今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私 (2) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2021年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784049136333

作品紹介・あらすじ

大作家の住み込み家政婦となった私。それは思いもしない安らかな日々を与えてくれた。けれどその生活は突然終わりを告げる。若い女性が弟子入り志願してきたのだ。
彼女はたちまち先生の心を掴んでしまう。居場所を失ったかのように感じる私には、見合い話が持ち込まれ……。
すれ違う想い。誰にとって何が幸せか。こんがらがる、それぞれの想いの結末は?
心が淀んだときは家事をしよう──それは自分を変える魔法の時間。なにげない毎日が奇跡になる物語、再び。

みんなの感想まとめ

心を見せない小説家と自分がわからない私の続編では、住み込み家政婦としての生活が続く中で、突然現れた若い女性が物語に新たな波乱をもたらします。彼女の登場によって、主人公の涼子は心の安定を揺さぶられ、様々...

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に読んだ「今日は心のおそうじ日和」の続編。住み込み家政婦になってから1年経ってのお話。

    先生のもとに押しかけてきた弟子入り希望の若い女性が家の中を引っ掻き回し、涼子さんにはお見合い話、美空は美空で担任とトラブル…、掃除することで嫌なことを吹っ切っていく涼子さんの手際には相変わらず感心するが、ずっとモヤモヤの展開が続く。
    ペースを乱され、大事にしていたものを壊されてもじっと我慢だが、いかに住み込みの家政婦だとしてももう少しバシッと言って欲しいよね。相変わらず内省するばかりの涼子さんにちょっとイライラ。
    それでストレス溜めてお見合いに走ったり子どもの様子に気が付けなかったり、先生は分かっていたらしく最後は佳い話風にまとめられたけれど、それを聞いてもあまりスッキリしなかった。

    先生も涼子さんも年齢や立場を考えると踏み出せないのは分かるけど、いつまでも「心を見せない小説家と自分がわからない私」では、付き合いきれないなあ。

  • おそうじ日和のパート2。

    大作家の住み込み家政婦として勤めて一年が経つ頃、先生と涼子、美空の緩やかな生活の中に突如として小説家志望の若い女性が現れる。

    弟子は、取らないという先生だったが、この謎の女性は巧みにスッと入り込み居座り、家の中を引っ掻き回し、涼子の心を攪拌し、翻弄させるという悪女。

    どうやら先生も編集の川谷さんも彼女に何かしら不穏な空気を感じているのだが…。

    涼子にお見合い話しもあり、美空は、学校でトラブルを抱えているようで…。
    さまざまなことが、押し寄せてきてどう解決するのかと気を揉む内容。

    けっこうなモヤモヤ感が続き、このピンチをどうするのか、と家事能力よりも私的な事柄が気になった2話だった。

    そういう意味でサブタイトルは、「心を見せない小説家と自分がわからない私」なんだと納得。

  • 続編があれば読んでみたい…と書いた昨日。
    返却期限当日に読み終えた前作を滑り込みで返却したところ、書架で今作を発見!
    えぇ!?続編ありますやん!
    もう迷いなく借り、速攻で読み終えてしまった。
    それぞれの心の内を想像しながら、ああいうことかな?こういうことかな?と推測する時間も楽しませてもらった。
    学校のお掃除、具体的にどんな風に進むんだろう?是非とも第三弾を早く読みたくてたまらない。
    前作よりも今作の方がワクワクと入り込み度合いが深くなり満たされた読書体験ができた。

  • 前作も面白かったので読みました。先ずは読みやすいです。そして、家事について考えることができます。私は心が洗われるような気がしました。

    3児の父親で仕事もバリバリやってますが、忙しい時こそ掃除や家事などする事が大事だと思っています。やった方が家庭も仕事も上手くいきますね。

    さて明日は台風なので掃除をして心を落ち着かせますw

  • 安定した状態をかき回すキャラが登場するので、中盤までは本当にやきもきします。最後は本作らしい落ち方でした。

  • シリーズ2作目。
    んー、モヤモヤしたまま終わった感じ。
    しかしこの偽弟子さんは、中々非常識な気がして…お姉さんのことがあるからといって…

  • 前作が面白かったので、続けて2も読みました。
    自分でもびっくりするくらい引き込まれノンストップで読了しました。
    涼子の感情の揺れに、同じようにハラハラしたり心配したり。とても面白かったです!
    家事をしたくなります。

    ⭐︎子供が外の世界へ出ていく手助けをするのは、大人の役割

  • 先生と主人公と娘の美空の穏やかな毎日が、弟子志願の女性に生活を荒らされ主人公もイライラ。弟子志願の女性も女性ながらの意地悪をしてきて読んでるこちらもイライラ笑。ラストは穏やかで良かったです。

  • 前作があまりにも面白かったので間髪入れずに。しかしこの先は蔵書になかった…めちゃくちゃ気になる終わり方してますやん!!

