いつかここにいた貴方のために/ずっとそこにいる貴方のために (電撃文庫)
- KADOKAWA (2019年11月9日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049129496
作品紹介・あらすじ
少年兵レンカはその日、奇跡を見た。
それは、春に――四月に降る雪。血みどろの最前線に降り、あらゆる敵を凍てつかせる雪。
その奇跡を起こした少女は、こう呼ばれていた。『氷棺(ひつぎ)の聖女』と――。
レンカと少女はふとしたことから出会う。移ろいゆく戦局の、その束の間に訪れた平穏な日々。二人は少しずつ、その距離を縮めていく。
だが、彼らは忘れていた。
少年が「ただの兵士」であることを。
少女が「絶対の兵器」であることを。
これは愚かな少年と、幸せではない少女の出会いと、そして、別れの物語。
感想・レビュー・書評
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1冊完結。と思ったらこの作品より前に出ていた作品があってその作品の時系列的に前の話がこれだったこと他の方のレビューみて知った。
それなら良かった。
あの終わりでは、???の連続であった。読まねば『死にたがりの聖女に幸せな終末を。』を。
本作、戦闘シーンが期待したほど少なく物足りなく思ったし、戦場にありながら四月と主人公の平穏な日常の描写が続き退屈に感じた…と、思った自分、戦闘シーンが多いということは四月がより多くの殺人をするということに読了後気がついた。そう思ったら最後の四月の手紙が重くなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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