神様の御用人9 (9) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2020年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (354ページ) / ISBN・EAN: 9784049135299

作品紹介・あらすじ

 御用にバイトにと日々忙しく全国を飛び回る良彦と黄金。そんな良彦の元に、バイト先の清掃会社から正社員の打診があった。年齢を考えると、正社員にはなりたい。でもそうなったら、御用人の仕事に支障が出ると悩む良彦。
 一方、日本各地で頻発する地震に黄金は何やら考え込んでいた。そしてある日「気になることがある」と言い残して行方不明になってしまう。
 謎に包まれた黄金の過去とは。全てが解き明かされ、物語はクライマックスへ――!

感想・レビュー・書評

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  • 黄金が・・・推しが・・・喰われちった・・・。

  • そこそこ面白かったんですが、この巻、、つづくです。うう、終わってなくてモヤモヤ。しかも、黄金がほぼ出てこなくてモヤモヤ。今回御用はなく、黄金と黄金の兄弟について語られます。アテルイにいれこみすぎた黒龍、、闇と悲しみが深すぎて、引きずられて凹みます。黒龍から黄金(金龍)奪還し、起こそうとしている『大建て替え』を阻止するべくがんばる良彦。10巻は<黄金編>完結らしい、3月25日発売で号泣必至らしい。黄金編が完結するだけで御用人シリーズが完結してしまわない?してしまう?よくわからんが、ドキドキする。

  • 感想
    いつもと違って、神様の昔話の前振りが結構長かった。

    西の金龍が黄金だったよは?そんなに偉かったの!?

    黄金を救う話から、日本を救う話へと大掛かりになってきた。9巻まできても相変わらず神様の呼び名はスッと入ってこないなぁ。

    あらすじ
    良彦は清掃会社から正社員として誘われるが、御用に使える時間が減ることに悩んでいた。そんな中、はぐれ狐のお供え物荒らしと、地震が頻繁に発生する問題が起こる。

    黄金はそれが、東の土地を収めていた黒龍の仕業だと分かっていた。黒龍は蝦夷に肩入れして、大和の国が東へ領土を拡大したことに腹を立てていた。一方、黄金は元は金龍として西の土地を収めていた。黒龍を止めに行ったが、黒龍に喰われてしまう。黒龍は蝦夷の世にすべく大建て替えと呼ばれる天変地異を起こし、人間の数を減らそうとしていた。

    良彦は黄金が喰われたことを大国主神より聞き、色々な神と合って、黄金を救える手立てがないか探るが、神のことに人間が口を挟むなと拒否される。良彦は、黒龍に直接会いに塩釜まで行くが、黒龍に傷つけられて意識を失う。続く。

  •  萩原良彦(はぎわらよしひこ),25歳。清掃会社でアルバイトをするフリーター。
     縁あって神様からの御用を聞く御用人となり,アルバイトの合間に神様の御用を承っている。日頃からの勤務態度が認められ,清掃会社からの正社員登用を打診されているが,御用に差し支えがあるのではないかと迷っている。
     良彦の家に居候する方位神の黄金(こがね)は黄金色の毛をした狐神。良彦には厳しいが,甘いものには目がない。
     日本の各地で頻発する地震に,思うところがあるのか考え込んでいた。
     そして,そのまま姿を消してしまった。

     『国之常立神(くにのとこたちのかみ)』の眷属である黒と金の鱗をもつ龍。
     六度目かの『大建て替え』のあとに,龍は日の本の大地を守護するため,二柱に別れ東と西に遣わされた。東には黒い鱗を持つ黒龍。西には金の鱗を持つ金龍。
     本来,人々の営みを見守るだけであるはずだった黒龍は,あるとき落石で亡くなった母親に成り代わって,その息子を育て始めた。『人を育む母性とは何なのか』それを知りたかった……。

     ここに出てくる『黒龍』,別名『荒脛巾神(あらはばきのかみ)』古事記には出てこない民間信仰の神。この話では蝦夷(えみし)が祀る神として登場してきていますが,製鉄の神,賽の神など,様々な言い伝えがあるそう。
     
     日本の各所で起こる地震。天変地異,様々な争いなどで現代に生きる人々を滅ぼし,再び『大建て替え』をするのか。

     「神様の御用人」シリーズで,ここまで登場してきた『建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)』『大地主神(おおとこぬしのかみ)』『大国主命(おおくにぬしのかみ)』などなど,幾多もの神々が登場。
     『大建て替え』で現代の日本は滅びてしまうのか?
     いやあ,ハラハラドキドキです。

     くろのくろさんの表紙,今回はこの巻の内容を象徴するよう。
     非常に美しいけれど,半分透けているようにも感じる儚げな黄金。
     ただ,一筋の光。

  • 人と神との関わり。

    何が正しくて、何が間違っていたのか?

