恋に至る病 (1) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2020年3月25日発売)
3.71
  • (293)
  • (521)
  • (396)
  • (98)
  • (28)
本棚登録 : 6659
感想 : 427
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784049130829

作品紹介・あらすじ

 やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。
 その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。
 善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか――幼なじみの少年・宮嶺は、運命を狂わせた“最初の殺人”を回想し始める。
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
 変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられなかった彼が辿り着く地獄とは?
 斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!

みんなの感想まとめ

愛と悲劇が交錯するこの物語は、善良だった少女がいかにして恐ろしい存在に変貌していくのかを描いています。主人公と幼なじみの少年の関係は、一見普通の恋愛物語のように思えますが、実は深い闇を抱えたサイコロジ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「本の背骨が最後に残る」の斜線堂有紀さんの
    土瓶さん逆お勧め本
    恋愛サイコミステリーでしょうか

    小学5年生で出会ったふたり
    カリスマ美少女と冴えない転校生
    この二人の恋愛小説なのかと思います
    実は、ラスト4行の衝撃を期待していたのですが
    そこのところは既にというか最初から予測済みのエンディングでした

    参考文献の英語のヤツはなんでしょう?と
    「Blue Whale」英語苦手で「青い鯨」で検索
    この小説で主人公の女の子を殺人鬼とする「青い蝶」というネットゲームのモデルのようです
    実際、自殺に追い込む事件が発生したらしい

    このサイコパス的美少女が、いつからその性格を持ち始めたのかをミステリーにしている
    私は、最初からだと思っていますが
    読み方によって変わるんでしょうね
    そこが良いところ(*'▽'*)

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品オイラもタイトル表紙衝動買いで読みましたよ!
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品オイラもタイトル表紙衝動買いで読みましたよ!
      2025/04/05
    • おびのりさん
      たろうさん、確かに可愛いい女の子
      ただ、私も本棚は最近黒い気はします
      たろうさん、確かに可愛いい女の子
      ただ、私も本棚は最近黒い気はします
      2025/04/05
    • きたごやたろうさん
      おびのりさんへ

      そうそう。
      表紙のインパクトって結構大事。
      おびのりさんへ

      そうそう。
      表紙のインパクトって結構大事。
      2025/04/05
  • 「宮嶺は私のヒーローになってくれる?」
    宮嶺望は最後まで彼女の味方でいようと決めていた。
    高校生になり百五十人以上の人間を殺しても変わらなかった。
    これは僕がいかにして化け物を愛するようになったかの物語だー。

    宮嶺望と寄河景は小学校からの同級生で景が怪我をしたのを助けてから宮嶺に景は好意をもちます。
    誰からも好かれる人気者の景。
    そして宮嶺は景と親しくしているのに嫉妬されクラスメイトからのいじめに遭うようになります。
    そして景は「私が宮嶺を守るから」と言い、一週間後。いじめの首謀者の根津あきらが飛び降り自殺をしたことからこの物語はとても恐ろしいものになっていきます。

    高校に入っても景のカリスマ性は衰えることはなく、生徒会長の景に従い僕は副会長になり二人は恋人同士にもなります。
    景はプレイをすると死ぬゲーム「青い蝶」(ブルーモルフォ)を作り出し、百五十人以上を自殺へと導きます。
    「僕が警察に、言ったらどうするつもりなの」
    「言ってもいいよ。だって宮嶺は私のヒーローだから、ヒーローなら悪と戦わないと。お願い私が間違っているのなら、今ここで宮嶺が止めて」
    「間違っていない。警察には言わない。大丈夫僕は景の味方だよ」
    「景は間違っていない。景は正しいよ」
    この時点で、きっと僕もおかしくなっていたのだろう。
    「僕は景のヒーローだから」
    けれど景は止められない。
    警察に言えば景の人生は終わりだ。
    ブルーモルフォは指示に従わなくなった人間を殺しはじめた。
    理念がどうあれ景はれっきとした殺人鬼だった。
    そして、衝撃の結末が…。

