俺の妹がこんなに可愛いわけがない(14) あやせif 下 (電撃文庫)
- KADOKAWA (2020年6月10日発売)
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感想 : 15件
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784049128963
作品紹介・あらすじ
高校3年の夏、俺はあやせの告白を受け容れ、恋人同士になった。
「……桐乃には、内緒ですよ?」
初めてのデート。
そして、初めてのキス。
新しい関係に戸惑いながらも、俺たちは残り少ない夏休みを二人で過ごすべく計画を立てる。
「……わたしも……恋人と海とか……行きたいです」
水着を選んで海水浴に行ったり、俺たちの関係を知った加奈子が、高坂家に襲来したり。様々なトラブルがありつつも、俺たちは毎日のように逢瀬を重ね、絆を深めていくのだった。
そして、ついに桐乃が、俺たちの関係を知ることになり――。
新垣あやせifルート、堂々完結!
みんなの感想まとめ
新しい恋愛の形を描いた物語は、主人公とあやせが恋人としての関係を深める様子を中心に展開します。初めてのデートやキスを通じて、二人は夏休みを共に過ごし、様々なトラブルにも直面しながら絆を深めていきます。...
感想・レビュー・書評
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「───まあ、一番愛されてるのは、わたしですけど」
多ヒロイン物でifルートやるのが流行りになっていくんでしょうか…(週刊ジャンプを横目で見ながら)。
正史よりこっちのほうがいいよ!と思いながら読みました。あやせが桐乃を攻略しようとするのがメインと言っても過言ではなかった。
黒猫ifも楽しみです。加奈子ifはどうかな…売れるの…?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013年6月に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の最終12巻が発売されてから6年。新刊予定に俺妹13巻の名前を見かけたときの思いは、喜びというより安堵だったかもしれません。
12巻の展開である複数ヒロインからの実妹エンドは、作者が当初から温めていた構想どおりであったのでしょうし、このシリーズが妹モノである以上ある大団円のはずなのですが、よくある「実は血がつながっていなかった」超展開をとらず、かと言って「近親相姦上等、実妹エンド」に向かう勇気もないとても中途半端なもので、高坂兄妹も、振られていったヒロインたちも、誰一人として幸せにならないものでした。
ヒロインの一人である「黒猫」が桐乃を凌ぐ人気を誇り、一時は「黒猫ルート」に進むと発表された(このやり方は正直あまり褒められたものではありません。個別ルートに入った以上「黒猫エンド」になるのがギャルゲーのお約束です)こともあって、ギャルゲー(そして、当時PSPで発売されたゲーム「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」)のように、各ヒロインそれぞれとのエンディングを描かない限りもやもやが収まらないと思っていたところの続刊情報、そしてサブタイトルが「あやせif」。
このサブタイトルだけで6年ぶりの続編刊行の意図、続編のエンディングがわかります。
好きで追いかけていたコンテンツが最後の最後に納得できない形で終わった、その割り切れなさが解消するだろう、という安堵感を抱きながら刊行を心待ちにしていたのです。
そんな「あやせif」の下巻です。
表紙イラストを飾るのはウエディングドレスのあやせです。すでに発表されている「黒猫if」の下巻イラストが黒猫のウェディングドレスなので、どうやら各ifシリーズの下巻でそれぞれのヒロインのウェディングドレス姿を拝むことができるようです。
上下巻揃ってから読み始めたのですが、上巻は211ページ、下巻は後書き込みで273ページ、それも余白の多いラノベですから瞬殺で上下2冊を読み終えてしまい、あまりのことにちょっと狼狽しました。
さて、下巻では2人が付き合うことになりデートが3回、最後に桐乃との対決があってハッピーエンド、エピローグを迎えます。
安定のヘタレっぷりを見せる京介に対し、デートプランを立て、終始京介をリード(しっかりキスまで)するあやせ。たぶんこいつらが付き合ったらこんな感じだろうなと多くの人が想像したとおりの展開です。
京介視点で描写されるあやせにキスシーンのイラスト、私服や水着姿のあやせのイラストが破壊力を上乗せして、ヒロインの魅力が満載です。ラノベと言うかラブコメだと一般的に甘々な展開になる「まで」のもどかしさが描かれることが多いので、「個別ルートに入って甘々のラノベ」は意外にも新鮮です。
さらに、監視カメラのエピソードがあやせらしくてにんまりできます。ふと気が付くと背後にトイドローンが飛んでるディストピア物も読んでみたかったりします。
ところどころに死亡フラグが立つ選択肢が散りばめられてギャルゲー感を盛り上げます。(てか、バッドエンドを占ったあの占い師、正体は誰なんでしょう…。どこかに伏線なりヒントなりあったかな?)
下巻後半に、加奈子と黒猫のお節介で成立した対決タイムが用意されています。
京介の「妹のことが大好きで誰にも渡したくない、でもそれと同じくらいあやせのことも好きだ」という発言の「好き」がちゃんと伝わったのか、桐乃は自分の――兄弟愛ではない、男女間の感情として好きなんだという気持ちを伝えなくてよいのか(そもそもきちんと自覚したのか。もっとも桐乃にはっきり自覚させず、口に出させないために京介がすべて背負ったと解釈できるのかもかもしれませんが)、桐乃と「あやせ」が対決しなくてよいのかなど、気になるところは多く、さらに「if」シリーズの下巻でヒロインごとに毎回この展開を読まされなければならないのかと思うと少しげんなりします。まあ趣向は相手毎に変わるでしょうし、なかでも強烈な奴は麻奈実巻(出ればですが)で読めるでしょうから後のお楽しみに期待しておくことにします。
そしてエピローグ。
桐乃が結婚したり、誰かと付き合ったりしている様子がないのが少し気掛かりです。あやせだって桐乃にも幸せになってもらいたいはず…。
それにしても、桐乃エンドでなかった時の桐乃の行く末ってどんなのがしっくりくるんでしょうね。この巻のように妹ポジションから姪っ子べったりの叔母ポジションに成長(成長?)、何かで大活躍してマスコミの寵児、それとも海外?
どれも一抹の寂しさを感じてしまいます。
いっそのこと母高坂佳乃が妊娠してリアル妹が生まれて夢中、くらいの超展開を用意してあげて欲しいかな。
最後に。
「黒猫if」は上下巻が刊行されて売り上げもそこそこ好調なようです(https://ln-news.com/articles/111033)し、コミカライズ版も刊行されました。発表されている加奈子ifの後、麻奈実if、そしてどうか、桐乃ifもしくは12巻のエンディングの続きの桐乃trueを書いてやってください。実は血がつながっていなかったってやつでも、近親相姦上等なやつでも、それ以外に解決策があるならそれでも構いません。ぜひ。 -
このシリーズでは、個人的に、あやせがNo.1。
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上巻同様あっという間に読了。
あやせらしさもありつつ、自由奔放な加奈子の姿も印象的でしたが、少し物足りなさも感じました。
もう少し加筆してもよかったのでは……と思ってしまいました。
その分、気軽に読めるのも事実。
エピローグも何とも微笑ましく、挿し絵のお陰で此方もクスッとなりました。
別のifも楽しみです。 -
ボリューム不足やな。
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著者について
●伏見 つかさ:電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『エロマンガ先生』著者。
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著者プロフィール
伏見つかさの作品