    次巻、最終巻が待ち遠しい。

  • 大好きな作品。1〜8までは面白おかしく読んでいたものの、本作は一変!えっ?えっ?という感じ。そうだったんだ、黄金って実は。。。、しかも10で完了するんだ。ただ、今回は良彦と黄金の会話が異常に少ないです。(内容からして当然なのですが) あらためてこのやりとりが本作品の面白さの多くを占めていたんだと思った次第です。

  •  神様の御用人のお話も、とうとう最後になってしまいました。9巻と10巻は、1つのお話です。
     御用人、良彦と常に行動を共にしていた、狐神、黄金にも、失っていた過去があり、それは、悲しく辛いものでした。黄金は元々、金龍と呼ばれ、恐れられていた神であり、元は、黒龍という兄弟と、一つの存在だったこと。その黒龍もまた、悲しく、辛い過去と、向き合わなくてはならなかったこと。そこから起こる、人間への憎しみ。
     9巻では、黒龍に取り込まれた、黄金を助けるため.そして、大建て替え(人間を滅ぼすこと)をやめさせる為に、良彦は、直接、黒龍に会いに行きますが、瀕死の重傷を負ってしまいます。その良彦を看病したのが、今まで御用を聞いてきた神様や、その子供達等。神様達の良彦を思う気持ちに心が動かされました。今まで、良彦が、御用を叶えるために、神様達に寄り添って、正面から真剣に向き合い、諦めずに行動したことが、神様の心の奥深くまで、通じていたのだと思いました。神様は、1人の人間を、えこひいきしてはいけないのに…。
     10巻は、この神様でもどうにもならない問題に、もう一度、良彦が立ち向かいます。どのように対処するのか楽しみです。

  • 今までの良彦とモフモフ黄金様とのやり取りとは雰囲気がまったく違ってて、今回は重たい内容。
    黄金様にもこんな過去があったんだ…。
    つづく、で終わってしまった。で?で?
    次回最終巻。早く読みたいような、終わってしまうのがもったいないような。でももふもふ黄金様の安否が心配。
    早く次巻を読もう!!

  • 最終巻に向けての序章でした。

  • 黄金編。東の黒龍と西の金龍それぞれの思い出と、現在で起ころうとする大建て替え。黒龍の思い出も金龍の思い出もウルウル。シリーズに登場してきた神様たちも嬉しいけど、黄金はどうなるの?! 良彦は?! そして続きは完結の10巻へ。

  • 2020年12月メディアワークス文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。二体の龍、過ち、嘆きの空、の3つの連作短編というか、長編仕立て。この世の危機とでもいうようなお話で、どうなっちゃうんだろうと、ドキドキです。次は、最終巻とか裏表紙に書いてあって、「えーっ」となりました。

  • これまでのほんわかした空気感が変わり、神が見えないことがあったり、相棒がピンチになったのに助けてあげられなかったり、神様に相手にされなかったり。
    天眼の力が特別なことが良くわかる本巻。そして御用人の力の限界。次の巻でどうすくい上げて、どうまとまるのか、楽しみです。次はドラマ付きのが出るんですね~。モフモフの声聞いてみたい。頭の中ではかなりにゃんこ先生に変換されてるけどね。

  •  御用にバイトにと日々忙しく全国を飛び回る良彦と黄金。そんな良彦の元に、バイト先の清掃会社から正社員の打診があった。年齢を考えると、正社員にはなりたい。でもそうなったら、御用人の仕事に支障が出ると悩む良彦。
     一方、日本各地で頻発する地震に黄金は何やら考え込んでいた。そしてある日「気になることがある」と言い残して行方不明になってしまう。
     謎に包まれた黄金の過去とは。全てが解き明かされ、物語はクライマックスへ――!