    宮嶺は景にただ利用されていたのか、本当に愛されていたのか。
    作者あとがきを読むのとラスト4行を信じるかで受け取り方が180度変わってしまいます。
    『恋に至る病』というタイトルの意味がなんとなくわかる気がしました。

    • くるたんさん
      まことさん♪こんばんは♪
      こちらも共読うれしいです♡これはすごい衝撃を残す作品だな…と、まことさんのレビューで改めて実感しました。
      あの4行...
      まことさん♪こんばんは♪
      こちらも共読うれしいです♡これはすごい衝撃を残す作品だな…と、まことさんのレビューで改めて実感しました。
      あの4行…私は最初に感じた、ヒーローだった、愛だった方を信じたいです。

      良かったら「15秒後」を検索してその後を読んでみてくださいね♪
      2021/08/08
    • まことさん
      くるたんさん♪
      これも、コメントしようか、迷ったのですよ!
      私も、最後の4行を信じたいです!
      15秒後で検索すると、何かでるのですか?
      知ら...
      くるたんさん♪
      これも、コメントしようか、迷ったのですよ!
      私も、最後の4行を信じたいです!
      15秒後で検索すると、何かでるのですか?
      知らなかったです!
      明日、ゆっくりやってみようと思います。
      ありがとうございます♪
      2021/08/08
  • サイコパスすぎて震えた。
    何が怖いのかよく分からなかったが、あとから色んなことを「あれはどうだった?」「これはどうだった?」と冷静に考えていくと、小学校の時の委員会を決める時のように、自分は自主的に動いていたと思っていたことが、操られていたとわかるのが怖かった。
    事件を起こして、助けて、したわれて。
    頭が良すぎて怖かった。

  • 最後の四行が衝撃的すぎました。最後の四行を読んだ上でもう一度この本を読んでみたら至る所に伏線がはってありそうです!また、時間が経ったら読みたいと思いました。最初は意味がわからなかったあの四行。考察を調べまくったらめっちゃ納得しました!

  • 景の人物像が全然定まらなかった。
    愛想が良く、みんなに好かれているのに本心が全く見えない。
    結局はエピローグで入見刑事が話した事が全てなのかな。
    始めから、本当に始めっから操られていたって事か。

    この小説は「ブルー・ホエール・チャレンジ」という、海外のSNSで流行した自殺教唆ゲームに着想を得て書かれたそうだ。
    人の言葉に流されて、自殺までしてしまうなんてどうかしてる。そこまでの精神状態になってしまう言葉ってどんなものだったのだろう。

    「人間を死に向かわせるのは、究極的には希望なんだよ」
    入見刑事の言葉が印象的だった。
    弱っていると人の言葉に頼りたくなる。
    流されず、自分で物事を判断できる人でありたい。

  • 斜線堂有紀さんの作品、初読みです!
    2025年初作家、60人目です。

    なんかすごい作品だった。
    読みやすくはあってあっという間に読めたけど、おばさんにはきつかった。

    思春期の子達が読む本かなぁとは思ったけど、自分の子供が読むと言ったら「やめておきなさい」というかも‥。

    語りが宮嶺なので、寄河景の本当の気持ちはわからないけど。

    スピンオフの『病に至る恋』も出てるのでそちらも読んでみたい。

  • なんの事前情報もなしで読んでみた。なんて感想を書けば良いかわからない。良かった。すごく好みの話だった。所謂「性癖に刺さる」って言葉が正しい気がする。
    ラストがあんなに痺れる展開だとは思わなかった。題名も読み終えてから見るとより愛おしい。わたしも人生のうちで景みたいな人に出会いたい。そんな感想は珍しいのかもしれないけど。
    この二人の関係性がすごく…良かった…。語彙力のなさが悔やまれる。斜線堂さんは私にとって尊い小説を書いてくれる素敵な作家さんだ。

  • 思っていたよりかなり重めの話でした。恋愛描写は寧ろ少なめで、ミステリ要素が強めと言っていいかもしれません。

    読んでいる時もアレコレ考えながら読んでましたが、エピローグを終えたラストシーンで「どっちだ!?」とまた一から考察し直すことになりました。
    人の心理をミステリ要素の軸に据えた面白い小説だと思います。他の人の考察も見たくなりますね、これは。

