本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049133301
作品紹介・あらすじ
幾度となく命の危険に遭いながらも、雫のひたむきな前向き思考と魔法士エリクの機転によって切り抜けてきた長い旅路。カンデラ城での禁呪事件を経た後も、行く先々で何故か騒動に巻き込まれながら、遂に二人は当初の目的地であった魔法大国ファルサスへと到着する。
日本帰還への糸口を求めて、ファルサス王ラルスとの謁見が実現するが……。
「──立ち去るがよい、外部者よ」
雫の存在を“ありえない異質”と断じ、冷徹な意志を持って王剣を突きつけるラルス。処断を逃れるため、自分が人間であることを証明するために雫が取った行動とは。そしてファルサス城の中で知ることになる、エリクの過去とは。
やがて解明されていく世界の謎。異なる世界の言語を教え合う中で少しずつ降り積もっていった違和感は、衝撃的な事実として雫たちの前に立ち現れる。
感想・レビュー・書評
-
面白かった!1巻で禁呪がらみのどさくさで、不明な転移陣で東海岸から西海岸へ飛ばされた雫とエリク。本作でエリクの過去やら、雫の立ち位置やら色々と判明することもあり、わからんままのこともあり。異世界の設定、特に言語の設定が非常に面白い(そこらへんがキモになってくるんだが)。ファルサスでは当代のアカーシアの王とティナーシャを思い出させる妹。ティナーシャといえば、最初にすこし絡む亡国の王女リースヒェンとオスカー、挿絵のオスカーが肩にドラゴンをのせてるのが非常に気になる。ラストも気になる終わり方なので、次巻早く読みたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示