  • 2021/8/22
    前半特にきつかった。
    そもそも武将のような人が戦う話苦手なのよ。
    名前が覚えられず関わりや思惑もわからず何が何だかわからない。
    良彦のパートはまだ理解して読めるけどそこも重苦しく癒しのもふもふギャグも不在。
    ほんでこれまだ前編か~後編もあるのか~
    えー?こないだまで笑えて泣けるほのぼの話だったじゃない?
    急にシリアスに振れるの海外ドラマのシーズン最終回のようで戸惑うわ。
    求めてんのそれじゃないんですけど?って言いたくなる。
    8読んだのもだいぶん前でもしかしたらネタフリしてたかもやけどさ。
    10は義務感で読みますよ。
    でもそれを越えてくる感動、お願いしますよ。

  • 冒頭から古代の物語。
    かつては一体だった黒龍と金龍。
    やがて黒龍は東北へ赴き、金龍は西に残る。
    そしていつもの何気ない朝の日常から黄金は姿を消し、良彦は消えた黄金のために神々との約束もものともせずに黒龍のもとへ行きますが、そう簡単にはいきません。
    珍しく次巻へと続く内容と今までになく重々しい始まりに、この日ノ本でなぜ人は生かされているのか、何度も災害が起こりながら復活してきたのかを考えさせられます。

  • 前回は何やら黄金の様子がおかしいと思っていたら、そういうことだったのか。その正体はかなりショック。甘いものに目がない、ただのモフモフでいて欲しかったと願うのは、良彦だけではないはず。
    蝦夷の神であったアラハバキ神と、東征した坂上田村麻呂(神様になってる)の間にもただならぬ関係がありそう。
    行方のわからなくなった黄金を救うべく、良彦が動き始める。それを知って、穂乃香ちゃんも・・・。


  • 黄金様の過去が明かされる
    神様だって性格は異なって、神様にだって過去はあって
    正しいと思ってた事は、時に後悔へと捕らわるる
    人間からしたら昔むかしの事だとしても、神様にとってはついこの間のようなものだから、より思いは強くなるのだろう
    大切なモノがあれば、それは大きな枷にもなる
    迷って足掻いて後悔して
    黄金様も兄弟龍の神様も、どうか悔やまず良い未来にと願わずにいられない
    今巻はモフモフ成分少なめ…

  • もふもふが大変!(>o<")っていうか、日本が大変な事に…((((;゜Д゜)))黄金の真の姿も分かってハラハラドキドキの展開(・・;)どうなる、どうする御用人

  • 黄金の正体バレと行方不明の展開が思いの外早くてびっくりした。
    これまでのシリーズ冒頭にあった「鱗」描写の謎がようやっと解けて少し納得。
    展開はそれどころではないけれども。

    最初は何か別の壮大な歴史ものが始まったのかと思うほど、良彦たち現代組の出番がなくて、それでも驚く。
    以前から神々たちの過去話は濃厚ではあったけれど、今回はスケールが違う。
    スケールが大きいこともそうだが、黄金と対になる存在の過去話も入るので、過去話そのものにも時間軸のずれが生じるため、時系列が少々分かり辛いことも。
    それだけ複雑な展開となっている。

    黄金の行方不明から事態はより複雑なことになり、未だかつてないレベルの大きさの物語になっている。
    しかもこの9巻だけでは解決しないと来た。
    寧ろ良彦的には最悪な状況に追い込まれる羽目に。
    これでどう収拾させるのだろうと心配になった。
    10巻出てから読んで本当によかったと思う。
    この状態で10巻へ続くと待たされた日にゃ、精神的不安がマックスになっていた気がする。

  • 9巻が出るまでずいぶん間があったような。
    黄金の正体がなるほどー、うまくできるな。
    神話の現世の地続きの感じが読みやすくて良い
    神が人の世に興味を持ち、葛藤しながらも一線を引こうとしていた様が目に浮かぶよう。
    神々の怒りでこの地が一掃されるのならと想像すると
    なんだかすぐにも、神社に行きたくなってしまった。
    そしていいところで終わるなー
    早く続きを読もう。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。

「2023年 『神様の御用人 継いでゆく者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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