  • 150人以上の被害者を出した、自殺教唆ゲーム『青い蝶』のマスターは、誰からも好かれる完璧な女子高校生、寄河景だった。
    彼女の本性を知った、宮嶺望は、それでも、彼女を守るヒーローになると約束する。

    「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」と、彼女を見守る宮嶺。
    読んでるこちらの心が冷えてきて仕方がなかった。

  • 唯一愛されていた特別なヒーロー
    最も洗脳され操られていた特別な生贄

    どっちなんだろ?
    どちらにしても、景の特別ではあったのだから良いんじゃないかね。

  • ラストの最後の4行見た瞬間ビビっときました。最初は、ん?と思ったけど何回も読んだらあ〜と思いました。

  • 内容もさることながら
    伏線回収が恐ろしい程に見事でした…
    読み終わった瞬間に読み返してしまう作品です

  • うん。合わない。
    ただのサイコか。
    恋するサイコか。

    • 土瓶さん
      守備範囲が広いな。
      守備範囲が広いな。
      2023/04/30
    • みんみんさん
      絵が綺麗だった♪おびさん好みだわ笑
      異世界、転生、騎士団?BL盛り込んだな〜
      絵が綺麗だった♪おびさん好みだわ笑
      異世界、転生、騎士団?BL盛り込んだな〜
      2023/04/30
    • おびのりさん
      初心者にも良いと思うよ。絵が綺麗で、BLの気配はしないし、社畜は、異世界で経理仕切り始めるし。それなのに、なんか面白いんだよね。
      初心者にも良いと思うよ。絵が綺麗で、BLの気配はしないし、社畜は、異世界で経理仕切り始めるし。それなのに、なんか面白いんだよね。
      2023/04/30
  • 斜線堂作品、心にずしんと重しがのっかり、未だ外れない。小説では集団心理を上手く描いた内容。その中でも恋愛なのか疑似恋愛なのか、男女2人の歪(いびつ)な共依存関係は最後まで続く。男性・主人公が小学校の時に受けた酷い虐めがトリガーとなり、優等生の女性・主人公が自殺サイトを設定する。それにより数十人が自殺を遂げる。この自殺は自殺者のカタルシスなのか、否、完全なる集団ヒステリー。それに気付きながらも自殺サイトを継続する2人。高校生の危険な時期、ネット環境、家族関係の希薄化、心理・社会派小説として十分楽しめた。⑤↑

  • あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
    年末から遊びに来ていた先輩が私を置いてさっさと寝てしまったお陰で年始読書を楽しむ事が出来ました(深夜2時)が、ヘビーな本を選んでしまいました。

    『本の背骨が最後に残る』が巷で話題の斜線道さんのサイコパスミステリーです。
    小学校で転校して来て上手く挨拶が出来なかった主人公宮嶺を、カリスマと美貌を兼ね備えた超絶パーフェクト美少女景が救った事から2人の数奇な運命が動き出します。
    小学生だというのに景を筆頭にやけに統率のとれたクラス。じわじわと何か黒い予感が襲ってきます。
    なんだこの可愛げのないまとまり具合は…怖いよ。
    その怖さが発露するのが写生大会での事件。これがきっかけで嫌な方向に統率されていくクラス。

    元々はクラスメイトから勧められた本なので、事前にいじめや自殺等の内容が含まれるのは知っていましたが、思っていたより嫌な感じにどんどん人が死んで行くのでは…と、2024年の爽やかな始まりに暗雲が立ち込めてきたものの途中で持ち越すと余計にモヤモヤしそうなので一気に進める事に。

    次はこの件を発端に自殺幇助サイト『ブルーフォルモ』が設立されます。一時期この手のサイトが問題になっていましたが、比にならない程の恐ろしいサイトです。ここでも出ました、カルト教団の手法。
    予想通りに嫌な感じに若者が次々と…これ、読む人を完全に選ぶ作品です。嬉々としてこれを勧めてきたクラスメイトに私のイメージを問い詰めたい所ですが確かにこの手のものは慣れているので問題は無かったにしろ、流石に小学生や中高生がこんなカルトに巻き込まれるのは時折頭を抱えそうになります。

