- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049130676
作品紹介・あらすじ
水波を奪還し、今までの日常に戻りつつある達也と深雪。しかしそれはつかの間のものでしかなかった。
USNAのエドワード・クラークは焦りを覚えていた。達也を無害化するための謀略に対する達也の警告。このままではUSNA内での立場が危うくなり、それを回避するには達也を斃すしかないと。
そして、新ソ連のベゾブラゾフも復讐の機会をうかがっていた。二度にわたる達也への攻撃が失敗に終わり、自身の戦略級魔法のためのCADまで破壊され、この雪辱に執念を燃やしていた。さらにもう一人の戦略級魔法師も達也へ狙いを定める!
それぞれの思惑は巳焼島で交差する――。
感想・レビュー・書評
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この巻でほぼほぼ完結? あまり余韻はない。
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図書館で。
個人が国家に匹敵する力(権力でも攻撃力でも)を保有していて、個人の裁量でその力を使えるというのはなかなかに恐ろしいことだよな…とちょっとサスオニと対峙する方に同情。ある意味抑止力という事でもっと懐柔作戦に入った方が良いんじゃないの?と思わなくはない。そういう意味では地球から追い出しちゃえ!というアメリカの彼の考えも理解できる。だってオニイサマ規格外すぎるんだもん。
アンジーも無事、平和に日本に来られて良かったねぇ。それにしても魔法師怖いな。彼らは一応国の法律で縛られてはいるけれども、個人の判断で大型魔法打ちだしたら地球なんか壊れちゃうよな~ -
達也、てか四葉一族の無双編。
これでだいたいの敵はいなくなり、あとはラスボスのみ。そして達也ハーレム(または帝国)構想へと続くのかな?沢山の登場人物の回収もして欲しい。
次の巻は本当に幸せな未来予想図を描いてください -
久々に大規模戦闘シーン。達也が世界が無視できない魔法師と認識され、望む普通の暮らしからどんどんかけ離れてる。
高校生活も残り少ない間に落ち着くのかな。
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二人の闘い方が久しぶりにらしいなと思えた闘いで良かったのと一番最初の意味がわからなかった文が最後でどういう意味か分かる所が印象的だった。
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久しぶりに達也全開。溜飲の下がる思いを味わえた。しかし達也は今後孤独な道を歩みそうな予感。
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何というか、絶対負けない強さって、他人からすると恐怖なのか、安心なのか、わからない。
抑止力があれば、争いは無くなるのか、それともその抑止力に対して挑むのか。
ここに一国一強や、一個人一強を検討する余地が生まれる。