと思うけどな～。ぶっちゃけ余計なお世話としか思えなかったかな。

[桧川さんの感想 · 2021年7月18日]

ナゾは残ってるけど、一つのエピソードが終わってスッキリ。
達也が軍を離れて、今後どのようになっていくのか楽しみ。

[コプ眠さんの感想 · 2021年7月9日]

達也が攻めに転じた巻で、タイトル通りの展開だったので、うつうつしなくてよかった。
司波達也、ハーレム戦隊計画遂行中。よきよき。

[晴也さんの感想 · 2021年7月4日]

シリアスな緊張感があるシーンが多かったがそのぶんほんの少しだけあった青春のような恋バナシーンで少し癒された。

[まき子さんの感想 · 2020年8月22日]

基地もあっという間に攻略する清々しさ。
軍からも離れるお兄さま。
力を持つ人への脅威は無くならないだろうし、信頼して裏切られたときは死だから、先に手を打とうということなんだろう。葛藤やな。

[ヒロポンさんの感想 · 2020年1月12日]

久しぶりに達也さんがストレートな攻め手に回って無双してるのがよかった

[yaokumaさんの感想 · 2019年11月24日]

いろいろと段取りが大変だったけど、水波奪還成就なり。やっぱり実行されるとあっさりなのね。達也ハーレム王国もっできそうだなあ。

[mojaeさんの感想 · 2019年10月14日]

結局取り返すというよりは、連れ去られたみのるに、おいていかれたみなみを拾って帰る形になってしまった
みのるもどうなるかが怪しい
カーティスの後ろ楯はけっこう飛び道具的だわとおもうけどまーラッキーだった

著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」