    しかしです。実はこのお話、純愛の物語なんです。
    「僕は、景のヒーローだから」
    この子供みたいな発言を正に子供の時に告げた宮嶺ですが本当に貫き通します。
    彼なりのやり方ではありますが、同じ事を自分が出来るかと考えると絶対に無理です。
    あとがきで斜線道さんが仰っていたように「寄河景という人間そのものを謎としたミステリー」であり「彼女が何だったのか解釈していただければ」との事でしたがこれは未だに答えが出ません。ですが私は宮嶺と景の愛を信じたいと思います。
    最後の置き土産が、例え仕組まれたものであっても信じます。

    結局ほぼ徹夜で読んでしまいましたが、何故横に先輩を寝かせて1人読書に勤しんでいるのか。
    ここからは今年も始まる恒例の余談ですのでお時間ある方は暇つぶしにされて下さい。

    年末にやってきた先輩がお高めの年越し蕎麦を奢ってくれるとの事で喜んで着いて行くと周りがカップルだらけ。どうなっとんや世間の高級蕎麦屋は!!とどことなく座りの悪さを感じつつもすだち蕎麦と太巻きの美味しさにすっかりどうでも良くなっていた私に第2の爆弾投下。
    風の噂に聞いておりましたが「実は恋人と別れたんだよな」と先輩ご本人の口から。
    ですよね?!じゃないと私とここに居ませんもんね?!と言いたい所をグッと堪えて、「美味しいねー♡」とイチャイチャするカップルの横で「そ、そうなんですか…」と絞り出すやはり独り身の私。
    なんだこの地獄絵図は。

    気を取り直して、アベック地獄(死語)から逃れた我々、紅白を見ていると思っていたらクラシック特番を見ていた事に衝撃を受けつつ先輩の車で山手にあるお寺に除夜の鐘を突きに。謎の景品抽選会(しかも我々は参加権がない)に強制参加させられる為に鐘を突く列もストップ。その間にハッピーニューイヤー。「今年も始まりましたね」「そうだな」なんだこのお通夜みたいな会話は!
    鐘を突く前に「もうやるしかない」と呟く先輩に何をですか?!と言いたい所を(以下同文)
    そして冷えた空気でより一層の美しさに輝く神戸の夜景を悲しみを背負った2人で眺めた後に帰宅。先輩はおやすみされてしまいました。

    そんなこんなで今年も隙を見ては読書に勤しもうと思っております。
    ちなみにアイコンですが、年末に友人から「ユキの2023年の総括を現した写真」と送られてきたもので、私が立ったまま寝落ちしそうになっている所を盗み撮りされたものです。
    髪のボサボサ感が良い感じに寝不足を現していますが、私の2023年とは一体…。

    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。

      この本、ココに出会う前に読みました。
      ん。
      (1)ということは、この本はシリーズです...
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。

      この本、ココに出会う前に読みました。
      ん。
      (1)ということは、この本はシリーズですか?
      2024/12/27
    • yukimisakeさん
      きたごやさん、読まれてたんですか!いやそれが、特に続編とかないみたいで、この1が謎なんですよねー
      きたごやさん、読まれてたんですか!いやそれが、特に続編とかないみたいで、この1が謎なんですよねー
      2024/12/27
    • きたごやたろうさん
      謎なんですね笑!
      私はおもしろかったので、続編があるのなら読みたかったのですが…。
      でも謎の(1)で、完結した感じだったので
      ⁇でした...
      謎なんですね笑!
      私はおもしろかったので、続編があるのなら読みたかったのですが…。
      でも謎の(1)で、完結した感じだったので
      ⁇でした。
      2024/12/27
  • 怖いっ 知的で誰からも好かれる美少女と幼馴染の少年が繰り広げる、愛と殺戮の物語。【レビューネタバレ有】