    まさかの展開。まさかこっち系にいくとは思わんかった。そういえば著者はきゅんとする恋愛エピソードも強いんやった…不覚…笑

    ただ今回は読んでてイラッとしたというか、敢えて人を苛つかせる言い方ができる(書ける)のってすごいなと思ったし、こういう技はわたしも(日常に)使いたいと思った(意地悪やな?!)。いやなんちゅうか、やっぱり語彙力というかものの言い方や言葉は知ってて使いこなせて損はないな。著者すごい。

  • お掃除で、心の中で思う色々なことを解決していくのは面白いな。掃除は修行なのかもしれない。
    そして、いつも縁側で美味しそうなお酒飲むシーンが好き。続編あるのかな。

  • 山丘先生の家に弟子志望という若い女性が転がりこんでくるが、この結菜という女、涼子を陥れようとしているのが最初から見え見えで、おそらく山丘もそれをわかっている様子。中盤までじれったい展開が続く。
    正体がわかってからはあっけないもの。彼女の行動は常軌を逸していたが、その拝啓にある苦しみは山丘の境遇と共通していた、というところは上手い落としどころではあったと思う。

  • うわあマジか。ここで終わりか。
    やっぱり「永年雇用は可能でしょうか?」がチラついて先生と涼子さんとの恋愛展開が気になってしょうがない。

    結菜さんの正体は明かされたけど、でもなんで涼子さんにウザ絡みしてたの?
    そこが分かんない。
    先生を陥れたいなら涼子さん関係なくない?
    わざとらしくお皿割ったり家事の邪魔をするより、先生にアプローチした方が良くない?

  • 結菜さん。彼女のした事は決して許される事ではないけれど、大切な人の死を乗り越えるのは、とても難しく時間がかかりますよね。ましてや、人を憎みながら生きていくのは本当にしんどい。人の心もおそうじでピカピカに出来たらいいのに。

    それにしても美空が感性豊か、そしていい子すぎて心配になります…。やっと少しずつ本当の美空が出せるのかな?あ"ぁ〜担任許せない!!!先生と涼子の関係もどうなるのか…。続きが気になります!

  • 作家の先生のところに住み込みで家事をする事になったが、そこに謎の若い女性が現れて、様々な問題が起きる事になる。見合い話も出て、見合いしたが結婚する迄には至らない。情が湧いて来て、先生の事が段々と好きになって行くような所で終わってしまう。続編出るのかなー?楽しみに待っています。

  • シリーズ2作目。
    相変わらず自信の無いうじうじ涼子さん。
    元夫とのやりとりの場面とか、結菜さんとの直接対決?の場面だとか。
    もっとバシっと言い返して欲しい場面はヤキモキします。
    が、私も言い返せないタイプなのでそういったモヤモヤをお掃除にぶつけられる涼子さんを少し見習ってます(笑)

    このシリーズを読み始めて、めんどくさーいって思ってたお掃除をこまめにいい気持ちで取り組めるようにはなってる気がします♪

    担任問題、バシっと決めてくれることを楽しみにしてます♪

  • 途中ヤキモキとし長く感じた。
    続きはいつになるのかな、楽しみです。

  • うむ。前半は少しストレスだったが。

  • せっかくの成田さんの作品なのに、主人公の性格とうじうじした展開に終始イライラした。

  • 物語にスパイスをくれるヒール役登場!

    大作家宅の住み込み家政婦も落ち着いてきた最中、
    突然若い女性が弟子入りしたいとやって来た。
    これは、荒れる予感。
    そして、自身の再婚話しに、10歳1人娘の変化‥
    平穏な日々は訪れるのか⁈

  • 黄色い声が、邪魔をした。

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著者プロフィール

1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

「2023年 『月はまた昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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