幼なじみが絶対に負けないラブコメ5 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 296
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049133714

作品紹介・あらすじ

丸末晴ファンクラブ爆誕!? お、俺にこんなに隠れファンがいたとは……! 可愛い女子たちが押し寄せてくる――これがハーレム主人公の日常かぁあああ!!
 思えば、黒羽は最強幼なじみで、白草と真理愛も誰もが羨むハイスペック女子。この3人と仲良くできるだけで幸せというもの……。しかし! ファンクラブの女子は何かいろいろさせてくれるかもしれないわけで……ど、どうすれば……。
 末晴に女子ファンが押し寄せる緊急事態に、黒羽、白草、真理愛の3人で、まさかのヒロインズ共同戦線が成立!? 彼女たちにもファンクラブが誕生し、もはや収拾不能のヒロインレース第5弾!

感想・レビュー・書評

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  • 【電子】ファンクラブの存在を知って調子に乗る末晴と、敵愾心を燃やす三名の幼なじみたち。さらにヒロインズたちのファンクラブまで誕生したことから大騒動に発展し…。今回は幼なじみたちによるヒロインレースではなく、群青同盟周辺の人物たちによるサイドストーリー的な展開がメインでした。その中でキーパーソンである黒羽の妹・茜と副会長・橙花の活躍が良かった。この二人も魅力的なヒロインですね。珍しく哲彦一人負けの今回ですが、次の展開には彼も重要な役割を果たしそう。続きが大いに気になります。

  • 人間関係を勝ち負けに感じる生き方。
    あそことあそこは引き分けで、
    私とあいつは何勝何敗。
    それで判断されてしまう人間関係。
    無意識のうちに誰もがしているのかもしれないけど、
    なんか残念な気持ちになってしまうのは何故なんだろうね。

    しっかりそのことにツッコミを入れてくれるキャラクタがいてくれる。
    良いや悪いで突っ込むのではなく、
    感じた事実を淡々と突っ込むんですけどね。
    誰が、いつ、誰に、どうやって突っ込むのか。
    読んでいる私。
    登場している彼ら。
    ヒロインたちがあれこれとやっている横で、
    こんな物語が起きているのが良いです。

  • 安定の面白さ、読みやすさでした。
    アニメ化も決まり今後が楽しみな作品です。
    末晴の表面上は軽く見えるところも、実は一番身近な3人のことを大事に思っているところが見えてよかったです。

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著者プロフィール

2011年に『ギフテッド』で電撃文庫デビュー。他作品として『女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました』シリーズがある。

「2023年 『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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