    なかなか強烈な作品でした。なにより美少女 景と宮嶺君の関係性が本作の魅力です。幼稚で危うく、優しいけど厳しく、そして恐ろしい…

    ストーリーは結構無理ある設定だなとも思いましたが、外国では似たサービスがあったんですね。かつての教祖様をあがめる新興宗教も、一つ間違えばこんなこともあり得たのかもしれません。

    読了後は、作者の思惑どおりにやられました。景は宮嶺を愛していたか、いなかったか… 自分なりに振り返って思いを巡らせてみました。

    愛情はなかった。

    すべては最初から仕組まれたもので、一番近くで宮嶺を利用していたと思うとしっくりきます。なぜなら、そのほうが猟奇殺人の犯人として"美しい"からです。そして景は宮嶺に対して、何一つ自分を犠牲にすることはなかった。結局は自分の物語が一番大切だったのです。

    東野圭吾のとある名作に似ていると思いました。ただあちらには確実に愛がありますが、本作にはおそらく愛はない。洗脳とは恐ろしい、宮嶺よ、速く目を覚ましてくれよ。

    普段イヤミスを読んでもそんなに心に刺さらないのですが、本作は少年の心を切り裂いている表現が猛烈すぎで、自分にはかなりしんどかったです。
    でも、そこがミステリーの面白さなんですけどねっ!

  • 心を翻弄された一冊。

    斜線堂さん二作品目。
    完全に心持っていかれたな。

    誰からも好かれる僕の大切な美少女は化物?
    そんな一抹の不安を抱きながらも彼女のヒーローであり続けたい僕。
    小学生でヒーローを決意し「君が地獄に堕ちても僕は君が好きだ」こんな照れるセリフを小学生から高校生へと成長する世界に存分に盛り込み淡いピンクに色づかせながらも容赦なくぶちこんでいく衝撃。

    巧いというか、やられたというか…。

    これはどう思ったら良いの?どっち⁇

    最後の最後まで斜線堂さんて読み手の心を翻弄する…もう、良い意味でズルい。

    • まことさん
      くるたんさん♪こんにちは!

      先ほど「15秒後」検索してみました。
      そしたら、なんか凄いマニアックな
      レビューなども出てきて面白かっ...
      くるたんさん♪こんにちは!

      先ほど「15秒後」検索してみました。
      そしたら、なんか凄いマニアックな
      レビューなども出てきて面白かったです。
      情報ありがとうございます♪
      斜線堂有紀さんはあと2冊積んでいます。
      1冊はくるたんさんのレビューから拝借したものです。
      図書館本がない時読もうと思っていてとても楽しみです♡
      2021/08/09
    • くるたんさん
      まことさん♪こんにちは♪

      うんうん、いろいろな解釈がありますよね。

      斜線堂さんは私は2冊しか読んでいないけどちょっと気になる作家さんにな...
      まことさん♪こんにちは♪

      うんうん、いろいろな解釈がありますよね。

      斜線堂さんは私は2冊しか読んでいないけどちょっと気になる作家さんになりました♡
      楽しんでくださいね¨̮♡
      2021/08/09
  • 主人公である宮嶺望は小学校の転校をきっかけに
    天才的に人を惹き付ける人気者の寄河景に出会い、
    様々な面で助けられる。

    2人も高校生になった頃、プレイすると死ぬゲーム
    「ブルーモルフォ」が都市伝説として話題になる。
    時を同じくして若者の自殺も増加していた。

    「ブルーモルフォ」はあくまでも
    都市伝説と思われていたが、
    150人以上を巻き込む自殺教唆ゲームであり、
    その首謀者こそが寄河景だった。

    考察のしがいがあるラストで
    読む人によって印象が異なりそう。

  • あまり期待してなかったけど、読みはじめたら続きが気になり一気読み。"○○に至る病"系の本は片っ端から読んでますが、確かに恋と言われれば、恋なのかも…(かなり不器用な恋)。
    消しゴムのくだりも、おまじないのジンクスだよなと思う。(好きな人の消しゴムを半分貰う)

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    寄河景(よすがけい)という異形染みた美貌をもつ少女が自分の存在を感染させていく。
    彼女のまわりでは争いごとは起きず、平穏で意見もまとまったクラスが通常…だと思っている。

