Unnamed Memory V 祈りへと至る沈黙 (電撃の新文芸)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049128048

作品紹介・あらすじ

オスカーの呪いを解いたティナーシャは、自国に戻り魔法大国の女王として即位する。別々の道を行き始めた二人の決意とは――。そして、呪いの元凶たる「沈黙の魔女」がついに二人の前に現れる。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。やっぱりなというタイミングで求婚ですやん。まあ、ロマンチックな感じです。かなり甘めになってきたような印象があるが、過去の改竄の根が深そうなのと、本作でようやくオスカーの呪いの顛末と、沈黙の魔女がだれなのかわかる。妙にスッキリ。トラヴィス絡みの件も面白い。次巻がとても楽しみな反面、少しバッドエンド的な匂わせもあるので、妙にスカしたようなラストだったら嫌だなぁ、とも思う。

  • 結局は求婚するのでオスカーらしいなと思った巻でした。ティナーシャが今回は魔女になっていないので戦いが少しはらはらしたりと楽しくよめた一冊でとてもよかったです。

  • うっすら予想させていたオスカーの出生や封印されている強い魔力の理由が明かされる巻。そして、二人の関係を進めるのに障壁になっていたティナーシャの王位問題がするっと。ああ、壁さえなければ、君はそんな人だったよ。基本は同じ人間だもんね。続けて最後まで読みたいのに次巻発行予想すらまだでてないなんて。それから二人は幸せに暮らしましたとさ、で終わってくれるかなぁ。まだ出てこない魔女達も気になる。ネットに手をだしたくなるけど、あれ、読むの疲れるんだよね。

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

「2022年 『Unnamed Memory -after the end-II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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