    美貌のおかげで周りを自然に懐柔している。
    見た目から無条件にみんなが景を好きになり、従ってしまっている事に気づいていない。

    人生をゲームのように正しく進めていて、(しかも楽ゲー)新なミッションとしてやってきた異物(転校生の宮嶺)も懐柔できるか…が始まりだったと思う。

    誰もが自分が手を差し出せば受け入れるのに、
    宮嶺だけは極限時に拒絶をした。
    受け入れてくれないなら、彼を取り巻く人間を変えよう(浄化させよう)と変貌していくさまが、ある意味恋でもあり猟奇的。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    ●映像もあるとの事で見てみましたが、
    ちょっとB級だったかな。シナリオのコンセプトが違うように思う。(映画では表現が優しい分、ありきたりになっていて猟奇性に欠ける)

    小説は小5~高校生までの長い期間。
    映画は高校生からスタート。
    尺的に難しいけど、意味合いが全然違うよな~。

    また"寄河景"に関して、
    小説は異形染みた美貌
    映画は素朴な美人くらい
    再現性は難しいからアニメーションにした方があっているような気もする。

    小説の表紙、イルミネーションをバッグに主人公が景を本物の化け物なのだと確信するシーン。
    まぁ、映画ではカットされてました。
    あのクオリティでは再現できないよな…。

  • あとがき曰く、「誰一人として愛さなかった化物か、ただ一人だけは愛した化け物か」のミステリー。
    (2022.2.18 内容変更)

    最後の4行から、宮嶺との始まりを態と作ったのは景なのかなと漠然と思った。いじめのきっかけを始めて、宮嶺の心をどん底まで突き落として、そこで手を差し伸べて洗脳状態にしたのかと。
    でもそれは入見の言った通りで、宮嶺が「何かあった」と信じさせることではない気がして、しっくり来なかった。
    何度か読み返して、他の人の考察も読んで、消しゴムの意味は「おまじない」だったのかなと思った。
    好きな人からもらえると、思いがかなうおまじない。
    景は消しゴムをポケットにいれて肌身離さず持っていた。いじめのきっかけにしただけなら、そんなことする必要はない。
    ずっと宮嶺が「特別」で「愛してた」んだと思う。
    だから、宮嶺が虐められたことが許せなくて、消えない「炎」が生まれて、ブルーモルフォが生まれた。景はそれをも利用して、宮嶺を自分に縛りつけようとしたのかな。それは身代わりにするつもりではなく、自分から離れていかないように。宮嶺の好きという気持ちに罪悪感を上塗りして、ヒーローという肩書きで囲った。
    ブルーモルフォを終わらせる時は景自身が死ぬ時で、善名さんに殺されることも折り込み済みだったのかもしれない。彼女がナイフを持ってるのがなんだか唐突だったので。。。
    勿論、全ての罪を宮嶺が被ることも。
    入見が宮嶺に説いた話こそ、景が宮嶺に用意した「物語」。利用されていただけなんだという物語。
    だけど宮嶺は消しゴムの意味に気付いてしまった。
    だから、景の用意した物語にも揺るがず、地獄で合うことを選んだ。
    そういう風に思えて仕方ない。


    宮嶺は何度も「綺麗な顔」と描写されていた。
    景と、「お似合い」だとも。
    コミュ力が低かっただけで、容姿は良く、磨けば光るタイプだったのではないかな。
    景は(自分で意図したにせよ)目を怪我した時の宮嶺の「綺麗だよ」の言葉で恋に落ちたんだと思う。そこから、もう彼を手放したくなくなった。
    それもブルーモルフォに巻き込んだ一因のようだと思う。外堀から埋めて埋めて、本丸をもらう。
    修学旅行でのアイスのように。

    歪んだ愛の物語、とっても面白かった。
    願わくば、地獄でもいいから、2人でイチャついていて欲しい。
    柄になく自分の解釈を長々と書き込んでしまいました。

全352件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。楽園とは探偵の不在なり』『恋に至る病』『コールミー・バイ・ノーネーム』ほか著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション wiz』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斜線堂有紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×